レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

北郷の奥まった場所にある潮嶽神社  (Photo No.14049)

2017年02月18日 11時47分39秒 | 風景
北郷の蜂の巣公園のトンネルを超えて、やがて道路が二つに分岐する地点を右方向
の田野方面に進み、橋を渡って1kmくらい先の右側に、この神社があります。おそ
らく普段はお参りする人も少なく、山の中にひっそりとたたずむ神社なんだろうと
思います。神話によると、海幸彦が、弟の山幸彦が塩満珠を使った海水攻めから逃れ
るために「磐船(いわふね)」という船に乗り、その満ち潮にのって波間をただよい、
やがて北郷の宿野(しゅくの)あたりに流れ着いたと言われていますが、ここは海か
らは、かなり離れている場所ですから、昔の神話の信憑性には疑問が浮かびますが
そこは神話という事で、そうだったんだ!、と理解しないといけませんね。

【撮影日】2017/02/11 09:10:51.12
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/500秒

急な石段を上った所に本殿があります。 (Photo No.14048)

2017年02月18日 11時46分59秒 | 風景
この石段の右側は舗装されたスロープになっているのですが、人が通れるだけで車が
入れない狭さでしたから、重い荷物などを本殿に運ぶ時は、大変だったでしょうね。
この神社は飫肥藩主・伊東祐久が正保期(1644~48)に建てたそうで、当時はきっと
資材運搬等で大変だった事でしょう。

【撮影日】2017/02/11 09:10:02.64
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/40秒

潮嶽神社の本殿です。   (Photo No.14047)

2017年02月18日 11時46分11秒 | 風景
あのカラフルな幕が印象的でしょう。この色使いは、神楽でもいろんなものに利用
されていたんです。恐らく五行思想(ごぎょうしそう)から来ているものじゃないか
と思います。「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成る」という思想ですね。
色も木=青(緑)、火=赤、土=黄、金=白、水=黒(青)となっているようです。


【撮影日】2017/02/11 09:12:31.44
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/4 1/125秒

本殿の横には臨時の神楽場が出来ていました。(Photo No.14046)

2017年02月18日 11時45分29秒 | 風景
境内にこうして神楽場を設け、ここで11時くらいから14時まで、ずっと神楽が奉納され
るのです。この日はかなり冷え込みましたで、見ている方も寒くて大変でした。でも
テレビ局や報道関係、それにアマチュアのカメラマンも大勢来ていたので、神楽を踊っ
ている人達にとっては、寒さも忘れて気合の入った晴れ舞台であったことは間違いない
と思いますね。

【撮影日】2017/02/11 09:01:59.08
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/5.6 1/40秒

神楽場の一番高い所に飾られていたのは、相生(そうじょう)の飾り? (Photo No.14045)

2017年02月18日 11時44分23秒 | 風景
もしかしてこれは五行思想の「相生」を表しているのかも知れません。木→火→土→金
→水→木と五つが巡っていく様子を表したものです。

・木は燃えて火を生み
・火が燃えたあとには灰(土)が生まれ
・土の中からは金属がみつかり
・金属が冷えると表面に水滴(水)がつき
・水は木を育てる

昔の人は、本当に森羅万象をとらえてこういった事を考えていたんですね。ある意味
凄い事だと思います。

【撮影日】2017/02/11 09:18:33.84
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/4 1/200秒

凄いお供え物でしょう。ビックリです。(Photo No.14044)

2017年02月18日 11時43分50秒 | 風景
猪の頭が16頭分きれいに並べてあります。一番下には真鯛が2匹供えられていました。
例年はこれに加えて、大きなマグロ(冷凍されたもの)が一匹まるごと供えられる
事もあるそうです。それにしてもこの猪にはビックリですよね。北郷と言うところは
確かに山間部に位置していて、猪もたくさんいるとは思いますが、1頭分だけで十分
なような気がするのに、16頭とは・・・!。

【撮影日】2017/02/11 09:28:02.05
Nikon D300 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:50mm f/4 1/640秒

Vol.2019  青島から見える風景と日南の野鳥達  (Photo No.14043)

