にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

中華そば『青葉』@東京都墨田区錦糸町

2019-10-17 18:54:00 | ラーメン探索

 10月ももう半ば過ぎか。
やっと秋らしくなったと思ったら、11月に入ると木枯らし吹く冬ももうすぐ。

もう2週間くらい前に立ち寄った『青葉』
2ヶ月に一回くらいのペースでこの5年くらい通っている。こってりラーメンに飽きたとき食べたくなる懐かしい味だ。











 錦糸町店、飯田橋店、御徒町店と微妙にスープの味と具材の大きさ、配列が異なるが魚介系と豚骨鶏ガラ系のWスープのはしり(発祥?)がここ青葉の中華そば。

あっさりと上品な、しかもコクのあるスープで具材もいい。麺は中太だがもちもち感ある固めんだ。安心して美味しく食べられる。













 コクの濃さでいえば、飯田橋店〉御徒町店〉錦糸町店だが、錦糸町店の軽やかさがまたいい部分がある。

まだ中野本店で食べたことがないからいつか行かなくてはと思う。昭和の時代から長らく営業している名物ラーメン屋には、まだまだ頑張ってもらいたい。

荻窪の丸長もしかり、永福町の大勝軒も年に一度は食べたくなる昭和のスーパー(別格)ラーメンだ。どんな新店、どんな新作ラーメンが生まれても、この三軒の味にはかなわない部分があると思う。










 ご馳走さまでした。心の底から美味しかった。満足した昼食になった。また年内に足を運びます。今度は中野本店でしょうか。

完全退職して年金暮らしになった時には、昼食は毎日ラーメン行脚したい。



スピッツ「見っけ」聴いて

2019-10-16 07:15:00 | 日常

 スピッツ結成からちょうど30年。
最初の2年はインディーズ時代で、1991年発売された1stアルバム「スピッツ」から28年間で16thアルバム「見っけ」が1週間前リリースされた。











 この1週間、毎日ゆったりと何度も聴くことができた。なんて息の長いバンドなんだろう。自分もまさか30年近く聴き続けることになるなんて20代の後半には思いもよらなかった。

彼らはみな今年で52歳、4人とも長男という珍しいバンド。楽曲の作詞、作曲のほぼ全てをメインボーカルの草野正宗が創っている。50代でこのみずみずしい若い感性は一体どこから生まれてくるのだろうか。

相変わらず高音をさらりと軽やかに歌い切る声質も凄い。肩の力がますます抜けて自然体で力まない表現力にもつくづく感心する。











 マサムネの歌詞がこの15年でどんどん洗練されて練られて変わって来ている。90年代のマサムネは、ストレートな感性とねじ曲がった感性とが同居して、性(生)と死(終)を捉えていた。

恋と愛に対しても始まりと終わりが顕著に見えて大胆な願望や空想が分かりやすかった。たぶんマサムネ自身が暗中模索で見つからなくて、見つけたかったのかなと思う。

このアルバムには、マサムネの謙虚な悟りと控えめな自信が静かに落ち着いて散らばっているように感じる。若いとき、あれほど変な詩やメロディを描いてもがいていたのに、なんてスマートになってしまったのだろう。

どうしたら売れるのか、ヒットするのか、血眼になっていた90年代前半が懐かしい。昔は昔、もう昔のスピッツを追っかけたりはしない。昔と比較したりはしない。

自分も十分に歳を重ねた。ゆったりとした感性でのんびりと今のスピッツを描いていく。眠くてまどろんだ意識の中でBGM的に心地よく聴ければいい。

水引かぬ江戸川とラグビーWC

2019-10-14 09:55:00 | 日常

 小雨降る中、早朝なな散歩で江戸川河川敷へ出た。昨日朝から水が引いてなくて驚いた。

東日本での河川氾濫の被害の様子がTVで続々と映し出される度、被害の甚大さに心が痛む。早く復旧できることを願います。









 
 そんな中、台風から24時間経っていないのに横浜でラグビーWC予選ジャパン最終戦があった。

9月の最終練習試合ジャパンVS南アフリカ戦、WC予選の優勝候補ニュージーランドVS南アフリカ戦、アイルランドVSスコットランド戦を観て、ジャパン🇯🇵がいくら強くなったといってもまだまだこのレベルのチームには通用しないだろうと思っていた。(ごめんなさい)

決勝トーナメント進出、ベスト8おめでとうございます㊗️









 アイルランド戦といい、昨夜のスコットランド戦もほんとうに驚きのアンビリーバブルな結果だった。凄まじいあたりの強さに何度も目をつぶってしまう。この人達はいったいどんな身体してるのだろう、と怖くなってしまう。

