称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

彼岸花が境内に咲きました。

2008年09月22日 15時01分12秒 | 独り言 ぼやき

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彼岸花が お寺の境内に咲きました。お彼岸がきました。この前お盆が過ぎたばかりなのに はや お彼岸です。時間の流れが 私の回りだけ新幹線ぐらい速いです。この1週間 忙しいです。

彼岸・・・とは「彼の岸」、彼方の岸ですから 向こう側の岸の事でしよう。こちら側は この世でして 煩悩があり愛欲がある世です。

向こう側は 煩悩が無く 愛欲なども無い世の中です。極楽お浄土の世界です。ちょっと 覗いて見たい様な気になります。

お彼岸に お墓、お寺参りをなさるとともに 極楽のお浄土にも 少し思いをはせてみませんか?


北京オリンピック・パラリンピックが終わりました。

2008年09月20日 00時28分10秒 | 独り言 ぼやき

北京オリンピック・パラリンピックが終わりました。オリンピックでは 例えば北島選手の泳ぎに日本中が一丸となり応援しました。パラリンピックでは 障害を持っている選手が 障害をものともせず頑張っている姿に心を打たれ 勇気を頂きました。国別のメダルの数などはあまり気になりませんでした。

毎日のニュースでは アメリカのリーマンブラザーズ証券の破綻、事故米について、自民党の総裁選挙などが報じられておりますが、私は オリンピック前の チベットやウィグル等の少数民族についての問題がどうなっているのかが気になるところです。

聖火リレーなどで世界中の目が中国に注がれていた時は活発に報道されましたが、世界の目が中国から離れてしまった今こそ 特に注意する必要があると思います。ダライラマ14世がこの秋に九州においでになるそうです。

洞爺湖サミットの直前に 「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」が設立されました。 

日本の仏教も 明治時代に時の政府によって 激しく弾圧された歴史を有しています。

仏教徒である一般の門信徒の方も 指導者である僧侶の方々も チベットにおいて 仏教が激しく弾圧され ダライラマ14世がインドに亡命せざるを得ない現状に疑問を抱き 宗教弾圧がなくなる世の中を目指すよう努力することが求められています。

「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」も現在 各地区で組織の強化をはかる努力がなされています。

四国地区の幹事を称讃寺住職の私が担当しております。会の趣旨にご賛同戴けるお坊さんを募っておりますので よろしくお願い致します。何処にでも 誰にでも説明にお伺いしますのでお声を掛けてください。


真宗寺院では 秋の永代経法要があります。

2008年09月11日 22時45分48秒 | 独り言 ぼやき

朝夕 大分涼しくなってきました。私達真宗寺院では 秋の永代経法要の季節です。それぞれの寺院で さまざまな先生をお招きしての法話があります。真宗は お聴聞が基本です。とりあえず「聴いてみましよう」。檀那寺だけではなくて ご近所のお寺をハシゴするのも 良いと思います。こころの栄養になります。称讃寺のホームページの[行事案内]をご覧下さい。近隣寺院の予定を掲載しております。信仰の季節が参りました。