称讃寺の鐘楼大修理です。
称讃寺は明治20年頃に火事になり 本堂・庫裏は全焼したらしいです。
それで川東村から大野村の現在地に移転したのですが、燃えなかった 大小の山門と鐘楼は
稲刈りの終わった田んぼを横切って数キロ担いで持ってきたと聞いています。
120年前に移転して来て 50年前に修理して銅板葺きにしたのは 判っていますが
移転前 いつ建築されたのかは判っていません。
痛んだ材木を除けて新しい材木にして 屋根や柱の狂いを補正して やっと棟があがりました。
大工さんとは 今から150年もつ様にとお話ししています。
昔の大工さんの技術の高さと、今の大工さんの技術とで 今から150年大丈夫なようになればいいです。
あまり格好は良くないですが 地震対策で鉄の筋交も入れました。
陰で『坊主丸儲け』と言っている人も居るようですが、
皆さんからお預かりしているお寺を大切に維持していくことは 大変な事です。
ちなみに 今回の修理 千万単位の見積もりですが ご門徒様には ご寄付の依頼はしておりません。
お寺の経営も大変な事が 少しでもご理解頂ければと思っております。
称讃寺のしょぼいお坊さんの瑞田信弘です。
今日のFM815・ラジオ『たまだ和尚のここらでホッと一息つきましょう』
元高松一高 地学・地理の教員、教頭・校長先生を歴任された林巍先生がゲストです。
高校教育に対する想い、高松一高愛を前半お聴きして、
後半 森・山・河・自然に対する強い想いをお聴きしました。
大気と水を空海(弘法大師)に例えられました。
森や自然に対する想いは 山岳信仰に近いものを感じました。
高校時代には とっても大きな背中を感じていましたが、今お会いしてみると ずいぶん背が縮んだなぁ~、と感じました。
もうすぐ86歳の林先生。とってもお元気です。
また ラジオ出演するよ、とおっしゃってくれました。
とっても楽しい1時間でした。
ボランティアで光華ディサービスでお話しをしてきました。
終活の話しのリクエストがあり 相続の話をしました。
80歳以上の女性が多く、大半の方がすでにパートナーを亡くしているとの事で、相続の知識も沢山持たれていました。
相続税の課税基準の計算方式や遺言書・遺留分に関心が集まりました。
沢山財産がある方は お祖父さんが亡くなった時に 相続税対象になるが、
何も対策をしていないと、次にお祖母さんが亡くなった時にも 相続税を取られますョ、とお話しすると、
節税対策にも関心がある様でした。