知らないタイを歩いてみたい!

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ホームステイ (8)村の原風景

2021-02-14 05:29:35 | シーサケット
 朝、オンドリの鳴き声がおぼろげに聞こえて「ああ、田舎に来てるなあ」という懐かしさに目が覚める。村を歩きたい。特にもう一度昨日の桃源郷のワンシオ川の情景を見てみたいと思った。

世話をしてくれた3人とHさんとで家を出て川へ向かう。
午前5時45分
家を出て朝の静寂な道を歩く。すがすがしい何ものでもない。
朝霧の中道で鶏が朝をついばんでいる。長閑なもんだ。
機織り機が軒下で物干し代わりになっている。
なんと朝露がおりている。
10分ほどでワンシオ川が見えてきた。東側から朝陽が登りつつある。
やはり川、水、夕日、朝陽は絶好のコスモスを生み出してくれる。このデア、ウムイム、クワンを見ていると都会の娘のように自撮りをしたり手持ちぶたさになったりはしない。自分たちが育った川や野や田など自然の中でどういう風に遊んだのか、記憶や所作がしっかりとDNAに組み込まれている。そして外来者の我々にその豊かさを共有しようとしてくれる。
こんな事をして遊んだのだろう。

養殖場へ餌をやりに行く漁師が舟を走らせる。
記念に写真を。昨日会ったのにすっかり打ち解けて娘のように感じる。
帰る途中で釜を作って何やら火を燃やしている村人に出会った。
塩を精製しているのかと思ったが堅炭造りの用だった。

<牛の世話をする娘>
なにか普通の光景なのだろうが記憶に残ったのはこの瞬間であった。娘が朝早くから牛を野に放つために向こうからやって来たのだ。農業を営む娘なのか、たまたま親の手伝いをしている娘なのか?組み込まれたイサーンの暮らしの中での自然な光景としたら極めて新鮮な発見と映った。








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