@日本人からルーイのお坊さんへの質問
<いつ、どうしてお坊さんになられたのですか>
12歳のときに出家した。1955年からシャミになっていた。そこのお寺で素晴らしい先生に出会ったことが自分が一生僧侶で生きようと決心させた。二度と普通の生活には戻りたくなかった。
<毎日、どんな生活ですか?>
普通は、3時半に起きて、4時から座禅、5時 お経を。6時にはビンタバン(托鉢) 7時半に朝食
9時から 新しい坊さんにお経や仏教、生活を教える。
11時 昼食
13時 新僧侶への教育、教典、お経、座禅、生活を教える
16時 掃除タム・ワット・エーン
17時 水浴び
18時 瞑想 歩きながら 集中力を高める
19時 お経
20時 座禅
22時 鐘をつく 就寝
<お寺に関する年間行事は?> 略
<葬式は?>基本的には日本と一緒。火葬 必要な部分は保存する。お墓はない。
<一番辛かったこと> 座禅、お経、心の葛藤
@1月14日(火)案内人 木村芳郎氏文責
同行者:池田靖氏、木村芳郎氏、ピンケオさん
東北タイのルーイ県からお招きした高僧プラ・スメティー師の京都見学を池田副代表とピンケオさんと木村の3名がサポートすることになった。
今日は、平安神宮、動物園、清水寺を中心に散策する予定である。
午前9時、近鉄大久保駅で落ち合った木村とピンケオさんの2名は、タクシーで城陽市の運動公園近くの宿舎に向かった。宿舎の一室には、高僧と付き人であるピンケオさんの弟が待ちかまえていた。この寒いのに窓は開けたままである。
挨拶は何とか出来るが、日常会話は話せるわけがない。ピンケオさんの存在がなんと大きく見えたことか。神々しいスーパーウーマン?以後粗略には扱いません。
「昨夜はよく休めましたか。不自由なことはありませんでしたか」とピンケオさんの通訳で聞いてみたが、「ディー」だそうだ。女性が付き人通さず直接話しても、何らこだわりもなくお坊さんはニコニコ顔で返答している。*さすが、高僧、できとる。黄色い衣の高僧の腰に、ピンケオさん持参のホカロンを巻き、厚手の靴下をはかせていざ出発である。
タクシーで近鉄大久保駅まで行き、切符を買うのが大変興味深く目が輝いていた。付き人には自分で買うように指導して貴重な体験の押し売りをしておいた。買った切符で改札を通のがまた大変、タイにはバンコクにしか自動改札は無いんだから。山深いルーイや田舎のロイエットから出てきたお二人にはドキドキの初体験であろう。** ホームで電車に乗るとき、オバハンが後ろからぐいぐいと押してきよる。コラッ!お坊さんにさわるなあ。ガードする私をオバハンはグッと睨んでいた。
近鉄東寺駅で下車して池田副代表の車を待つが、渋滞のせいかなかなか来ない。ふと見るとお坊さんの身体が小刻みに震えている。いくらお坊さんでも寒いものは寒いのだ。熱いお茶でもと、自動販売機の前にまで行くと、これまた自動販売機が珍しく付き人の青年は感心していた。
お坊さんは12時までに昼食を終えねばならないので、少々早いが市役所前のゼストへ行く。麺が食べたいとのリクエストに食堂に入り、メニュー見てコレ!なんと天麩羅うどんであった。
食事を済ませて平安神宮へ向かう途中に鴨川を渡った。ユリカモメが舞い川面にはたくさんの鴨が遊んでいる。と、オー、と付き人の目が輝いた。こんなご馳走はイサーンなら一日でいなくなるそうだ。
平安神宮では朱色の鳥居や神社に非常に興味を抱き、ここのお坊さんに会いたい、と言われ困惑した。仕方がないので赤い巫女さんにお願いして記念写真を撮ったが、巫女さんとお坊さんの取り合わせはいいのかなあ。
次は京都の誇る動物園、珍しい動物を見てもらおうと勇んで来たものの「本日休園」。事前の調査ができておらん。
早いが、清水寺へ参拝する。ここでは重い鉄の棒を引き上げるのに、付き人君は真っ赤にして奮闘していた。本堂では、お坊さんは熱心に見学されたが、付き人に自分の写真を撮らせることは忘れない。タイのお寺に帰って話の材料になったり、思い出の記念になったりするのであろう。小雨が降ってきて寒いので早く切り上げることにした。
仕事のあるピンケオさんとは京阪四条の駅で別れ、洛西の池田氏宅へ向かう。彼女のいない車中は、時々噛み合わない会話があるだけで間が持たない。タイの田舎の一人旅で、単語を羅列しているだけの私ではどうにもならん。そのあと洛西高校で会議を終えた木村代表の車で城陽の宿舎まで無事に送り、一日が終わった。それにしても、気さくで気持ちの優しい立派なお坊さんだ。
明日は妙心寺で日本のお坊さんと対話をされるそうだが、十分な成果をあげていただきたいものである。ピンケオさんおつかれさま。タイ語教室のオチコボレを実感した一日であった。
*作成者つぶやき:お坊さんは女性と話すかどうか?別の日に私の携帯で川崎のメイと称する女性に話しかけられてたよ。**自動券売機や改札口での経験はアメリカ等であるのでは。
<いつ、どうしてお坊さんになられたのですか>