2017年02月16日 22時20分10秒 | 風景
青島海岸の向こうに見える白いドームは、KIRISHIMA木の花ドームです。
2004年に完成したこのドームは、宮崎県産の杉を約7400本相当使用して
いる木造ドームなんだそうです。その規模は秋田県の大館市の大館樹海
ドーム、そして島根県出雲市の出雲ドームに次いで、国内第3位の規模を
誇るそうですよ。このKIRISHIMA木の花ドームは巨人軍の宮崎キャンプの
雨天時の練習場の一つにもなっています。1月末から宮崎入りした巨人軍
は、今週から沖縄の那覇キャンプ地に移動して、WBCで戦う韓国チームとの
練習試合や今月末から始まるオープン戦を消化する予定のようです。ここ
十数年くらい、私はプロ野球をほとんど見なくなりました。その為、選手の
名前すらもわからなくなっています。昔、私が大学生だった頃、巨人軍の王
選手にあこがれて、ホームランの世界新記録を樹立する時などは、王選手の
全打席のテレビの実況中継をカセットテープに録音するほどの熱狂的なファン
だったんですよ。でも、王選手が引退すると次第に興味が薄れてきてしまい
プロ野球中継を見ることも、無くなりました。きっと王選手の後に大スター
が出なかったせいもあるのでしょうね。でも今の時代でも、熱狂的なプロ野球
ファンは大勢いる事でしょうね。果たして、今のご時世Jリーグのサッカーファ
ンとプロ野球ファン、一体どちらのファンが多いのでしょうね。

【撮影日】2017/01/31 14:03:01.28
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G、
焦点距離:210mm f/5.6 1/2500秒

今日は素晴らしい天気に恵まれた日南です。気温もぐんぐん上がって、まさに
春本番も近い!、と言った陽気になりました。本当は「春爛漫」と言いたかった
のですが、この「爛漫」と言う言葉は、花が咲き乱れる様子、あるいは明るく光り
あふれんばかりに輝く状態の事を言うようですから、「春爛漫」とは、春の花が
咲き乱れ、光に満ち溢れた状態を表すと言う事となり、今日のような2月のちょっと
温かくなった頃を「春爛漫」とは言わないのでした。それにしても今日は、室内より
も、外の方が温かくて、セーターを着ていても暑いぐらいでした。お昼頃などは、
長袖のシャツ一枚でも大丈夫な感じでした。それに大気が澄んでいて、春特有の春霞
もなく、遠くの男鈴山や小松山が、久しぶりにクッキリと見えました。しかし、上空
の高い所には筋状の雲がたくさん出ていて、まるで秋を思わさせるような雲が広がっ
ていました。こんな雲はこの時期、珍しいですね。まだまだ上空には寒気が残っていた
のでしょうかね。とにかく今日は気持ちの良い一日でした。

二日くらい前だったと思いますが、家の前を流れる酒谷川で、ヤマセミのつがいが
私の前で、人目を憚る(はばかる)事なく交尾をしたのです。まあヤマセミも野鳥です
から、当然ながら人目は気にしないのでしょうが、その交尾の仕方がまったくムード
がなかった事に、私は驚いてしまいました。「えっ、これで終わりなの!。なんて淋
しい交尾なんだろう。」そう思うくらいアッサリとした交尾でした。その時の様子を
ちょっと詳しく言えば、木にとまっていたオスのヤマセミが突然、30mくらい離れて
いる別の木の枝にとまっていたメスの所に飛んで行くと、いきなりそのままメスの背中
に乗って、3秒~4秒程度尾羽を上げて、腰を振ったかと思うともう離れて飛び去って
いき、それで終わりだったのです。「早い!」ヤマセミの交尾を目の前で初めて見まし
たが、まさにそんな感想でした。ヤマセミの交尾って、こんなにムードがなく早い交尾
だったんですね。何だか唖然としてしまって、淋しさえ感じてしまったくらいでしたよ。
もし私がヤマセミのオスに忠告できるとしたら「ちょっとそれじゃダメでしょう!。
普通なら、メスの所に飛んで行っても、メスの横に寄り添うようにしてとまって、口ばし
で優しくメスの喉元あたりを毛づくろしてあげて、そこでメスがうっとりとした頃合い
を見計らって、交尾に至るくらいの、せめてそれくらい交尾を楽しみなさい!。」と言
ってあげたいくらいでした(笑)。・・・今日は下ネタで大変失礼しました!。

