皆様おはようございます。
5月を最後に石川県へは行けていなかったのですが、今月の水害を受け、新たにまとまった人数の募集が出ていました。
自分の仕事との折り合いのつく日程で活動予約がとれた為、輪島市でのボランティア活動に参加してきました。
豪雨のあった日は福島に行っていて、その途上で今回の事は知りました。
その電車で読んでいた小説の内容は加賀地方から相馬へ移ってきた人物の話だったので、ここまでの流れは不思議な感じがします。
今回金沢へは名古屋を経由して向かいました。
活動の日程に合う東京からのバス便に、ボランティアバスの集合時間に間に合う早朝着の便が無かった為です。
東京から早朝に着く便は不定期のようなのです。
一方、名古屋からは毎日金沢駅朝5時15分着の夜行JRバスが出ています。
こちらがそのバスです。
トイレ付きで長良川PAでの休憩の後は乗客むけの休憩が無く、都度の休憩で起きてしまうことがありませんでした。
そのバスの出る名古屋までは東京を夕方16時に出て、普通列車を乗り継いで向かいました。
ネットの経路検索でそのルートは出しました。
平日は静岡県内に通勤ライナーがあり、330円が追加でかかりますが、特急用の車両なので30分ほど早く、座席も広く快適でした。
名古屋まで高速バスを使う方法もさらに安価に移動できるのですが、遅延などのトラブルの際、並行する東海道新幹線に逃げられる可能性があるため、東海道本線の普通列車の利用になりました。
金沢到着の朝はボランティアバスの時間まで余裕があったので、試しにトヨタのシェアカーサービスを利用して昼食や朝食をディスカウントショップラムーに調達に行きました。
トヨタのシェアカーサービスは、福島の小高駅に新たに出来ていて、そこで先月会員登録してありました。
シェアサービスのショート利用は安価にちょこっと使えて便利ですね。
ボランティアバスは前回記事にもある五郎島地区を抜けて海沿いへ向かい、里山街道に入って輪島へ進んで行きました。
途中休憩の西山SAの景色です。
おそらく、春に行った志賀町の市街地方角です。
さつま芋畑も見えます。
バスは穴水ICで里山街道を降りて一般道を通り、徳田大津ICから里山街道に乗り直しました。
そこから先は里山街道は復旧途上でクランクや大きな段差が多く、バスは慎重にそれらを通過して行きました。
里山街道は地図上では全通していますが、いまだスムーズに走行できる状態では無いことを知りました。
通らなかった里山街道の区間も、大型バスでの通過には不具合のある箇所があったためなのかもしれません。
今回のボランティアは水害の発災まもない募集で大人数でもあり、正直どのような流れになるのか、スムースにマッチングされるのか、少しの疑問もありました。
その辺りの事情も説明され、活動の開始となりました。
現地のボランティアセンターも被災されてしまってた事、反面現地からの強い要望があった事などの事情から、臨機応変に、そして速やかにボランティアが入れるような体制を作っていただいたようでした。
当日の活動は、水害にあわれた仮設住宅での活動でした。
参加した40名は何組かに別れ、被害に遭ってしまった物の運び出し、そして運び出されて敷地に集められたものの集積場への輸送などに従事しました。
自分は軽トラックでの輸送を希望し、そちらの活動をすることになりました。
運び出すものは、生活再建のために揃えられただろうものばかり、複雑な気持ちで運びました。
想像していたより汚れたりする作業でした。
ですが、前述の複雑な思いからの気持ちでかき消され、気にはしませんでした。
集積場での輸送での途中では、ニュースでも見た倒れたビルがルート脇にあるなど、依然地震の爪痕がそのままになっている輪島の現状を知る事にもなりました。
能登のボランティア活動は、この活動の翌日も別の地区でまとまった人数の募集があり、今回の水害を受けての募集はしばらくかかっていくのではないかと思いました。
帰りのバスでは、差し入れのおにぎりをいただきました。
車中で8個個食べました。
バスを降りる時も勧められたので追加で2個食べました。
その事を伝えて行った事も少しあったのでしょうか、余っていたおにぎりは全て配り終えたようでした。
数年前、新潟で教わった出された物は全部頂いた方が喜ばれるという事は、間違えではありませんでした。
この日食べた分は次の日の朝食べなければちょうど良くなるのです。(極めて個人的な意見です)
おにぎりを差し入れてくれた団体様、ご馳走様でした。
金沢ではバスの時間まで、毎度のシェアサイクルまちのりで運動代わりに市内を走る事にしました。
この金沢の自転車は、回生ブレーキ(ブレーキをかけると電気が発電される)がついているので電池の減りが遅く、少し遠くへの利用も安心です。
前回の記事の五郎島地区に辿り着きました。
朝もバスが通った交差点です。
夜の五郎島金時畑です。
いも泥棒みたいな絵ですが、泥棒ではなくいもサポーターです。
みなさんもぜひ五郎島金時をご贔屓に。
では最後にビーバーぶち上げ(ビーバーの画像をネットに上がることらしいです。)をして終わります。
ふぐにのどぐろ、たこ焼き味。
ふぐは金沢輪島市での水揚げが多いそうですが、地元ではあまり消費されず、多くは大阪で消費されるそうです。
のどぐろ味は新潟でもよくありますが、外れがないですね。
たこ焼き、今回の活動の予約を取った時、たこ焼きを食べていたんです。
奇遇ですね。
右端は金沢市大野地区の直原醤油。
石川の醤油は魚に合うよう甘口で、甘味料が入っているものがあります。
春に行った志賀町のカネヨ醤油はステビア、直源醤油の定番醤油のなおっべはカンゾウ、今回買った木桶仕込み丸大豆はさとうやみりんが入っているようです。
微妙に甘みをつける材料が違うのですね。
さて、これらの味を知るのはこれからになりますね。
それでは。
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