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東京湾フェリー(千葉県鋸南町)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
私は合コンが大嫌いなんです。
私には悪い癖がいくつかあって、
意気がる人が嫌いなくせに、
一歩間違えると、聞きたいとも言われていない自分の話を延々と続けてしまったり、
自慢にならないことを自慢してしまったり、
深い話をして、場をしらけさせてしまったり。
だから、合コンは全てお断りしてきたし、
飲み会でも「ダンマリ」を決め込む場合がほとんど。
でも、行きたくない理由は、そうそうわかりやすいものばかりではないのです。
☆ ☆ ☆
人間、勘違いする生き物じゃないですか。
だからこそ、ヘタクソな会話をしてしまったとしても、
コミュニケーションを楽しみたい人が行く場であれば、
気をつかって会話を楽しんでくれているように見せてくれる、優しい人がほとんどなわけです。
もっと具体的に言うと、
「機嫌を損ねて、空気を壊さないため」
「とりあえず話だけは聞いてるフリをして、後で…」
という可能性だってある。
さらに言えば、核心を突くのが嫌いな人の場合、
表面上ではたとえ褒めていたとしても
「優しい方なんですね」
↓
「優しい(けどいい歳して頼り甲斐もない、面白みのない)方なんですね」
とか、
「すごーい、隠れた才能があるんですね」
↓
「すごーい、隠れた才能(だけど、私には興味がないからもうひけらかすのは勘弁な能力)があるんですね」
などと、何割か割り引いて考えなくちゃいけない人だって、
絶対いるわけです。
私は別に人によく思われたいとか、へんな見栄はありません。
でも、「自分だけ楽しんでいて、実は周りを不愉快にさせていたり、疲れてさせていたりして、
それを気づけなかった」という場合って、
ものすごい罪悪感に駆られるんです。
だから、害になりやすい自分が本当に害にならないように、
合コンとか飲み会というものに、敵対心をあらわにするわけです。
☆ ☆ ☆
以上が前置きと言ったら、皆さんは怒りますか(笑)!?
私が言いたかったのは
「人の本音を読むのは、それくらい難しい」
「なかなか不愉快だと言ってくれない人がいることの苦しさ」
が、たとえ「加害者」と言えど、いかに胸を痛め付けるか、という話なんですね。
頭のよい皆さんならもうおわかりかと思いますが、
正直、こんなことを考えていては、身が持ちません。
だからこそ、「本音を読めない時の次善策」を簡潔に纏めて、
お話を終わりにしたいと思います。
相手の本音が読み切れない場合、
当たり前ですが、以下の3つの考えをとるのが現実的です。
・会話中、自分をモニタリングして、悪い癖が出ていないか時たま省みる
・聞き役に徹し、話を求められたらベストを尽くす
・そもそも、会話を求められる場に行かない
私の考えから、「いかに会話から本音が読めないことが恐ろしいか」を感じていただければと思います。