今はとにかく痛んだ身体を早く回復させてください。決勝トーナメント初戦はまた日曜日。4年前からの因縁の相手(南アフリカ)が続く。






 
 サッカーWCの場合、予選リーグは4チーム中2チームが決勝トーナメントに進める。ラグビーは5チーム中2チームだからより厳しい。試合展開も休む暇がないくらい消耗するのに40分×2も戦う。どんだけトレーニングしてるのだろう。想像に絶するからまた凄い競技にみえる。






 くろすけ、チマ、チロの三兄弟、台風の夜、身を寄せ合って寝ていた。これから苦手な寒い季節がやって来る。




 

台風一過、ななと江戸川河川敷へ

2019-10-13 11:55:00 | 黒ラブなな

 




 台風一過、早朝ななを連れて江戸川へ。
やはり、河川敷はサッカーグラウンドも野球場も全て川になっていた。これほど川幅の広い江戸川は滅多にない。たくさんの人とワンちゃん散歩であふれていた。

関東から北方面は川が氾濫して甚大な被害が起きている。自然の力は凄まじい。我々のできることは備えること、避難することだけだ。それでも時として予測できない災害となる。














 午前中、なな散歩を終えて、家周りを掃除、片付け、洗車まで。今、荒川の氾濫情報が舞い込んできた。まだ台風による災害は落ち着いていない。


柴又八幡神社で御輿祭りがあるみたいだ。朝からピーヒャラ、竹笛とトントン小太鼓の音がどことなく聞こえて来る。1年に1度のお祭りかも知れないが、台風被害に遭われてる人々のこと思うとそんな気分にならない。

夕方、昨日行けなかったなな散歩の分までゆっくりたくさん散歩しよう。










 

「内田樹」の自叙伝(2)

2019-10-10 14:11:00 | 日常

 もう3年前のデータだが
日本女性の初婚平均年齢は29.4歳
日本男性は31.1歳とある。
その中でも東京都在住の女性の平均は
30.5で全国一高い数字だそうだ。

たぶん今頃には、女性の平均が30歳
男性の平均が32歳くらいなのだろう。
私の職場をみても、30代で結婚する人が多い。40代での初婚もちらほらいる。

数字なんてどうでもよくて、まして平均という数値には拘らない方がいいくらいだ。

これほど晩婚化になった理由はいくつも複合的に絡んでいる。よく言われる社会情勢や経済的な収入格差などあるだろうが、人生を生きる価値観みたいなもの、個人主義的な浸透が1番大きい要因と思う。

一人で生活することのお気楽さみたいなものから抜け出せない30代、40代をたくさん見てきた。できることなら結婚したいのだけれど、決定打がないのだという。
決定打ってなに?

前号の「内田樹」が自叙伝の中で面白い結婚観を披露してくれた。私もいたく同意するので紹介します、


「誰と結婚してもそこそこ楽しい」
(P206〜207)
結婚もそうです。(誰と結婚しても行き着く場所は同じ)
今の奥さんと出会わなくて、違う誰かと結婚しても、やっぱりそこそこ楽しくやっていたんじゃないかと思います。
結婚というのは「宿命的な相手」がこの世のどこかにいて、その人に会うまでさまよい歩くというようなことでなないと思います。結婚生活の成否は宿命によってではなく、結局は他のことと同じで、ほとんどその人の器で決まります。相手が代わると天国から地獄へ(あるいはその逆)というようなことはありません。
オープンマインドな人は誰と結婚してもそこそこ幸福になれるし、こだわりのきつい人は誰と結婚しても不満が残る。
結婚の幸福度を決めるのは、なんだかんだ言っても最終的に自分の「幸福になる力」です。
それは友だちと仲良くするのと基本は同じです。相手の「いいとこ」を見て、それに対して敬意と好奇心を持つ。そうすれば、お互いに「いいとこ」を選択的に相手に示そうとするようになり、「やなこと」はあまり用事がないので後景に退く。
それが消えてなくなるわけじゃないんです。でも、日常生活にあまり出なくなる(時々でてきますけど)。武道や芸事の修行と一緒で、場数を踏めば、だんだん腕が上がってくる。
10人の独身の異性が前にいたときに、そのうち3人とは結婚してもそこそこ幸福に暮らせるきがするのが「大人」で、「5人まではいける」と言えたら「人生の達人」。
すべからくわれわれは、「人生の達人」めざして生きるべきだと僕は思います。











 どうでしょうか。当たり前のことだが、結婚は他力本願でなくて自分の器次第なのかなと思う。内田の最後の、人生の達人めざしてのくだりは超個人的見解でどうでもいいです。流してください。