12月に入ると途端に第一級寒波
今年は「暖冬」と言ったじゃないか
山はこの2・3日でさっと燃え、最後の晴れ姿
子どもの頃 師走の行事に「火の用心」があった
夜の帳の下りる頃、街中でも静寂になる
遠くから“ マッチ一本火事の元”
“たばこの吸い殻 火の用心”
カチカチと拍子木の音がする。犬の遠吠も。
当番に当たると、父が出かける
目だし帽にマフラー、手袋、ジャンパー
今ならコンビニ強盗に間違えられる出で立ちで。
夜 家族で大きな火鉢を囲んで父の帰りを
待っていた。
これって いつ頃まで続いていたのかなぁ・・・。

昭和期の子供たちは、さあいつごろまで?
塾やクラブでへとへとの平成の子供たちの生活はやっぱり異常と考えるのは、火の用心組の過っての子供たち
回るまわるよ時代はまわる~
今では消防団に入る人も少なくなったのかな、最近はあまり見かけませんね。当地では車で放送して廻る、そんなとこで、風情も何もありません。
家族でこたつを囲んで…、そんな光景も遠い昔のことのようです。
お節料理だって今では目的もなく、ただイベント化して
振り回されているだけ。
スーパーでもクリスマス・お正月用食材ばかりが大きな
顔をして並んでいます。(今日のオカズが欲しいんや
それも高齢者。さすがにマッチ・ローソクは使いませんがガス・ストーブなどまだまだ使っている高齢者がいるので
今こそ「火の用心」を喚起したいところ。
消防団の人でも最近は「違った」怖さがあって、うっかり
夜道も歩けません。
娘家族との同居で俄に実生活に追われるようになり
自分のブログも放置状態(笑)
こういうのを今風に言うと『リア充』(リアル生活充実)なのですね。
東京郊外のこの土地では夜を8時過ぎると
『戸締まり用心、火の用心』と言いながら
拍子木を叩く音が聞こえます。
犬の散歩も地域の防犯上は好ましいと
歓迎モードなので住みやすくなりましたよ。