松田町桜祭りから(神奈川県松田町)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
最近に限らず、「本や言葉の効果を、秒数や分数で表す宣伝」、多く見掛けたりはしないでしょうか。
たとえば、
「3秒で元気になれる…」
「5分で一流になるための…」 「10秒でスッキリする…」
こんな文句には、インパクトがあります。
しかし私は、この手の言葉には乗ったら負けなのではないかと思うのです。
というのも、「3秒で元気になれる」などとと言われて読んだはいいとして、
3秒と言わずとも、すぐに気が晴れなかったら、その場合「普通の人はこれで立ち直っているのに、手を差し延べられてもなんにもできないなんて…」と、
不要な劣等感を感じたり、焦りや絶望感を抱く原因にもなりかねないからです。
さて。
「心の問題」、特に「精神的に傷ついているとき」は、
「これは体だったらどんな状態なんだろう?!!」と考えることで、自分を的確に見つめられる場合があります。
体の傷には、治りやすいものと、回復に時間がかかるものがあること、皆さんもよくご存じですよね。
筋肉痛ぐらいならまだしも、まさか大怪我が一日で治るわけがないのです。
すなわち。
体の傷が一瞬で治るとも限らないなら、心の問題だって、全部が全部、一瞬で解決できるものとは言い切れない、
こういう考え方があってもいいハズです。
「〇秒で〇〇になる」と言うのは簡単ですが、それは、大怪我をした人に「あなたもこの薬で一日で治りますよ」と、
完治する前から無理をさせているのと同じなのです。
みんながみんな、そんな一瞬で立ち直れる程度の問題で済んでいるなら、そもそも心が乱れること自体がおかしいということにもなります。
「即座に元気になれない」というのなら、それはそれで、ゆっくりじっくり、立ち直っていけばいい。
新幹線のスピードが無理なら、鈍行列車の早さでいってもいい。
すぐに立ち直れなかったら、それだけ大変なことがあったということ。
大変なことがあったら、誰だってすぐに元気になるのは難しくなります。
だから、そんな自分を責めることはないのです。
あるいは、他人だったとしても、事情を汲んであげれば、そこに深い傷が見えるかもしれません。
最後に。
「落ち込みたくてへこんでます」という人はいません。
みんな、元気でありたいのです。
元気でありたいなら、まずはそもそもの焦りを手放しましょう。
心も体も、焦らずにいれば、傷は治っていくからです。
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
最近に限らず、「本や言葉の効果を、秒数や分数で表す宣伝」、多く見掛けたりはしないでしょうか。
たとえば、
「3秒で元気になれる…」
「5分で一流になるための…」 「10秒でスッキリする…」
こんな文句には、インパクトがあります。
しかし私は、この手の言葉には乗ったら負けなのではないかと思うのです。
というのも、「3秒で元気になれる」などとと言われて読んだはいいとして、
3秒と言わずとも、すぐに気が晴れなかったら、その場合「普通の人はこれで立ち直っているのに、手を差し延べられてもなんにもできないなんて…」と、
不要な劣等感を感じたり、焦りや絶望感を抱く原因にもなりかねないからです。
さて。
「心の問題」、特に「精神的に傷ついているとき」は、
「これは体だったらどんな状態なんだろう?!!」と考えることで、自分を的確に見つめられる場合があります。
体の傷には、治りやすいものと、回復に時間がかかるものがあること、皆さんもよくご存じですよね。
筋肉痛ぐらいならまだしも、まさか大怪我が一日で治るわけがないのです。
すなわち。
体の傷が一瞬で治るとも限らないなら、心の問題だって、全部が全部、一瞬で解決できるものとは言い切れない、
こういう考え方があってもいいハズです。
「〇秒で〇〇になる」と言うのは簡単ですが、それは、大怪我をした人に「あなたもこの薬で一日で治りますよ」と、
完治する前から無理をさせているのと同じなのです。
みんながみんな、そんな一瞬で立ち直れる程度の問題で済んでいるなら、そもそも心が乱れること自体がおかしいということにもなります。
「即座に元気になれない」というのなら、それはそれで、ゆっくりじっくり、立ち直っていけばいい。
新幹線のスピードが無理なら、鈍行列車の早さでいってもいい。
すぐに立ち直れなかったら、それだけ大変なことがあったということ。
大変なことがあったら、誰だってすぐに元気になるのは難しくなります。
だから、そんな自分を責めることはないのです。
あるいは、他人だったとしても、事情を汲んであげれば、そこに深い傷が見えるかもしれません。
最後に。
「落ち込みたくてへこんでます」という人はいません。
みんな、元気でありたいのです。
元気でありたいなら、まずはそもそもの焦りを手放しましょう。
心も体も、焦らずにいれば、傷は治っていくからです。