Rowing!!ー滋賀大学教育学部☆漕艇部の徒然ブログー

滋賀大学教育学部漕艇部の愉快な仲間たちによる、その活動をつらつらと書いたブログです(^^)◎

艇の上にも3年

2020-10-30 21:14:43 | 独り言

ご無沙汰しております。4回生元漕手の今井です。

 

先週、今年度のインカレも無事開催され、他大学の同期たちの活躍を見てレースに出たいなと思う今日この頃です。

 

さて、本日は僕の大学ボート人生の約3年間(←短くなったので)を振り返って感じていることを書こうと思います。

 

まずはじめに、コーチ、先輩後輩、OBOGの方々、友達、家族、そして読書皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのおかげで頑張る事ができました!

また、他団体の方々からもたくさんのご声援をいただき、大会などでお会いした時や、SNS上でのやり取りを通じて力をもらっていました!

特に、他団体の方々への感謝の気持ちを伝える機会がなかなかないので、まずはその方たちにこの場をお借りして感謝申し上げます。

僕は長く弁慶という1X艇に乗っていたのですが、遠征先で「Win-techのシングルの弁慶がトラックで運ばれてきたから今井君来てるんや、話しかけてみようと思って...(中略)応援してます!」と他大学の方に激励してもらったことは今でも印象に残っています。

同じ滋賀大学だと彦根の同期がよく声をかけてくれて、教育の方でもボート部でない友人が早朝なのに現地まで応援に来てくれたこともありました。

結局最後まで勝てなくて、大した選手ではありませんでしたが、チーム外の人たちから応援してもらえる選手でいられたということは少し誇りに思ってもいいかなと感じています。

正直辛い時期もありました。それでも「今井君応援してるで!」とOBOGさんや友達はもちろん、他団体のボート関係者の方々にも言ってもらえたおかげで乗り越えて頑張る事ができました。本当にありがとうございました。

もちろん、コーチや先輩後輩そして家族にも感謝しているので、それは直接伝えようと思います。

 

では、ようやく本題へ。

 

「石の上にも3年」という言葉は誰もが知っているかと思います。辛いことも我慢強く辛抱できればいつかは成功することのたとえです。

ボートに当てはめてみると「辛いエルゴやメニューも根気強く頑張り続けることができればいつかは勝利が見えてくる」と言ったところでしょうか。

 

ボート部に入部して今年で4年目。漕手として3回目の春先(今年の2,3月頃)は確かに今までとは違いました。コーチからも「艇が走ってる。朝日は期待できるかもしれない」と言っていただけて、結果は分からず終いですが、自分でも強くなっている実感がありました。確かに目標に近づけていたと思います。

しかし...僕は結果的に勝ったことがないまま引退しました。そんな僕は3年間で何を得ることができたのでしょう?僕の努力は意味のないものだったのでしょうか?

 

キース・シャーディス(進撃の巨人)なら僕の3年間をこう言うでしょう。

 

「なんの成果も!得られませんでした!!私が無能なばかりに(中略)勝つことが、できませんでしたぁ!!!!」

 

どうなのでしょう?少なくとも、今の僕が「意味はあった/なかった」「成果はあった」などと言うのは違和感があります。

 

頑張っただけで花丸が貰えるのは小学生までです。いくら頑張っても試験が悪ければ高校・大学に入ることはできません。それが現実です。

しかし、「失敗は成功の元」と言う言葉もあります。確かに輝かしい3年間ではないと思います。3年間というより残念感かもしれません。でもすべての過去が今や未来を作るので、そんな3年間でも、いつかの僕に繋がっています。そのおかげで僕がボートかもしれないし他かもしれない何かで成果を得るかもしれません。あれの成果が出た、これは意味なかったなんてことは今わかることではありません。もっと先の未来、究極的には生命が尽きるその時にわかるでしょう。

 

ただ一つ言えることは、もし未来の僕がこの3年間から何かを得られたとして、それは無我夢中で全力で僕がボートと、そして自分と向き合い頑張ったから成果を得たのでしょう。

例えばボートをやっとけば就活や教採に有利だからとかそう言った打算的ではなく、純粋に強くなりたくて頑張った日々であったからこそ、いつか意味をもってくれるのだと僕は信じています。

 

 

最後となってしまったレースは昨年の加古川レガッタでした。1500m過ぎたくらい?にブイをしばいて腹切りして負けました。完全に不完全燃焼です。だからこれからもボート競技を続けたいです。

また、進学を希望しているのでボートに限らず、研究やいろいろなことを、しょうもない打算的なメリットに動機付けするのではなく純粋な気持ちで本気で頑張っていくつもりです。

 

希望通りなら来年からは研究者の卵です。ボートはこれまでと比べてどこまで現役選手としてできるかわかりません。学部生時代のボートのように、また何か研究なりボートなりと言った本気を見つけて頑張るので、応援してくださると嬉しいです。

 

 

最後になりましたが、部員とも会えておらず、気になる人もいたら悪いので(多分いない)近況と来年からの展望だけ報告させていただいて終わりにします。

先週大学院入試を受けました。今は結果待ちです。教育学界隈でいうところの「東のT大、西のH大」のTですが専門は変え、社会工学からのアプローチでいじめについて研究するつもりをしています。

 

 

ということで、お別れの時間が近づいて参りました。

繰り返しになりますが、皆さま本当にありがとうございました!!!

来年からはおそらく関西にいないのでなかなかお会いする機会はないかと思いますが、これからも滋賀大学教育学部漕艇部を応援しています!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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滋賀大学教育学部 漕艇部 65

今井 巧

コメント
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