称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

称讃寺の会館で市民葬・家族葬No2

2018年05月22日 22時25分06秒 | お坊さんの独り言

          

今日 称讃寺の会館で市民葬・家族葬
1ヶ月程前 称讃寺に奥様と次男さんのお嫁さんが相談に来ました。
称讃寺の会館で家族葬を行いたい旨をお聴きしました。
称讃寺の会館で葬式をする場合の メリット・デメリットを説明しました。
家族葬、市民葬のメリット・デメリットも説明しました。
それでも お寺で市民葬・家族葬をやりたいとの事で 葬儀社の担当者とご家族様とを

お寺で引合して、事前相談と大体の見積もりをして頂きました。
近頃は 事前相談も それほど抵抗がなくなったようです。

市民葬14万円と税、お寺の会館使用料3万円。通夜後の食事は自分で用意。
初七日後の会食は無し。
親戚などが生花を注文してくれて お花も沢山ありました。
遺影写真のカラー化などの多少の追加料金と 食事代や雑費とお坊さんへのお布施を
含めても50万円は掛らなかったようです。
ご葬家は大満足でした。

近頃は家族葬ブームです。少人数のお葬式ですと 会館使用料の高い葬儀社会館を利用しなくて
自宅や菩提寺の会館や本堂で葬儀を行うのも一案です。
市民葬は霊柩車の費用・火葬費用の補助があります。
葬儀費用が安い、のは 最大のメリットでしょう。
自宅やお寺での葬式は アットホーム感があります。
今後は 葬儀も多様化が予想されます。

 


今日のFM815『たまだ和尚のここらでホッと一息つきましょう』

2018年05月16日 23時04分52秒 | お坊さんの独り言

         

今日のFM815『たまだ和尚のここらでホッと一息つきましよう』レギュラーの岩佐一史君は東京出張中でお休みです。
今日は 和服・着物についてがテーマです。
「美しどころ」代表の香西直子さん アール・ツゥ社長の長友惠子さんがゲストです。金倉寺の村上鉄斎君と私のトークです。
着物と言えば 高価 面倒 苦しい等のマイナスイメージが多い反面、気軽に着物を着てみたいとの欲求も多いのが現実です。近頃は お手軽な価格で 扱いやすく お手入れも簡単な着物も多く出ている様で 気軽に着物を着てみたい人にとっては朗報です。
畳んで片付けるのが面倒な人は クローゼットに 和服ハンガーに吊るして保管する事も可能だそうです。10着で30㎝幅程だそうで引き出しに入れて片付けるよりも 手間もかからず 目で見れますので新しい保管法になりそうです。
私は終活推進をしていますが、高齢の女性が亡くなったら 衣類は殆どがが捨てられているのが現状です。高齢の女性が持っている着物が娘や孫に渡ることは素晴らしい事です。着付け教室で交換会などもあるようですが、まずは娘や孫の方から「お婆ちゃんの着物や帯、貰っていい?」と声を掛けてあげる事が大切です。お婆ちゃんも涙を流して喜んでくれると思います。
益々 気軽に着物を着る人が増えるといいなぁ~、と思っています。何といっても 着物姿の女性は綺麗で 可愛く 色っぽいですから・・・。香西さん 長友さん 有難うございました。


今日のNHKカルチャーセンター 私の担当講座『釈尊から親鸞へ』

2018年05月08日 18時09分49秒 | お坊さんの独り言

     
NHKカルチャーセンター『釈尊から親鸞へ』
毎月第2火曜日 13時~15時の120分。120分の講義は疲れます。
先月から 「親鸞」になりました。
今日は 親鸞誕生から9歳での得度、比叡山での修行、をやりました。
御俗姓をコピーして渡し 皆で声を出して読みました。
質問もよく出ます。
ちょっと 外れますが 真宗十派についても解説しました。
来月は 六角堂からです。
老体にムチ打っての講義です。


称讃寺の鐘楼工事、瓦工事

2018年05月04日 18時46分52秒 | お坊さんの独り言

      

中断していた 鐘楼工事の瓦葺き工事が再開です。
称讃寺用の鬼瓦が焼きあがりました。いぶし銀の鬼瓦特注品です。
鬼の顔ですが、鬼瓦にも 仁王さんの様に「あ」と「うん」で口を開けているの 閉じているのとで1対だそうです。
口を開けて入る方を南や西に、閉じている方を北や東に取り付けるのだそうです。
鬼瓦に「あ」「うん」があったり取付の方角の決まりがあること、初めて知りました。
この年になっても知らない事だらけです。
職人さんの説明に 唯々聞き入っています。
瓦葺きや鬼瓦や装飾など 伝統工芸だと感心してみています。
鯱は明治時代の物を修復中です。
出来上がりましたら 写真でお知らせします。
さすが 請川窯業、素晴らしい瓦屋さんです。