地球ができた頃の状態を調べるために、小惑星探査機「はやぶさ」は、ラッコが仰向けに海に浮いているような形の小惑星「イトカワ」(535m-294m-209m)にむけて2003年5月9日に打ち上げられました。「イトカワ」は地球と火星の公転軌道を横切るような公転軌道を持っています。「はやぶさ」はこの「イトカワ」まで行って、いろんな観測を行い、岩のかけらを採集したのですが、ここからが故障の連続。化学推進物質が意図に反して噴出したため回転を始め、地球との連絡が取れなくなったり、イオンエンジンが故障して地球への帰還ルートに乗り遅れたりしました。それらのハプニングを何とか克服して地球への向かっていたわけです。それが、この11月9日に再びイオンエンジンが故障しました。どうなることかと思っていると、4つあるエンジンの内故障したエンジンの2つを組み合わせて1つのエンジンとして動かすことで11月19日再度帰還を開始したようです。順調に行くと2010年6月にオーストラリアの砂漠にカプセルがパラシュート降下する予定です。満身創痍の状態で、健気にも20億キロメータにも及ぶ孤独な飛行をして地球に帰ってくる「はやぶさ」、現代のロマンを感じずにはいられません。
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