すっかり寒くなりましたね!毎晩エアコンをつけては凍えてます、木下です☃︎
今日は私が出会った絵本についてお話したいと思います。
それは「見えるとか見えないとか」という絵本です。聞いたことがある人もいるかもしれません。
この絵本は、障害があるとはなにか、と考えさせてくれる本になっています。
ある宇宙飛行士の男の子が、惑星に降り立ちました。そこは目が3つある星人たちの星でした。そこの人たちは口々に言います。
「ええ!目がふたつしかないの?」「後ろが見えないなんてかわいそう」「背中の話はしないであげようね」と。
男の子は思います。「見え方が違うだけなのに、みんなが気を遣ってきて変な感じだった」「僕にはこれが普通なのに」。
しかしそこの星には、自分と同じく目が2つしか見えない人もいました。そして、全ての目が見えない人も。
目が見えない人の過ごし方は自分とは全く違って、そんな工夫があるんだ!と面白く感じられました。
他にもいろんな星を回ります。足がながーい星、空を飛べる星、手が何本もある星……。
だけど、そこにいる人たち全てが完全体である訳ではありません。自分の体を楽しめている訳ではありません。
しかしそれは、周りの人が決められることではないのです。
体の特徴とは乗り物のようなもので、「その乗り物が得意なこと」は必ずあるけれど、乗り物の種類を自分で選ぶことはできません。
その人の本当の気持ちや苦労や、したいことは、やっぱりその乗り物にずっと乗ってきたその人にしか分からないのです。
これは障害のあるなしに関わらず言えることだと思います。私たちがその人のことを決めつけずに、受け入れられたら、きっと良いのでしょうね。
興味がある人はぜひ読んでみてください︎︎☺︎
障害児教育に関係のないひとでも、1つの考え方に取り入れられると思います。
読んでくださってありがとうございました!