池田山公園(東京都品川区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
自分を取り巻く環境というのは、一朝一夕で変わるものではありません。
また、他人からの評価や反応も、
「それまでの過去のデータ」が基礎になっているもので、
だからこそ、すぐには変えられるものではありません。
それがため、「自分自身でなんともできないこと」に、あまりにも多く直面してしまえば、
ややもすると、自分自身を捨て、腐ってしまいがちです。
「がんばっても無駄」と、本来誰もが持っているハズの向上心が、
どこかに消えてしまうのです。
自分自身の力が及ばないもの、
つまり、他人からの評価や承認、あるいは環境に翻弄されていると、
「もはや自分を磨いても無駄だ」と、無力感を抱いてしまいがちです。
しかし、ここが落とし穴なのです。
いかんともしがたいことは、たしかに多いかもしれない。
しかし一方では、自分でなんとか出来るものだって、同じように多くあるのです。
たとえば、自分の体型や表情、心掛け、他人への態度、整理整頓。
あるいは、語学力など「知識である程度までは踏ん張れる能力」の開発。
そんな大それたもの、と言うのなら、
せめて毎日の着る服や飾り物の研究。
もっと言うと、体を丁寧に洗うことだって、
立派な「なんとか出来ること」です。
これら全てを投げて、
「他人に依存しよう」
「夢を人に託そう」
「(なんとか出来るハズなのに)出来ないことや敵わないことは人の力を借りよう」
こんな人が幸せかというと、甚だ疑問だったり。
また、他人から好かれやすいのも、
言い換えれば、私達が好きになるのは、
「自分でなんとかしている人」であるハズです。
…つまり、「なんとかする部分」をなんとかしていれば、
アラ不思議、他人からの評価や承認がこちらに傾いてくる場合だって、
場合によってはあったりするかもしれませんよね。
もちろん人間、限界もあれば、苦手な分野だって、
絶対にあるわけです。
全てに勝つことは出来ません。
だから私は「死に物狂いで全て自分でやりましょう」と言いたいのではありません。
むしろ逆に、足し算をしてみませんか!?ということです。
つまり、「自分に出来ることは小さいことかもしれない。
でも、その「小さいこと」を少しずつでも増やそう」ということ。
「自分のコントロールが及ばないもの」にばかり触れていると、
エネルギーが吸い取られ、絶望感が拡大してしまいます。
しかし、それがために出来るハズのことを見失うと、
せっかく心の奥深くにある大切なもの(向上心や愛情、生きる希望)まで失ってしまいかねません。
まずは「出来ること」を探すことから、
少しずつやってみませんか!?