長かった梅雨があけた途端、猛烈な暑さとなっております。今年はコロナ対策のため、マスクや換気をしなくてはならず、例年以上に暑さが身にしみる日々が続いていることと存じます。ご無沙汰しております。2回生の大畑です。
皆さまはお盆はいかがお過ごしだったでしょうか。私はといいますと、帰省しようとしましたが親に帰ってくるなって言われてしまいました。ですので、バイトに精をだしておりました。7,8時間労働も最近やっと慣れてきたところです。お盆の半分をバイト先で過ごしたと言っても過言ではないですね。
話は変わります。新型コロナの感染拡大に伴い祭りがなくなってしまったので、今回はお祭りに関するお話をさせていただきます。
実家のほうで毎年秋、10月初めに祭りがあるのですが、高校の友達に見せたら、秘境の原住民の踊りみたいって言われたのを思い出しました。
個人的にはそんなにおかしいとは思わないのですが、見る人によってはなかなか不気味なかんじらしいです。価値観の違いですね。みなさんがどう感じるかはわかりません。
『宮座』と呼ばれる人たちで祭りを行っているのですが、僕の地域では、宮座は村の一家の長男しかなれないんです。女性はもちろん、次男も三男も入れないんです。だいたい小学2年生ぐらいになると入ります。ただでさえ地元の人口が少ないのに、長男だけって言われたら、人手不足もはなはだしいですよね。実際にそうなんですけど。私も父も長男なので、親子揃って祭りに参加しています。
国指定の重要無形民俗文化財になっているので、毎年取材にくる人が多いです。カメラのフラッシュとかいっぱいたかれるので、小さいときはスーパースターとかモデルみたいな気持ちになっていました。
「この祭りって700年続いてるんやでー」って父に聞かされたことがあります。700年ですから、時期的には鎌倉後期あたりですね。今思うと古いですね。
屋台も神輿もありません。格式高く、厳かな雰囲気です。そこだけが誇りです。
言ってはいけないこともたくさんあるので、この辺で。
みなさんの地域ではどんな祭りがあるでしょうか?祭りってその地域の性格や雰囲気、文化が色濃く反映されていると思います。そう考えると、おもしろいですよね。
コロナでいろいろと大変ですが、めげずに頑張っていきたいものですね。連日暑い日が続いておりますので、体調管理には十分気をつけてお過ごし下さい。
以上です。
2回生 大畑喜紀