今日のお薦めの焼酎は田崎酒造の「天空七夕」です。鹿児島の芋焼酎です。毎年、初夏
に発売されるのですが、限定販売なので流通量は少ないですね。夏向けの焼酎ですから
とてもフルーティーでスッキリ爽やかなのど越しを味わえます。この焼酎は確かに夏向
けに造られていると思いますが、私的には秋でも冬でもいけると思いますよ。ぜひ一度
飲んで見て下さい。

今日のお薦めの曲は稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」です。この曲は1982年10月
にリリースされた稲垣潤一の通算3枚目のシングルでした。テンポがよくて私は気に入っ
ていました。ドラマティックという言葉がいいですよね。私は(恐らく皆さんもそうだと
思いますが)普段、なかなかドラマティックな場面に遭遇しません。たまには神様もそん
なドラマティックな場面を、我々見たいな凡人に与えて下さるとありがたいのですけどね。
例えば、いつもの通勤途中で、前を歩いていた女性が落し物をして、それを拾ってあげて
「あのー、これを落としましたよ!。」と声をかけると、振り向いた女性が、それはもう
絶世の美人で、しかもその女性が「私には、なかなか男性は声をかけてくれないのです。
あなたが、私に声をかけてくれた初めての男性です。ぜひお付き合いしてください!。」
なーんて言われたりしたら、これはまさにドラマティックな出会いですよね。まあ、でも
これはドラマティックと言うよりも「モテない男の妄想」とも言えますけどね(笑)。

青島にある二つの大きなホテルからの眺めも最高ですよ。 (Photo No.14042)

2017年02月16日 22時18分52秒 | 風景
写真の左にあるのが青島グランドホテルです。その右側のホテルがANAホリディイン・
リゾート青島です。どちらもいいホテルです。私が子供の頃、青島グランドホテルは
サンパレス青島という、今でいうスーパー銭湯みたいな観光施設でした。大広間に腰を
すえて、一日のんびり温泉につかって過ごすのです。子供だった私は、温泉にも飽きて
退屈でしたので、タバコを取るゲームマシン(ユーフォーキャッチャー見たいなものの
前身)でたくさんタバコを取って、それを大人の人に安く売って、小遣い稼ぎをしたの
を覚えています(笑)。

【撮影日】2017/01/31 14:27:33.54
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:38mm f/11 1/320秒

宮崎ではポピーの花が真っ盛り!   (Photo No.14041)

2017年02月16日 22時18分15秒 | 風景
ポピーと言えば、神奈川県の三浦半島にある「くりはま花の国」を思い出します。ここ
には毎年百万本と言われるポピーが咲き乱れるのです。それで毎年、春先にはここに
通っていましたね。JR久里浜駅や京浜急行の久里浜駅から歩いても行ける公園なので、
本当によく行っていました。そして、散策後に、久里浜港から東京湾フェリーに乗って
房総半島の金谷まで行くのです。そしてそこからほど近い鋸山登山を楽しみました。
それほど昔の思い出ではないのですが、とても懐かしい感じがします。ぜひまた行って
見たいと思います。

【撮影日】2017/01/31 13:57:24.43
Nikon D300 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5.6 1/2500秒

青島海岸で見たアオサギです。   (Photo No.14040)

2017年02月16日 22時17分28秒 | 風景
いつも川で見ていたアオサギですが、海にもアオサギはいるんですね。アオサギにとっ
て川の魚と、海の魚とではどちらが美味しいのでしょうね。一度アオサギに聞いてみた
いですよね。普通に考えれば、川の魚はちょっと生臭いかもしれませんが、鱗が柔らかい
ので、鳥たちにとっては食べやすい魚だと思います。それに比べて海の魚はやや鱗が固い
し、エラとかヒレもしっかりしているので、食べにくいかもしれませんね。でも塩気の味
わいがあるので美味しい感じもしますね。旨い川魚の代表といえば、やっぱりアユでしょ
うね。人間にとっても美味しいアユは、きっと鳥たちにとっても最高の食べ物のはずです
よね。でも、脂の乗ったイワシやアジも旨いですよね。うーん、確かにアオサギでなくて
も迷ってしまうくらい、悩んでしまいますね(笑)。

