『日本、前回大会 南アフリカに続いて、2度目のジャイアントキリング!!もうこれは、奇跡とは言わせない!!』
失礼します。3回生ローヤーの今井です。
今、日本中がラグビーで大盛り上がりですね。
『Thank you Yokohama!』
Twitterで綴るのはニュージーランド代表のオールブラックス。ご存知の通り、ハカで有名な超人気強豪チームです。
彼らが南アフリカとの試合後、一列に整列しスタンドに向かって日本流の“お辞儀”のパフォーマンスをしたことが話題になっています。
世界中でのオールブラックス人気は、このような姿勢にあるのではないでしょうか?
アウェーの試合である国外での大会ですら、オールブラックスの試合ではスタンドがまるでホームでの試合であるかのような雰囲気に包まれるそうです。またそのような雰囲気にできるだけの魅力があるということ自体がオールブラックスの強みとも言えます。
スタンドのファンや開催国・日本への感謝の想いを表現した今回のパフォーマンス、それを見ていた人たちはとても気持ちの良いものだったと思います。(事実、僕もそう思いましたし、各国の代表も取り入れています)
こんなことができるチーム、応援したくなりますよね。
応援の力はとても大きいため、オールブラックスがさらに力を発揮できることが想像できます。
感謝の心を持つことの重要性を改めて実感できた瞬間でした。
さて、滋賀教ボート部には『ボートに対する心構え』なるものがあり、毎週土曜日は部員皆で“唱えて”います。その中に『ボートできることに感謝する』という文言、具体的には何に対して感謝すればいいのでしょうか?
・家族や友達、仲間
・コーチ
・応援や支援をしてくださる方々
この辺りはすぐにイメージできます。
他には...?
同じ組の他クルー などもありますね。
今年の朝日レガッタの予選で隣のレーンだったT田D作選手は彼より30秒くらい遅く僕がゴールすると向こうから「ありがとうございました」と。(独りで興奮してました)
ボートに限らず、やはり一流の選手はこのような他の選手を敬う様子が見受けられます。
さらには、漕艇場の職員さんや大会の運営役員の方々にも感謝です。
何度か琵琶湖漕艇場で単発バイトをしてみて分かったのですが、結構大変なんです。救助艇出すだけじゃありません。漕艇場の方や大会役員の方々がブイ張りのワイヤーを12.5m(←琵琶湖漕艇場は)間隔に整備してくださっているからこそ、僕たちはレースができます。
話がまとまらなくなってきたので、そろそろなんとかまとめていきたいところなのですが、要するに、割と結構言われてはいるけどやはり感謝の気持ちは大切であり、必ずではないかもしれないが、それが成功へと繋がっている。少なくとも成功者はそうしている、ということです。
自分本位になっていないか気をつけたいです。
で、幹部になってから加えて大切にしている感謝の気持ちを紹介して終わりにします。
僕が7年間取り組んだ器械体操という競技では、まず体育館に入って職員さんに対して、フロアに入ってもそこでフロアに対して、練習を始める時や各種目の練習を始める時も器具に対して、加えて試合では採点してくださる審判にも「お願いします」と挨拶をします。終わる時も同じく「ありがとうございました」というように、いちいち人や器具に対して感謝の気持ちを持つことを指導されます。それが体操特有の考え方なのですが、「器具の声を聞く」であったり「会場の雰囲気を味方にする」ということにつながっていくと、僕は教わりました。
これをボートに応用してみています。
船台で艇や琵琶湖に一礼してから蹴り出したり、大っ嫌いなエルゴ(笑)にもありがとうと言ったり、、
“水や艇と仲良くなる”ことでことで、精神的に好循環に持ち込むという少し変わったアプローチも取り入れて艇速に繋げていきたいです。
京レ・加古レ頑張ります!
【次回予告】
次回
『水は生きている!?』
お楽しみに。
おそらく最長記録更新です。最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。感謝してます。
3回生 ローヤー 今井 たくみ