こんにちは、一回生の木下です。
自己紹介も兼ねて、今回はわたしが中学から6年間続けてきた吹奏楽についてお話しようと思います。
わたしは、クラリネットより低い音が出る、バスクラリネットという楽器を吹いていました。
バスクラは木で出来ているので、本当にあったかい音色がするんです。
音域が4オクターブも出て、リズムを刻むことはもちろん、早い指回し、裏メロ、メロディーなど、たくさんできます。
こんなになんでも出来る楽器なのに、なぜ知られていないかというと…
音が小さくて、目立たないから。
高3の時、3年間アンコールで吹いてきた曲を合奏している時に、「ここメロディー吹いてる人ー」と言われたので手を挙げたら、全員から「え!?」と言われたくらいです。
そうやってみんなと一緒に吹いていると目立たないバスクラですが、ズレるとよーく目立ちます。
だからちゃんと練習しないといけません。
そんなとき、やっぱり一番大切なのは基礎練習です。
タンギングという舌で音を区切る奏法があるんですが、テンポ120で4連符タンギングってなかなか難しいんです。
テンポ60が秒針の速さなので、120ってけっこう速いんですよね。
でも120ができない人は、実は60でも出来ていないことが多いです。
本人は出来ているつもりでも、メトロノームよりほんのちょっと早かったり遅かったり…
わたしも何度言われたことか。
60でできないのに、120なんて出来るわけないですよね。
だから、毎回1時間~2時間はぜったい基礎練をします。
それくらい吹奏楽にとって基本って大事なんです。
これはボートにも言えることだなあと、コーチが仰っていることを聞いて思いました。
自分が出来ているつもりでも、周りに出来ていないと言われるとき、基本に立ち返って練習してみるといいのかも知れません。
わたしも外から見ていて、そんな違和感や変化に気が付ける人でありたいです。
長文失礼しました。