猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

OSCEでの出来事:できていないのに練習しました??

2011-08-19 18:34:25 | 教育
本日のOSCEでの出来事です。

全くできなかった学生に・・・「ちゃんと練習をしていたのか?」の質問に「はい、しました」とはっきり答えたものがいる。

学生はどの指標で「練習した」というのでしょうか?「練習した」ということは「練習したことで成果がだせた」ときに使うものですよね。
「一生懸命理学療法したのですが、歩けませんでした」では患者さんは納得しませんね。

試験官である私の火に油をそそぐ今日1日でした。


国立大学の学生が来ました: 3倍払っているのだから当たり前だよの巻 

2011-08-19 01:14:05 | 教育
国立大学の理学療法学科3年生2名が私の研究室にきた時の話です。

本学の授業の進め方の話をしました。
1 1年生よりトップダウン評価を強く教える
2 年4回のOSCEをおこない、臨床で心配ない理学療法評価技術をみにつける
3 動作分析の授業を積極的におこなう
などなど・・・・・

学生さんは「いいですね・・臨床実習に大変役立ちそうですね」、「これまで教えていただければ学生さんは満足でしょうね」との話・・・
すかさず私は「だって、君たちの3倍の授業料を払っているのだから、当たり前でしょう」と答えました。

笑い話になりましたが・・・・・どの学校も特徴のある教育を行っています。しかし、本学のカリキュラムが、うらやましがられることに少しだけ喜びを感じました。

では・・・また、頑張ります。
明日も朝から2年生のOSCEです。