【撮影日】2017/01/31 14:32:50.60
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1250秒

ヤマセミがホバリングして魚の捕獲体制に入りました。 (Photo No.14039)

2017年02月16日 22時16分40秒 | 風景
果たして結果はいかに!。残念ながらこの時は失敗でした。ヤマセミの狩りの成功率は
意外と低いような気がしますよ。私の見た感じですが、たぶん10回飛び込んで、成功する
のはその半分の5回くらいのような気がします。でもこれはヤマセミの個体差もあるでし
ょうね。いわゆる狩りの上手いヤマセミと狩りが下手なヤマセミがいると言う事です。
人間にも鳥の仲間にも、ドン臭いやつがいるという事です(笑)。

【撮影日】2017/01/30 12:03:20.67
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/800秒

狩りに失敗したヤマセミが、次の対策を練っているような表情です。(Photo No.14038)

2017年02月16日 22時14分21秒 | 風景
でも私には「失敗したところを撮ったな!。お願いだからブログに出さないでね!。」
と、言っているような表情でこちらを見ているような気もしました(笑)。実は最近、私の
家からす近くの所に、二つのつがいのヤマセミが住んでいる事がわかりました。今年は、
何とかして親子のヤマセミの写真を撮りたいと思っています。可愛いいんですよ、赤ちゃん
のヤマセミって!(ネットで見た写真なんですけどね。)

【撮影日】2017/01/30 12:05:58.85
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

イソヒヨドリのメスが当てつけのような看板にとまってカメラ目線です。 (Photo No.14037)

2017年02月16日 22時12分54秒 | 風景
九州の小京都と言われる私の故郷は、元飫肥藩の城下町で、錦鯉の放流されている武家
屋敷跡の遊歩道があります。その通りを流れる水路の水源に立つ看板にイソヒヨドリの
メスがとまって、こちらを振り向きカメラポーズをとりました。何が言いたいのでしょ
うね。最近は川の流れもとてもきれいですから、大丈夫だと思うのですけどね!。

【撮影日】2017/02/15 10:53:56.49
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/640秒

東郷の田んぼの中で、珍しいノスリと遭遇です。 (Photo No.14036)

2017年02月16日 22時12分09秒 | 風景
本当に日南市は猛禽類の天国だと思います。クマタカ、オオタカ、チョウヒ、チョウゲン
ボウ、そしてダーウィンポーズをなかなか撮らせてくれないミサゴと、このノスリです。
ノスリって、なかなか目が大きくて可愛いでしょう。チョウヒよりは小型でカラスよりは
ちょっと大きい感じですかね。このノスリを撮影していたら、私の横に車がとまって、
声をかけてきた男性がいました。同級生の保険屋さんの丸さんです。「S君、何しょって。
平日の昼間にカメラを持って写真を撮っているのは、この広い日南市と言えどもS君くらいし
かおらんから、すぐわかったが!。」と笑顔で話かけてきたのです。私が「ほら、すぐそこ
にノスリがいるよ!。」と言うと「へー、確かに普段あまり見らん鳥やなー。トンビとは
違うごつあんな。」と一応は珍しい鳥だとは思ったようですが、あまり興味はなさそうです。
話によると、彼の息子さんが日南に戻って来たそうなので、ちょっと楽しそうな丸さんでした。

【撮影日】2017/02/15 13:57:05.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1000秒

Vol.2018  青島神社の風景 (Photo No.14035)

