運命と出会う瞬間

映画・小説・音楽・・なんでもありの気ままな感想

さわやかな10月

2010年10月06日 00時26分58秒 | Weblog
年金事務所に行くように言われて、どこにあるのか管轄を調べたら吉祥寺だった。

目の前は、以前、すんでのところで、司書を受けると子供の学校の帰り時間に一時間ほど間に合わなくなる曜日があるからと、仕事はしないでと反対されてあきらめた,大きな樹のある図書館だった。


皮肉なものだなあ。
あのときに、信じたり譲ったりせずに自分を大事にしていれば、長じてから、もう要らないといわれてもやっていける安心な収入源があって、今になって、ええ!?と驚くようなことを言われたり負担になったりしないですんだのだった・・・って、この図書館をみて思い当たった。
好きな本に囲まれて、好きな町に通っていられたんだろうなあって、
映像の勉強に学校を受けたかったときも、不機嫌に遠慮してやめたけれど、いまでは、あのとき映像のことなど言ってもいなかった彼の方が、映画を作っているという・・・アホやなあと、自分の要領のわるさとお人よしを思うけれど、
でも、あのとき、自分の望みを通すよりも、大事にしたかったんだもの、
彼らが幸せでいるほうが幸せって、私が自分で、そっちを選んだんだもの。。なんにも悔いはない。

これからは、自転車で、ここまでなら時々来たりもできそうじゃないって、楽しみ!って、思いながら、事務所で書類をもらって、図書館の入り口で、開館予定表だけもらってバスに乗った。


何もない・・・これもまた気持ちよく爽やかな自由。
そして、なにがあろうと変わらず自分のベストを尽くす。


秋の空はこんなにきれいだ。


私は私を感謝。

いまこの時に感謝。