12歳のときに出家した。1955年からシャミになっていた。そこのお寺で素晴らしい先生に出会ったことが自分が一生僧侶で生きようと決心させた。二度と普通の生活には戻りたくなかった。
<毎日、どんな生活ですか?>
普通は、3時半に起きて、4時から座禅、5時 お経を。6時にはビンタバン(托鉢) 7時半に朝食
9時から 新しい坊さんにお経や仏教、生活を教える。
11時 昼食
13時 新僧侶への教育、教典、お経、座禅、生活を教える
16時 掃除タム・ワット・エーン
17時 水浴び
18時 瞑想 歩きながら 集中力を高める
19時 お経
20時 座禅
22時 鐘をつく 就寝
<お寺に関する年間行事は?> 略
<葬式は?>基本的には日本と一緒。火葬 必要な部分は保存する。お墓はない。
<一番辛かったこと> 座禅、お経、心の葛藤
@1月14日(火)案内人 木村芳郎氏文責
同行者:池田靖氏、木村芳郎氏、ピンケオさん
東北タイのルーイ県からお招きした高僧プラ・スメティー師の京都見学を池田副代表とピンケオさんと木村の3名がサポートすることになった。
今日は、平安神宮、動物園、清水寺を中心に散策する予定である。
午前9時、近鉄大久保駅で落ち合った木村とピンケオさんの2名は、タクシーで城陽市の運動公園近くの宿舎に向かった。宿舎の一室には、高僧と付き人であるピンケオさんの弟が待ちかまえていた。この寒いのに窓は開けたままである。
挨拶は何とか出来るが、日常会話は話せるわけがない。ピンケオさんの存在がなんと大きく見えたことか。神々しいスーパーウーマン?以後粗略には扱いません。
「昨夜はよく休めましたか。不自由なことはありませんでしたか」とピンケオさんの通訳で聞いてみたが、「ディー」だそうだ。女性が付き人通さず直接話しても、何らこだわりもなくお坊さんはニコニコ顔で返答している。*さすが、高僧、できとる。黄色い衣の高僧の腰に、ピンケオさん持参のホカロンを巻き、厚手の靴下をはかせていざ出発である。
タクシーで近鉄大久保駅まで行き、切符を買うのが大変興味深く目が輝いていた。付き人には自分で買うように指導して貴重な体験の押し売りをしておいた。買った切符で改札を通のがまた大変、タイにはバンコクにしか自動改札は無いんだから。山深いルーイや田舎のロイエットから出てきたお二人にはドキドキの初体験であろう。** ホームで電車に乗るとき、オバハンが後ろからぐいぐいと押してきよる。コラッ!お坊さんにさわるなあ。ガードする私をオバハンはグッと睨んでいた。
近鉄東寺駅で下車して池田副代表の車を待つが、渋滞のせいかなかなか来ない。ふと見るとお坊さんの身体が小刻みに震えている。いくらお坊さんでも寒いものは寒いのだ。熱いお茶でもと、自動販売機の前にまで行くと、これまた自動販売機が珍しく付き人の青年は感心していた。
お坊さんは12時までに昼食を終えねばならないので、少々早いが市役所前のゼストへ行く。麺が食べたいとのリクエストに食堂に入り、メニュー見てコレ!なんと天麩羅うどんであった。
食事を済ませて平安神宮へ向かう途中に鴨川を渡った。ユリカモメが舞い川面にはたくさんの鴨が遊んでいる。と、オー、と付き人の目が輝いた。こんなご馳走はイサーンなら一日でいなくなるそうだ。
平安神宮では朱色の鳥居や神社に非常に興味を抱き、ここのお坊さんに会いたい、と言われ困惑した。仕方がないので赤い巫女さんにお願いして記念写真を撮ったが、巫女さんとお坊さんの取り合わせはいいのかなあ。
次は京都の誇る動物園、珍しい動物を見てもらおうと勇んで来たものの「本日休園」。事前の調査ができておらん。
早いが、清水寺へ参拝する。ここでは重い鉄の棒を引き上げるのに、付き人君は真っ赤にして奮闘していた。本堂では、お坊さんは熱心に見学されたが、付き人に自分の写真を撮らせることは忘れない。タイのお寺に帰って話の材料になったり、思い出の記念になったりするのであろう。小雨が降ってきて寒いので早く切り上げることにした。
仕事のあるピンケオさんとは京阪四条の駅で別れ、洛西の池田氏宅へ向かう。彼女のいない車中は、時々噛み合わない会話があるだけで間が持たない。タイの田舎の一人旅で、単語を羅列しているだけの私ではどうにもならん。そのあと洛西高校で会議を終えた木村代表の車で城陽の宿舎まで無事に送り、一日が終わった。それにしても、気さくで気持ちの優しい立派なお坊さんだ。
明日は妙心寺で日本のお坊さんと対話をされるそうだが、十分な成果をあげていただきたいものである。ピンケオさんおつかれさま。タイ語教室のオチコボレを実感した一日であった。
*作成者つぶやき:お坊さんは女性と話すかどうか?別の日に私の携帯で川崎のメイと称する女性に話しかけられてたよ。**自動券売機や改札口での経験はアメリカ等であるのでは。
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