2017年02月14日 17時22分07秒 | 風景
ここは青島神社の絵馬のトンネルです。本殿の脇から奥に通じる道に、写真
のようにたくさんの絵馬が飾られています。絵馬を見ると、そのほとんどが
合格祈願でした。本人が書いたものよりも、子供の受験や孫の受験を心配して
合格祈願にやって来たご両親やおじいちゃん、おばあちゃん達が書いた絵馬が
多いようでした。2月の中旬ですから、私立の高校や大学の合格発表はすでに
済んでいるのかも知れませんが、この時期は友達との別れと、新しい出会いが
待っている人生の区切りの季節でもありますよね。そう言えば、今日のお昼頃
に飫肥駅の前を通ったら、私の母校の高校生の二人が、ベンチに腰かけてしん
みりとした感じで話をしていました。東京に行ったら・・・とかと聞こえてき
たので、おそらくもうすぐ卒業する高校3年生かも知れません。東京の大学に
進学が決まったのかも知れませんね。そんな二人を見て、私も40年くらい前の
事を、ちょっぴり思い出して「そうか、2月も中旬か。昔、自分にもそんな時代
があったな!」と、遠ーい、遠ーい昔をちょっぴり思い出しました。


【撮影日】2017/01/31 14:15:19.37
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/10 1/15秒

日南は朝方は冷たい曇り空でしたが、次第に晴れてきて、午後からは気温も
上がって春の暖かさも感じられて過ごしやすい一日となりました。小松山の
方を見てみると、春霞のようなモヤがかかっていて、山全体がぼんやりとし
ていました。それはまさに春の風景のようでしたよ。

先日、地元の地域の年輩の方たちとやっているミニバレー仲間の新年会が
ありました。卓球チームと合同の新年会でしたが、その中に70歳くらいの
民謡が大好きな先輩の方がいらっしゃるのですが、その方の声量がとにか
く凄くて「はあーーーーー!」と歌い始められた途端に、みんながつい引き
込まれそうになってしまうのです。歌が終わって、焼酎もかなり飲まれた
ようで、私のとなりに座られたその先輩に私が「発声練習とか、いつもやっ
ているんでしょう。その御歳で、よくそんな声が出せますね。感心しました
!。」と言うと、その方は「実は、川のすぐ向こうにトンネルがあるじゃろ。
あのトンネルには、ちょっと広めの歩道があるから、いつも、あそこで発声
練習をしちょっとよ。トンネルの中で発声練習をするとトンネル内にコダマ
して、うまくなったような気分になるちゃが!。でもよ、長年やっていると
よ、いつの間にか、『あのトンネルの中で、夜な夜な幽霊の雄叫びが聞こえ
てくる』と言う噂がたったげなど、ハハハー(笑)。おれん声は幽霊の雄叫び
に聞こえるっちゃね。」とおかしそうに話されました。それにしても一般道
のトンネル内で、発声練習とは驚きです。今のところ幸いにも事故は起きて
いないようですがトンネル内での発声練習はやめた方がいいでしょうね(笑)。

今日のお薦めの焼酎は明石酒造の「明月プレミアムホワイト」です。宮崎の
芋焼酎です。芋焼酎にちょっと米焼酎がブレンドされているので、飲んで見
ると、ややフルーティな香りがします。芋々しさはなく香りを楽しむ芋焼酎
ですね。どんな料理にも合いそうですし、女性にとっても飲みやすい焼酎だ
と思いますよ。

今日のお薦めの曲はあみんの「あの日の風景」です。昔、彼と行った場所に
一人で行って当時の事を思い出す・・・、そんな歌でしたね。決して悲しい
歌ではなくて、どこか優しくて懐かしい良き思い出を回想するような歌です。
青春時代の思い出の場所って、みなさんは覚えていますか?。想い出の場所
なんてない!、という人もいるかも知れませんが、よーく思い出して見て下
さい。きっとあるはずですよ。そんな想い出の場所があったとしたら、やっぱり
もう一度行ってみたいですよね。私の青春の想い出の場所と言えば、地元にある
男鈴山の山頂ですね。高校3年の時に、一人で頂上まで登って、好きな女の子の
名前を思い切り叫んだ事がありました。まさに青春ドラマのワンシーン見たい
でしょう。今思えば、当時なぜそんな事をしようと思ったのか、よく覚えてい
ないのですが、ひとつだけ言えるとしたら、それは今と違って、きっと私が
「純粋」だったからなのでしょうね(笑)。今を、一生懸命に頑張っている皆さん
も、たまには現実から離れて、自分の思い出を巡る旅をして見るのもいいのでは
ないでしょうか。