高校生達が姿を消したあと、大人組、家族組、子ども組三十名は到着日は一通りの寺院巡り、ショッピング、ランチ、夜カントークデナーなど、チェンマイ観光の洗礼を浴びる。
残った大人や児童の一行は、ドイステープの山へ。門前でさっそく押し売りの嵐に出会う。そのあと、市内の寺院めぐり。ホテルで昼食を取り、サンカンペのショッピングへとチェンマイ定番観光コースと相成りました。
残った大人や児童の一行は、ドイステープの山へ。門前でさっそく押し売りの嵐に出会う。そのあと、市内の寺院めぐり。ホテルで昼食を取り、サンカンペのショッピングへとチェンマイ定番観光コースと相成りました。
夕方、プラザホテルへチェックインし、夜のカントークに備えました。さて、ホテルからパヤップのクン・カントークのレストランまでは車で二十分以上はかかるのですが、そこまで出向くバスがありません。契約は夕方まででチャーターバスを探していたところ、とある高校生のホストファミリーのご主人が「私が送りましょう」と名乗り出てくれました。一台バスをチャーターしてくれたのです。かなりの富裕なお宅と思われますが、やはり青少年の教育や交流との関わりの中ではボランティア精神をお持ちの方がおられるのだと感心。タイ社会も健全ですね。お礼は受け取られませんでした。
8月5日
次の日は、早朝五時より、ムアンマイ市場へ。こんな朝早く起きて庶民の暮らしのど真ん中に駒を進めるのもこの研修の趣旨です。タイには限りませんが、旅の醍醐味は早朝の五時から六時に限りますね。卸市場なので朝は早い。1時か2時には活動するという。辺りは真っ暗である。モノが豊富、モノが安い。ここで買うと卸値なので有名な市場で買うよりさらに安い。どれも十バーツ代の話だ。肉を裁く人、野菜を運ぶ人、荷物を運ぶ小型トラック。朝早く空気は穏やかだが静かな活気が漲っている。
大きな野菜に5バーツとか10バーツとか名札が張ってあります。1,2キロのネギや菜っぱが15円とは。タイは早朝を見れば改めてタイらしさを発見し、またなぜか気が休まる。大分市場の奥まったところの乾物屋にて、胡椒や、味の素、バミーなどを購入する。またこれが安い。すべてが百円単位の話だ。
ぞろぞろ小一時間歩いて、今度は托鉢の僧を見るべし小さなお寺へ行こうということになっている。この頃にはすっかり明るくなりムアンマイ市場の沿道を流れるメーピン川の全容もはっきりとし今日も暑くなりそうだという気配を漂わせていた。托鉢風景を見よう、という趣旨だったがぽつりぽつりとお坊さんは歩いていたが、集団で列を作って、という光景はなかった。やはり「カオ・パンサー」のせいか。訪れたところはワット・ウパクットという何でもない小さなお寺。謂われを聞いたが忘れた。イスラム寺院が隣に聳えていた。托鉢風景は見られなかったが手を合わせることはできた。
その後、ホテルへ帰り朝食とする。ところで今日の交通手段はバン二台である。一台二千バーツで貸し切っている。早朝から夜までだからこんなもんか。ドラーバーや通訳の学生にはホテルで朝食を取らす。
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