東京電力柏崎刈羽原発再稼働に反対し、原発ゼロをめざす実行委員会主催の『なくそテ原発2016 柏崎大集会』があり、受付けで「原発再稼働STOP!」シールとポスターの販売普及で、早めにマイカーで上越の友人Fさんと高速道で柏崎市へと向かいました。
実は昨夜は遅くまで知事選のことで電話やメールが夜半まで続き、その後は集会のパレード(デモ行進)にも使えるようにとポスターにクリップを使い紐を付けることを思いつき、その作業もあって就寝したのが深夜の3時です。
眠いことよりも緊張気味で、無事に会場の文化会館アルフォーレへ到着です。12時の開場では早くも県内外からの大型バスも到着し、ロビーが賑わってきました。前もって上越のWさんへもお手伝いをお願いしてあったので、混雑の中で友人らの呼びかけでシールも売れ始め、紐付きポスターは完売です。
午後1時の開演で友人らは席に着き、私はロビーに流れる音声と設置された大型TVでその様子を見聞きし、ときどき中に入って一番後ろからステージを垣間見ました。アルフォーレの1階はすでに満席で、最終的には1300人の参加ということで大盛況でした。
先ずは各団体の取り組みの紹介があり、続く講演は静岡県浜岡原発から60キロ圏の湖西市の三上 元市長で、「原発立地県から発信 脱原発、8つの理由」を分かりやすく歯切れのよい言葉で話され、泉田知事と重なる点が多々あり会場から何度も拍手が起こっています。
休憩の後は、昨年に続いてアイドルグループ「制服向上委員会」のライブ&トークです。「原発事故から5年半、“脱原発”を訴え続けてきたのに“変わらなかった”」と・・・。メンバーの大半が辞めてしまい、政治が変わらなかったのは大人たちの責任でもあり、彼女たちの訴えが心に届きます。
市民と野党との力の結集で、若者らに希望を与えなければと多くの参加者らは感じたことでしょう。「集会宣言」で閉会し、パレード前のわずかな時間にロビーで、ポスターを持ってもらい撮った貴重な写真です。
この日は糸魚川市全地域一斉の総合防災訓練があり、地震を想定して行われました。地震による原発事故が重なることで、県職員だけでなく各自治体も大混乱であることが柏崎集会から伝わる充実の一日でした。