レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.2022  日南市北郷にある潮嶽(うしおだけ)神社 (最終) (Photo No.14064)

2017年02月27日 13時23分31秒 | 風景
潮嶽神社の本殿の外壁には、中央の大きな丸を外側の9つの丸が囲む飫肥藩の
藩主を代々務めた伊東家の家紋である「十曜紋(じゅうようもん)が刻まれて
いました。飫肥藩主・伊東祐久が正保期(1644~48)に建てたと言われている
証がちゃんと残っていました。この十曜紋は月と星を表すようですが、伊東家
の家紋は時代とともに変わったようで、最初は「月星九曜」つきにほしくよう
という紋だったそうです。その後、豊臣・徳川時代には、この十曜紋に落ち着
いたようです。ところで皆さんは、自分の家の家紋を知っていますか?。知ら
ない人は、先祖代々のお墓に行けばきっと墓石に刻まれているでしょうから、
ぜひ、確認してみましょう。

【撮影日】2017/02/11 09:25:24.00
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:58mm f/4 1/100秒

今日もまずまずの天気となった日南です。まずまずの天気と言うのは、雲一つ
ない快晴ではなくて、薄い雲が多く春霞がかかっているような、柔らかい日差
しの天気という意味の「まずまず」です。「チョットコーイ、チョットコーイ」
と家の前の酒谷川の向こうからはキジの仲間のコジュケイの鳴き声が聞こえ、
またウグイスの鳴き声も聞こえてきて、まるで春の訪れを告げているように野鳥
達のさえずりが聞こえてきますが、確にまもなく3月ですからね。いよいよ春の
到来ですね。こうして春の訪れを身に染みて感じていると、今年の「冬」はあっ
という間に終わってしまったような気がします。本当に季節の移り変わりが早く
感じるようになりました。これも歳をとってきた証拠なんでしょうね。

昨日の日曜日は、日南市総合運動公園にある体育館でミニバレー大会が開催され
ました。我々が参加した45歳~60歳までのクラスには5チームがエントリーしてい
て、総当たり戦で4試合を戦う事になりますが、試合用のコートは1面しか割り当て
られていないので、9時~14時過ぎまの長丁場の大会となりました。それにしても、
もっと多いチームが参加するのかな?と思っていましたが、ミニバレーはソフトバ
レーと比べると、必ず3回で相手に返す事、男性の前衛からのアタックができない事、
サーブは必ずアンダーサーブ、などが理由で、あまり攻撃性が強いバレーではなく、
大会で優勝争いを楽しむスポーツと言うよりも、年輩の人が仲間と健康的に運動を
楽しむという要素が強く、こうした大会ではエントリー数が少ないようです。5チーム
による総当たり戦の結果ですが、我々のチームは3勝1敗となり、3チームが同じ3勝1敗
で並んだのですが、得失点差で順位決まって、残念がら我々のチームは3位に終わっ
てしまいました。試合が終わって、家に戻ってきてシャワーを浴びたあと、急に疲れ
が出てきてウトウトしてしまい、途中目が覚めた時、時間の感覚と場所の感覚がわか
らなくなって、久しぶりに「あれっ、今どこにいるの?、何時頃?」という不思議な
感覚に見舞わたのです。私の場合、朝、布団の中で目が覚めた時は「布団の中で朝を
迎えた」と言う当たり前の事が理解できているのですが、それ以外の時、例えば電車
の中でつい寝てしまったとか、テレビを見ながら寝てしまったとか、酔っぱらって
つい寝てしまった時以外の素面(シラフ)の時の目覚めの時に、どうもこのような
「あれっ、今どこにいるの?、何時頃?」という不思議な感覚に見舞われるようです。
でも目が覚めて数秒もしないうちに「現実」に戻ることができるので、安心してしま
うのですが、今の自分が存在している場所と時間がわからないという感覚は、一種の
あせりというか、不安というか、また恐怖というか、そんな感覚が脳を支配してしま
うようで、やはりドキッとしてしまいますよね。みなさんもこんな経験をした事があ
ると思いますが、これも歳を重ねてきた証拠なんでしょうかね。


今日のお薦めの焼酎は大隅酒造の「大隅」という焼酎です。大隅酒造さんは平成17年に
設立されたとても新しい焼酎の蔵元です。調べてみると酒井酒造さんのあとを引き継いだ
ようです。早速「大隅」という焼酎を飲んでみましたが、香りもよく、どちらかと言うと
さっぱりと飲み口の焼酎です。黒麹のキレがとても効いています。ぜひとも地元の焼酎を
ずっと残していってほしいですね。

