称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

センター試験

2013年01月24日 23時14分29秒 | 独り言 ぼやき

今月の19日(土)20日(日)はセンター試験の日でした。私たち夫婦には3人の子供がおりまして 上の二人は既に成人になっていますが、下の端は高校3年生で受験生です。
19日の朝早くに90歳程のお婆ちゃんが亡くなったとの連絡があり 私は6時頃から出かけておりました。10時からは法事があり 袈裟等の衣装を持って行く為に9時半頃お寺に立ち寄って びっくり!!
センター試験を受けるはずの息子が 自宅に居るではありませんか!!
10時からの法事では、お経を読むのに熱が入らず、おうちの方には 大変申し訳ない事を致しました。

夜 息子に聴いてみると、「今、小説を書いている。それが 書き終わらなかったからセンター試験を休んだ。もうすぐ 書き終わるので、書き終わったら 来年きちんと受験するので浪人させて欲しい。」との事。

やっと、子育てが終わると思っていたのに、後 1年・・・、と思えば、気が重くなりました。
親子の対話不足と 価値観の違いを実感しました。


家族葬

2013年01月10日 23時24分34秒 | 独り言 ぼやき

皆さんは 「家族葬」という言葉に どのようなイメージを抱きますか?少人数・安い・簡単・丁寧・義理なし・・・・。
[家族葬・直葬]の専門業者の責任者の方が、会社を辞めたい、と 相談に来ました。
『義理の関係のない少人数の人たちが、本気で 心を込めて しっかりとお別れをして しっかりとお送りをするのが、家族葬の本質であるはずなのに、現在の「家族葬」は 早くて、安くて、面倒くさくない、とのキャッチフレーズで会社側も宣伝しますし、利用者側も 安くて 手間が掛からない、とのイメージを持っていて、少人数で 心を込めて しっかりとお別れをする、という「家族葬」の本質の部分が蔑にされている。』というのです。会社側も利用者側も しっかりとお別れをしようとの姿勢がなくなってしまっている、との指摘です。1件についての単価が安い為 数をこなす必要があり、ところてん方式になってしまっている、との指摘です。
皆さんは、「家族葬」の言葉に どんなイメージを持ちますか?


明けまして おめでとうございます。

2013年01月08日 22時44分32秒 | 独り言 ぼやき

皆様、明けまして おめでとうございます。

昨年の秋から 大変ご無沙汰致しました。秋からお講勤めに全ご門徒様のお宅を訪問するのが恒例です。その上 秋から年末にかけてご葬儀が多く 大変忙しい年末でした。

20歳台の若者の交通事故死の葬儀も担当しましたが、心が張り裂けそうでした。

さて、新年になり、忙しくてもちゃんとブログを書こう、と 心を新たにしております。

本年も どうぞよろしくお願い致します。

                                    称讃寺 瑞田信弘