称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

親の介護が始まりました。

2012年02月01日 22時48分37秒 | 独り言 ぼやき

一昨年、昭和8年生まれの母親の挙動がおかしくて 掛かりつけの内科医に抗痴呆症剤のアリセプトを処方してもらっていました。性格が攻撃的になり 物忘れは益々ひどくなり アリセプトの効果が疑わしくなりました。

昨年 医大の精神科の中村祐教授を訪ね 診察をして頂きました。アルツハイマー性痴呆症の中期と診断されました。

新しく認可された薬をさっそく処方して戴き 性格はずいぶん穏やかになり家族とのトラブルが少なくなりました。

今でも2週間に一度母親を医大病院に連れて行きます。仕事をしながらですので ずいぶんと負担になることがあります。

そうこうしている時に 家内の母親が 出先で転倒した、との連絡がありました。左足の膝の骨折と右足首の捻挫との診断です。早速 電動リクライニングベッドと歩行器を借りて 家の中で安静にしております。

家内が朝に夕に実家に入っております。数年前の脳梗塞で左側に少しマヒが残っている義父が居ますので 家事全般が大変です。

60才を前にして とうとう親の介護が始まったな、と ひしひしと思っています。