明日もやりたいようにーmiddle60

切り折り紙、釣りなど
全身遊び心の日々・・
もっともっと忘れたい
なぜなら
どんどん新しいことが入ってきそうだ

息子の結婚 その2

2006年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム

あまり歩けない母に、孫の式に出てもらうまで・・・。

①新幹線の駅への電話は大変である。ほとんど繋がらないとは知っていたが、かけっぱなしで50分を要した。3週間ほど前だったか、HPに書いてあった電話番号だ。

②何月何日、何時何分発のひかり○○号、何号車の○○番の席。これに車椅子を必要とする老人が乗るのでよろしくとの内容。出発の日と、帰りの日と、全ての駅にきちんと連絡が取れ次第、かならず電話を下さるように依頼。返事はあまり待つ事なく来た。念のために取次ぎ者の氏名を確認。

③JRのホームページで障害者用のエレベーターの位置、障害者用のトイレを確認。エレベーターを降りたら、乗車の号車へは右か左か記憶。全ての駅の情報が乗っているわけではないと初めて分かった。

④当日、我が家から車椅子を自動車に積み込み出発。

⑤駅の前で母を下ろし、車椅子にのせ、その場で待機をしてもらう。その間いつもの有料駐車場へ行くと「満車」。やや焦りを感じながら、別の駐車場へ入れる。

⑥改札にて「来ました」と告げると、メモを取り出す駅員。しっかりつたわっていると安心。エレベーター、乗車位置、乗車まで付き添ってくれた。

⑦問題発生!列車の扉が開き、さあ乗ろうと車椅子を押すと、なんと入り口が車椅子より狭くて、そのままでは乗車できないではないか。乗れると思って私は全力で押したので、車が入り口に挟まってしまいパニックになる寸前であった。車内も移動は不可能だと初めてわかった。ここまでは事前に調べる必要はないと思っていたのだ。

⑧駅員の援助もありなんとか乗車。「新大阪のホームでも、駅員は待機していてくれるのでしょうね?」と念を押す。「車掌に言ってください」???車内で私たちのところまで来てくれるのか、新幹線の中を走り回って探すのか?確認も取れないうちに発車の時刻。

⑨新大阪ホームには駅員が待機していてくださった。改札まで誘導が仕事ですとお話をされていた。

⑩問題発生。というより、マナーの問題。障害者用のエレベータに乗ろうとしたら、荷物が多くて重そうな人たちも乗るではないか。その人たちが先に乗って満車。駅員は何も言わないので、こちらも黙っていたが・・・・

⑪翌日も同様に行動。

なにせ初めての経験。母もそうだが・・・。
新幹線の乗車口は広くならないのだろうか、客席を少しでも多くするため、少しでもゆったりと座れるため通路も設計されているのであろう。
JRの貸し出し用の車椅子を見ていないのでなんとも言えないが、いろいろ勉強になった二日間であった。


息子の結婚式その1

2006年11月05日 | 日記・エッセイ・コラム

4日に挙式。二人の子供はこれで本格的に独立した。肩の重荷がとれたというか気が抜けたというか我ながら老いを感じたというか複雑な気持である。披露宴では、来賓の方たち、新婦の親類のテーブルへ行き酌をしながら挨拶。ゆっくり食事をとるまもなく、あっという間におわったという感じだ。両家の代表挨拶も無難に済まし、お見送りも済むと、新幹線の乗車時刻まであとどれだけあるか計算をしながらの行動。この日に至るまで親の方の準備も結構大変だ。幸あれ。