すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

首都圏を救った新潟県泉田知事!

2016年09月01日 | 日々思うこと

2007年7月16日の中越沖地震を経験した新潟県ですが、14年7月に『報道ライブ21』に出演した泉田知事の保存版映像(39分)を視聴しました。露木茂氏がキャスターを務めるBS11番組で、そこで放送されたことは泉田知事が首都圏、広く関東平野を放射能汚染から救ったともいえる貴重な番組です。http://www.dailymotion.com/video/x4r0s27_

泉田知事は中越沖地震を教訓に、県庁と柏崎刈羽原発とのホットライン確保のため免震重要棟を設置、これはIAEA(国際原子力機関)の調査によるアドバイスではなかったこと。その後、同じ東京電力の福島原発に免震重要棟がないことで、「3.11」福島第一原発事故の8ヶ月前に設置されたことなどを語っています。

BS11解説委員の二木啓孝氏は、もしフクイチに免震重要棟がなかったら、被害が広がり首都圏に人が住めない状況になっていたかもしれないと・・・。泉田知事は「日本の原子力の新規制基準は国際標準を満たしていない。第5層(人の避難)がそっくり抜けている」と・・・。さらに泉田知事は原発のコアキャッチャーや、ヨウ素剤の配布方法、メルトダウンの正しい情報の伝え方の問題点などを鋭く指摘の必見番組です。

「再稼働の前にやるべきことがある」と、ここまで詳細に語れる知事は原発立地県では少なく、政府はもとより原発推進の人たちには目障りな存在で、泉田知事が知事である限り柏崎刈羽原発の再稼働は難しいと考えるのは当然のことでしょう。

そして今日も知事選出馬撤回をめぐり多くの人たちが熱くなっています。勿論、私もその一人でスマホを持たないのでメールを駆使し、家にいる時はパソコンに向かっている時間がほとんどで、キーボードの叩き過ぎであまり使わない左手が腱鞘炎のようです。(笑)

昨日から驚くことは新潟日報の不条理もさることながら、若者たちが素早く動き出したことです。夕方には上越から、『第4期目の出馬を希望する嘆願書』のアクションで、来週にも知事へ提出ということです。

その前には28日に立ち上げたばかりの泉田知事応援・おむすびの会で、知事出馬撤回のニュースを受けて、「緊急アンケート」や昨日午後3時半から新潟市内で『泉田知事が知事でいてほしい』シール投票をスタートです。二日目の今日も新潟駅と万代口で行い、それをネットで流す“ママ”たちの素早さに感心するばかりです。

このイラストの泉田知事、新潟米の新品種「新之助」でしょうか、「新之助」はコシヒカリと違って倒れにくい品種だそうですが・・・。そしてこのようなイラストや、可愛い絵をサッと書ける女性たちがいて、改めて若者からも人気の高い知事であることが伝わってきます。そういう“じじばば”たちといえば、とにかくこのままでは終わらせないと「いずみだ後援会」へ知事宛書簡を送ったりと、“パパママ”らに続き頑張っています。