子供たちが小さい頃は、クラスメートの誕生会によく呼ばれます。
大きくなると気の合った友達がはっきりしてくるので
大人数の会は少なくなるみたい。
日本の誕生会も変化してきているのかな。
ヨーロッパの誕生会は、ただ集まって、プレゼントを渡して
ケーキを食べて・・・というより、むしろ、
いかに楽しく企画するかに、情熱をかけている。
たとえば、家じゅう使って、オリエンテーリングのような宝探しをやったり
プリンセスの衣装で参加と招待状に書いてあったり、
本格的ディスコパーティー(ミラーボールなんかも設置して)だったり
娘もしばしば招待されましたが、
スウェーデン語を読めない、読みたくない親をもったおかげで
仮装パーティに平服で行ったり、
パーティをすっぽかしそうになったり
迎えの時間に著しく遅れて孤独だったり・・・
苦難の日々でもありました。
これは、スポーツ誕生会。
野球をやって、サッカーをやって・・・
これだけの空地がそばにあるだけでも幸せだよね。
5月1日メーデーの6時からルンド大の大学本部建物の前で歴代の合唱部のメンバーが全国(全世界?)から集まって、春を迎える歌をうたいます。
毎年、テレビ中継されるほど有名なイベントです。
コーラスグループがかぶっている帽子は学帽。
観衆の中でもかぶっている人がいます。
年季が入って色が変わっているものもありました。
ルンド大の学生か、卒業生です。
約1時間、文字通り立錐の余地もない混みようでした。
ごめんなさい。いまだにポスク(イースター)画像
ポスク前夜、女の子達は汚い服を着て、顔を汚して近所の家のドアをたたきます。
ハロウィーンのようですが、違うのは、原則として女の子だけ。
訪問された家では、お菓子や小銭をプレゼントします。
所が最近では、夜だけではなく、昼間も街中で、集金する姿がみられるようになりました。
魔女の世界もせちがらくなったようで・・・
画像は本文とは関係のない、ただのかわいいポスクの魔女です。
ポスク(イースター)前の金曜日を長い金曜日といいます。
イースターが復活祭なので、
キリストが磔になった受難の金曜日のことです。
ヨーロッパのキリスト国では、祝日?で、
学校も職場もお休みです。
多くのお店も休みもしくは、営業時間短縮になります。
マルモの中心地では、ポスク関連行事が。
仮設小屋の中ででは、ポスクの悪魔が待っていて、子どもたちにお菓子をくれていました。
「写真をとらせてよ」と頼んだら、
ふたりの悪魔たち
「もちろん、俺のでしょ」
「ちがうよね、俺だけでしょ」と、
もめてみせてくれました。いえ、お二人共です。
アップしわすれていたので、いつまでもポスク関連でひっぱってごめんなさい。
イースター休暇のこの時期
スコーネ中のいろいろな場所で、
地元の芸術家の展示会が開かれます。
新聞に公示されているだけで147もありました。
例えば、スコーネの城などは、展示会の格好の場所です。
ハッケベリー城でも、数人の芸術家の合同展示が行われていました。
でも、売れているのは1割ぐらい。
しかも、素敵と思うのは、やっぱり売約済みでした。
いえね、買う気も、買うお金もないんですけどね。
我が家に帰る道筋に、何箇所か
突然看板が立ちました。
どうやら、誕生パーティの会場案内のようです。
良く見ると写真入で
マーリーン30歳、の文字が。
そして、たどって行った先の、本人の家の前には、
同じコピーがいたるところに貼ってありました。
もし、わたしが、これをされたら、
即・・・・離婚です・・・
今日は、エイプリルフール。
スウェーデンでは、
「アプリル、アプリル」と言います。
「やーい、ひっかっかった」
的な感じで使います。
アプリルはApril
スウェーデン語でも4月の意味。
二回繰り返すだけです。
毎年、この日はテレビや新聞に
「ウソ記事」がのります。
今年のSydsvenska(新聞)のネタは
「犬のフンを入れると重さに対応して金券が出てくる機械」
スウェーデンでは、ペットボトルや空き缶を入れると
金券が出てくる機械があるので、
これは、だまされるかも。
イースターが近づいてくると市場や街角、学校などに鳥の羽を飾った枝が並び始めます。
四旬節の小枝です。
ブナの小枝に色とりどりの羽がついています。もちろん染めた色です。
花瓶にさして、ブナの新芽が出るのを待つようです。
春を待つ儀式だそうです。
この画像はスーパーのデコレーション。
家で飾るのは、もっとずっと小さいです。