今日のお薦めの曲は因幡晃の「思いで・・・」です。一度聞くと、なぜだか印象に残
ってしまうメロディです。ところでこの「思いで」ですが「思い出」でもなく「想い出」
でもなく、なぜ「思いで・・・」なんでしょうね。もしかしたら「○○な思いで胸がい
っぱい・・・」見たいな、文章の途中の「○○な思いで・・・」という事なのかも知れ
ませんね。曲のタイトルって意外と奥が深いようです。

しめ縄と竹で飾られた潮嶽神社 (Photo No.14063)

2017年02月27日 13時22分56秒 | 風景
しめ縄(注連縄)ってやはり神聖な感じがしますよね。しめ縄は、昔から二つの世界(神の領域
と現世の領域)の端境や結界を表し、場所によっては禁足地の印にもなっていましたよね。
我々がよく目にするのは巨木、山の大岩、泉水、あと海岸の「奇岩」などに飾られているしめ縄
でしょうかね。あれは「神の領域」なのですから気軽に触ったりしてはいけなかったのかもしれ
ませんね。


【撮影日】2017/02/11 09:12:58.00
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/25秒

獅子の彫刻はやはり迫力があります。 (Photo No.14062)

2017年02月27日 13時22分19秒 | 風景
本殿の入り口に向かって左側の柱の上部に彫られている獅子の顔です。ところで獅子とは
ライオンの事だと言われていますが、でももっと似ている動物がいることをご存知でした
か。犬のシーズーです。漢字で書くと「獅子狗」と書くようです。中国にはこんな話もあ
るようです。

【もともと中国にはライオンいませんでしたが、昔からいろんな国との貿易が盛んだった
中国に、本物のライオンの話だけが先に伝わったようで、そんな時にチベットから毛のふ
さふさした小さな犬が中国にやってきました。当時の皇帝はその犬を見て「このたてがみ!
、これが噂の獅子に違いない!」と思って、その犬に獅子(シーズー)と名前をつけた】

確かに神社の獅子の彫り物とか狛犬やお正月に見る獅子舞の顔はライオンと言うよりも
シーズーに近く、特に耳のタレ具合なんかはまさにシーズーの耳と言えますね。


【撮影日】2017/02/11 09:14:32.26
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:92mm f/4 1/15秒

向かって右側の柱の上にある獅子の彫り物は口をあけています。(Photo No.14061)

2017年02月27日 13時21分34秒 | 風景
大きなお寺とかの正門にある金剛力士像(阿吽像)も同じように右側に立つ像は口を
開けていますよね。この口をあけている右側の像が「阿像(あぞう)」で先に紹介した
左側の像が「吽像(うんぞう)」なのですが、歴史的に見て獅子と金剛力士像はどちら
が先だったのでしょうね。

【撮影日】2017/02/11 09:14:48.51
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/4 1/15秒

一番最初に踊られる「鬼神舞」です。 (Photo No.14060)

2017年02月27日 13時20分56秒 | 風景
白色の毛頭面に金色の冠を着け、白色の陣羽織に紫のはかまをはき、手には鬼神棒と
日の丸の扇子を持ってこの「鬼神舞」が踊られます。もちろん踊りだけではなくて
音楽と歌もあって、なかなかに厳かな舞でした。


【撮影日】2017/02/11 11:39:57.71
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:78mm f/4 1/200秒

潮嶽神社で面白いものを発見です。  (Photo No.14059)

2017年02月27日 13時19分32秒 | 風景
奥にある本殿の軒下に大きなスズメバチの巣を見つけました。よく見ると巣が壊されて
上部に穴が開いているでしょう。実はあれはアカショウビンの巣なのです。北郷の山奥
にある神社にまさかアカショウビンの巣があったなんて驚きです。渡り鳥であるアカショ
ウビンは、毎年初夏に南方から渡ってくると、同じ場所に巣を作るようですから、今年は
早速、5月になったらR先輩とここにやってくる事にしましょう。もしかしたらあのアカ
ショウビンのつがいと、可愛い子供の姿が見られるかも知れませんね。このブログを読ん
だ野鳥愛好家の方は、ぜひ内緒ということで!。

【撮影日】2017/02/11 09:26:49.60
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/4 1/50秒

焚火に入れて温めた竹筒の中には芋焼酎が入っていました。 (Photo No.14058)

2017年02月27日 13時19分01秒 | 風景
この日、とても寒くて2箇所で焚火がたかれていたのですが、誰が始めたのか、その
焚火の中に数本の青竹が入れてありました。最初は何の意味があるのかわからなかっ
たのですが、一人の年輩の方が、この温まった青竹を取り出して、やはり同じ青竹で
できたオチョコに焼酎を注いだのです。辺りに芋焼酎の香りが漂ってきて、早速私も
一杯だけいただきましたが、まあ旨かったこと!。青竹で御燗した焼酎は最高でした。

【撮影日】2017/02/11 11:37:24.34
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:28mm f/4 1/30秒