まわりから小さなドヨメキがおこり、水平線の雲の上から太陽が顔を出して
きました。富士山から見るご来光には、いつも「感動」があります。例えば
千葉の九十九里浜から見える日の出にも、もちろん「感動」はあるのですが
富士山からのそれと比べると、異質なものですよね。理由は言うまでもなく
そこに至るまでの「過程」にあります。頑張れば報われるという言葉がある
ように、苦労してここまで登って来ないと見ることができない景色だから
こその「感動」なんですね。これが、多くの人が富士登山を病みつきになる
理由の一つなんでしょう。子どもの頃に、初めて一人で自転車に乗れた時の
喜び、または学校の鉄棒の坂上がりができるようになった喜び、そして水泳
で25mのプールを足をつけずに泳げるようになった喜び・・・、そんな喜び
が大人になるまではたくさんありました。でも大人になってくると、何かを
成し遂げたという喜びは徐々に無くなって来ますよね。登山が好きな人は
きっとそんな子どもの頃に味わった喜びや感動を「山の頂上に登る」という
達成感に変えて、味わっているのかも知れませんね。
【撮影日】2014/07/26 04:48:05.88
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/7.1 1/250秒
今日の東京の朝は、何だかとても爽やかでしたね。駅に向かう通勤路を
今日はいつもと違ってゆっくりと歩きながら空を見上げると、高度の高い
所に涼しげな秋の雲がたくさん浮かんでいました。うろこ雲のような雲
です。顔に当たる風も気持ちが良かったですね。日曜日が猛暑だったので
一気に秋にでもなってしまったかのような気持ち良さでした。急激な気候
の変化には、ややもすると戸惑ってしまいます。これからしばらくは今日
のような天気が続くといいですね。東京では週の後半にかけて雲が多く
なってくるようですが、果たして猛暑が戻ってくるでしょうかね。この
ままでいてほしいですね。
富士山の頂上で、長崎からわざわざやって来た登山者6名と出会いました。
みんな男性で大人3人、中学生1人、高校生記2人の6人のパーティだった
ような気がします。平田君が記念写真のシャッターを頼まれたのがきっ
かけでした。子どもたちは初めて登ったようですが、大人の人は初めて
登る人が1人、2回目が2人だったと思います。同じ九州人同士という事で
すぐに仲良くなりました。富士山頂では、同じ目的を達成した同志という
事で、すごく親近感が沸くんです。不思議なものですよね。
それにしても、富士山から下山してくる時は、もうしばらくは登るのは
やめよう、っていつも思うのですが、こうして下山して家に戻ってきて
しばらく経つと、あの辛さが徐々に薄れてゆき、感動が込み上げてくるん
です。そうすると「また登ってみようかな!。」となってしまいます。
不思議でしょう!。
さて今日のお薦めの焼酎は
室町酒造の「吟香室町」という焼酎です。
岡山の米焼酎です。飲んでみると、まるで日本酒のようにいい香り
がします。ロックで飲むと、まるで濃いめの冷酒を飲んでいるよう
です。お刺身料理に合いそうです。暑い夏にはピッタリだと思いま
すよ。お薦めです。
今日のお薦めの曲は
竹内まりやの「カムフラージュ」です。みなさん
恋をしていますか?。切なくても、淡くても、片思いでも、恋をしま
しょう。歳を重ねても直、人を好きになるってとても大切な事なんだ
そうです。話し相手でもいいし、メール相手でもいいので、気楽に
話せる友達を作りましょう。一人切りで考え込んだり、悩んだりしな
いで、楽になりましょうね。