スウェーデン人はこうした野外劇が大好き。
エンターテイメントのすそ野の広さが伺えます。
ここでは、トムテ言葉やトロル語を勉強して
それからトロルを探しに出かけます。
大人が楽しそうに声を出しているので
子供たちも楽しそう。
「トロルにあったら尻尾が自慢だから
しっぽきれいだねとほめてあげてくださいね。
トロル語では『ファンファンファーレ』といいます。
さあ、練習してみよう。せえの」
と声をかけられると
そこにいる全員で大声で
「ファンファンファーレ」と叫びます。
日本人としての恥は捨てなくてはいけません。
でないと・・・ちょっと、照れる・・・
しかし、インパクトすごいなあ。
だいぶ前に習ったトロル語、頭から離れない。
ダーラナにはトムテランドがあります。
トムテというのは農家に住む小人ですが、
クリスマスにプレゼントを運んでくれるのは、スウェーデンではトムテです。
トムテランドのサンタです。
夏ですから、オフシーズンのサンタクロースに会えます。
冬には、世界中のこどもたちへ
サンタクロースからの手紙を送るサービスも。
ただし、申し込んだ人だけ。
フィンランドでもそんなサービスをやっていたようですが、
日本から企業ぐるみで大量の申し込みがあって
悲鳴をあげているという話をきいたことがあります。
トムテランドのサービスもなくなっているかも・・・
キャラバンサイトに長期逗留する人の中にはその期間をなるべく快適にすごそうと努める人がたくさんいます。
キャラバンとほぼ同じサイズのテントをリビングルームにします。
当然中にはテレビもあります。
敷地の外には垣根もあり花を飾ったり、表札を飾ったりしています。
ここまで、がんばるかぁ。脱帽・・・と言う感じです
キャンプサイトです。
主だったものだけでスウェーデン国内に600以上あります。
設備によって星がついています。
サウナやゴルフ場がついているものもあれば共同のシャワーだけというところもあります。
キャラバンを引っ張ってスウェーデン中どこでも回れるといっても過言ではありません。
スウェーデンの車は、後ろのナンバープレートのあたりにキャラバンや荷車を引っ掛ける棒がついています。
でも、慣れないと運転がむずかしい。
わたしは、はやばやと諦めました。
バンガローで、一泊300クローネぐらいから、キャラバンで、100クローナぐらいからです。
明日は、豪華キャラバンハウスをご紹介。
このオレンジ色の馬みたことありませんか。
ダラヘストといいます。
かつて、お祭りの時に売るおもちゃとして作られました。
名前の通り、ダーラナの馬です。
でも、いまでは、スウェーデンを代表する民芸品。
木彫りのうえに彩色します。
実は、ダーラナ地方では、地域毎に独自の馬の形や模様をもっています。
一番有名なこのタイプは、シリアン湖の北のMoraという町のものです。
日本のこけしのようでしょ。
この巨大なダラへスト、すごい
シリアン湖のほとりレクサンドから東に20キロ
ロナスという集落にある
Sven-Oolf Ro:ja。sさんのサマーハウス。
手前の小屋です。1週間でハイシーズンで3万円ちょっと。
右手のクルーザの奥が、オーナーの家です。
サマーハウスの広さは、30平米。
ベッドは4つありました。
目前が湖と言う絶景のサマーハウスです。
「スウェーデン報」のおすすめ。
このさび色のペンキは胴の鉱山からとれる顔料から
作ったもの。ダーラナ地方はほどんどこの色の家です。
スウェーデンの競馬です
日本風の馬だけ走るレースもありますが、主要なレースはこのタイプ車に騎手をのせて引っ張るレースです。
田舎の競馬場だと11レースすべてがこれ。
馬番は馬の胴と頭の上につけられます。
日本のように色分けしてないので走っている最中は、肉眼ではどの馬が早いのか、わかりません。
避暑地のダーラナでは、夏の間だけ月曜の夕方6時半から、レースがあります。
素朴な夕涼みというところでしょうか。
しかし、頭の上のナンバーは格好悪い。
わたしが、馬だったらプライドが許さないかも。
この時期になると何かにつけて外で時間を過ごします。
単なる夕食も庭やバルコニーで。
色白のスウェーデン人の肌は、まず赤く焼けます。
夜遅くまで明るいこともあり、ずっと外にいます。
なんてことはない料理でも、外で食べるとおいしい。