Rowing!!ー滋賀大学教育学部☆漕艇部の徒然ブログー

滋賀大学教育学部漕艇部の愉快な仲間たちによる、その活動をつらつらと書いたブログです(^^)◎

アルコール脱水素酵素

2012-11-12 01:24:55 | 日記


こんにちは~体内のアルコール分解が追い付いていない三回生主将の佐々木あずさです。
まだ頭と体がふらふらしています

長かった加古川遠征もようやく終わりました^^

今回学んだことを忘れないように、今日から冬季練をがんばっていきます!

三回生は昨日の打ち上げで頭から吹っ飛んでいないことを祈ります…

さて、ここで主将らしく加古川レガッタで学んだことやこれからの決意を書きたいのですが、それは他のみんなが書いてくれると信じて、僕は理研らしく全く違うことを書きたいと思います(笑)



飲み会で使える知識ですので、ぜひ
( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ


皆さんはお酒を飲むときに枝豆や油っこいものが食べたくなりませんか?

それはアルコールを分解するため体が働きかけているからです。

アルコールの主成分であるエチルアルコール(C2H5OH)は、体の中の小腸や胃で吸収された後、肝臓内のアルコール脱水素酵素(NAD+)によりアセトアルデヒド(CH3COH)へと分解されます。
CH3CH2OH + NAD+ → CH3CHO + NADH + H+ …… (1)


さらにもう一度酵素が働き、ほぼ体に無害な酢酸(CH3COOH)に近い物質になります。
CH3CHO + NAD+ →CH3COOH + NADH + H+ …… (2)


最終的に、酢酸は二酸化炭素(CO2)や水(H2O)となって体外へ排出されます。
CH3COOH + 2O2→ 2CO2 + 2H2O …… (3)


実はこの過程の中で式(1)で発生するアセトアルデヒド(CH3CHO)が二日酔いを引き起こすといわれています。

少量のアルコールだとアルコール脱水素酵素(NAD+)が間に合って完全に分解されるのですが、大量に飲むと脱水素酵素が間に合わず、アセトアルデヒドが体内に蓄積されてしまうことになります。

アセトアルデヒドは頭痛、悪心、嘔吐、二日酔いなどを引き起こす物質であり、いわゆるお酒に強い人・弱い人の違いは、どれだけアセトアルデヒドを分解できる能力がかかわってきます。

お酒に強い人(type.GG)はアルコール脱水素酵素(NAD+)が強く、大量のお酒を飲んでも二日酔いにはならないが、お酒に弱い人(type.AG)はアセトアルデヒドを分解する能力が弱いといえます。

また体質によってはアルコールを分解する能力がほとんど無い人(typeAA)も存在します。いわゆるパッチテスト(アルコールに反応して皮膚が赤くなる)に反応する人です。
この体質の人はアルコールを一切受け入れることができず、またこれを訓練などによって克服することは絶対に不可能であるといわれている。

必ず理解しておかなければならないのは、お酒の体制には個人差があり、克服することはできないということである。
自分の限界をしっかり見極めることも大切であるが、上記したような個人差も考えておかなければならない。


ではどうしたら二日酔いを防ぐことができるのだろうか?

その秘密は実は『おつまみ』に隠されているのです

○代表的なおつまみである枝豆は、アルコール分解のお手伝いをするタンパク質とビタミンCが豊富に含まれている。

○焼き鳥や鶏肉のから揚げには酔いの進行を妨げるメチオニンが含まれており、二日酔いを予防できる。

○大根には酔いを改善する成分が含まれているので、飲み会の席ではよく大根サラダがでます。

○油っこい食べ物を食べることで、胃が荒れるのを防ぐことができます。


なので、お酒に弱い人や潰れたくない人はがんばっておつまみを食べましょう!!
…これがお酒を飲むと太ってしまう一番の原因なのですが(ノД`)・゜・。


他にも居酒屋のメニューにはたくさん秘密が隠されているので、もしよかったら聞いてください( ・・)つ―{}@{}@{}-

こんな豆知識を最後に今回はこれぐらいで!!