称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

家族葬・市民葬

2015年09月09日 22時19分22秒 | 独り言 ぼやき

本日 称讃寺の会館で 市民葬・家族葬を実施しました。
高松市民葬は 14万と24万の2種類。
今日は 14万円のコース。
コースに含まれない、替えのドライアイス・会葬礼状・タクシー・
簡単な食事などを追加して 約22万円。
遺影写真は白黒ですが モノクロームの写真もかえって新鮮です。

葬儀社さんで市民葬をお願いすると、
当然のことながら 7万~10万円の施設使用料が発生します。
これが結構高額なんで、ネックになっているんです。

お寺が会館を安く利用できるように開放すると
20万円前後で市民葬が出来るのです。

今回の場合は お通夜は10人程。葬儀は20人程でした。
ちゃんと司会者もいて 呼び出しの焼香もありましたよ。

今回は、一昨日の朝方「母が亡くなったが 葬儀の金がない」との電話。
「いくらなら あるの?」「来月の給料日には約30万円。」
「亡くなったお母さんの通帳に少しはない?」「あるかも・・・。」
葬儀社さんへの支払いを来月にして頂くことをお願いして、実施できました。

今回の場合は お金がなかったのですが、
葬儀の出費を安く抑えたい方もいるかもしれません。
葬儀社さんは 市民葬をやりたがらないのですが
お寺を会場に 市民葬をやるのも 手作り感があって
なかなかいいものだと思いました。

それぞれの 菩提寺さんに聞いてみては如何でしようか?