Rowing!!ー滋賀大学教育学部☆漕艇部の徒然ブログー

滋賀大学教育学部漕艇部の愉快な仲間たちによる、その活動をつらつらと書いたブログです(^^)◎

夏の終わり

2015-08-26 09:21:34 | 独り言
こんにちは。3回生coxの清水絵伊です。インカレでは訳あってレースアップまでずっと天覇のcoxとして練習をしていました。関選、インカレの2シーズンは一応クルーコーチという形でしたが、加古川からは女子のcoxに戻ります。


1週間ぶりに滋賀に帰ってきたらあのジリジリとした暑さが消え、いつの間にか夏の終わりを迎えていました。滋賀教のみんなと、天覇と、本気でボートに向き合った戸田の夏が終わってしまったんだなぁと思うと少し寂しいです。


インカレ遠征お疲れ様でした。このシーズンは本当に感謝の気持ちでいっぱいのシーズンでした。私が艇に乗っていたためクルーコーチが居らず、自分たちで蹴り出しは出来るけどつけることができない、ビデオを撮ってくれたり見た目のことに関して指摘してくれる人がいない状況でした。しかし、この異例の事態に他のクルーコーチだけでなく時には手の空いているローヤーも日にちを決めて艇を取ってくれたり、ビデオを撮ってくれたり、私のオールの片付けやエルゴの準備をさりげなく手伝ってくれたり‥‥。みんなも重々承知しているとは思いますが、色んな人に支えられているということを誰よりも実感したシーズンでした。


滋賀教としては凜が準決にいってくれました。他艇のレースをこんなに応援したことはないくらい勝って欲しいと願えたのが大田でした。今までの頑張りを知っていたからこそです。天覇は結果が出ませんでした。日程、体力、気力の限界まで練習を増やしました。今までからほ考えられないほど変則的な練習モーションと真剣な練習でした。それでも足元にも及びませんでした。フォアの難しさとレベルの高さを感じたと同時にこれが現時点での実力でした。クルーリーダーの中井も言っていましたが、勝負の世界に「ーたら」「ーれば」はないのでこれが全てです。


このシーズンで天覇のローヤー4人は本当に強くなりました。漕ぎの上手さや体力、精神的なタフさという意味ではなく、心から人に感謝できる強い人になってくれました。全員が本気になって、全員が何かを掴んでくれて、全員が感謝の気持ちを表してくれました。感謝の気持ちほど真に強い力はないと思っています。本当にこの艇に乗って良かったなと思います。


打ち上げの時にも私が言ったことですが、勝ちたい、負けたくないと思うのなら本気でやってみてください。今まで通りで無難に終わるんじゃなくて、本気で変えてみてください。ただし、1人ではないということを忘れないでください。本気でやったら絶対そこには価値が生まれるはずです。


最後に、2015年ボート部最後の夏、やり切りました。悔いも後悔も一切ありません。本当に応援やサポート、ありがとうございました。次の加古川もよろしくお願いします。