しゅんぎくの1・2・3♪

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『崖の上のポニョ』

2008-08-28 11:23:36 | 映画・ドラマ


昨日は子供ちゃんと 『崖の上のポニョ』 を観に行ってきましたよ(^^=)

宮崎駿監督の映画はなるべく映画館で観たいと思っているしゅんぎくですので、ポケモンではなくポニョをチョイスしたのです

前作の『ハウルの動く城』から4年も経っているなんてびっくりです。
時が経つのって、本当にあっという間なんだなぁ~ ^^;

宮崎監督の映画って、タイトルに『の』を入れる作品が多いんですけど、のを入れた映画がヒットしたものが多いので、今は意識的に取り入れるようにしているらしいですよ。
ちなみに同じジブリ作品の『火垂るの墓』の高畑勲監督作品には「ほ」を入れた方が売れるということで、縁起を担いでわざと含んでいるそうです。
『火垂るの墓』も毎年夏に放映されていますよね。何度も観たのに、観る度に涙が出てしまいます。
名作ですな~ (´;ω⊂

さてさて、ぽにょですが。
これは観る人によって、大きく評価が分かれてしまいそうな作品です。
ここ最近の作風とは違って、背景なんかも色鉛筆使った絵本風で、ストーリーもそんなに凝った感じではないので、小学校低学年向き? かな??

【あらすじ】
5歳の少年宗介は、海辺の小さな町のがけの上の一軒家で暮らしていた。
市街地から外れた彼の家の周囲には何もさえぎるものはなく、ただただ青く美しい海と空が広がっている。
仕事で留守になりがちな父親の不在を寂しく思っていた宗介だったが、ある日、浜でさかなの子ポニョと出会うことでその寂しさも忘れ、やがて2人は強いきずなで結ばれていく。(シネマトゥデイ)







この宗介少年が、優しくて礼儀正しくてしっかりしてて、本当にこんな5歳児がいるんかなって思う位、可愛くてお利口な子供なんだけど、この宗介少年は宮崎監督の息子さん、宮崎吾郎さんの幼い頃がモデルになっているんだそうです
実際にこんな息子さんだったのかは監督のみぞ知る、という所なのでしょうけど(笑)、この宗介少年がいじらしくて可愛いんです。

どなたかのレビューで、何がお利口だ、自分の感情も押し殺してガマンしているのに、これが可愛いくてお利口なんていう大人の方が傲慢だ、みたいな事を書かれているのを目にしましたが、まぁそういう風に思えなくもないんですけど、私はこの宗介少年は、本当に芯のしっかりした子供に見えました。
お父さんは船乗りさんで、留守にする事が多いみたいだし、お母さんも働いているので淋しい思いはしているでしょうけど、でも卑屈な感じは全く受けなかったし、むしろ破天荒な(?)お母さんを良く理解して、何事にも柔軟に対応していける機転の利く、しっかりした子供に見えましたよ(^^=)
この映画は酷評も目立ちますが、うがった見方をせずに、すんなり観ても良いんじゃないかな~という印象です ^^

悪者も出てこないし恐いシーンもないので、小さな子供でも楽しめる映画だとは思いますが、その分大人が観ると物足りないと感じる人も多いようです。
タイプ的にはトトロのような感じの映画なんですけど、いまひとつパンチがないというか、観終わって若干、う~~~ん?? と思ったのも事実です ^^;

ファンタジーなので、何が起きても不思議はないのですが、魔法と現実の境というか、バランスが曖昧な感じで、どうにもしっくりこなかったんですよね。
後半、嵐のシーンは迫力がありましたが、町が海に沈んだ後の町の人達が慌ててない感じに違和感を持ったのかな?

あと、月が近づいてくるとか、世界が崩壊するとか、船の墓場だとか…盛り込む意味がよくわからなかった。
人魚姫の話と絡んであるのですが、それもなんだか中途半端で、結局ポニョのお父さんとお母さんの関係とか、ポニョのお母さんと海の関わりとかもよくわからなかったし。

あ、すべてしゅんぎくの理解力が低いだけの事かもしれませんで、観る人が観ればちゃんと意味合いがわかる事なのかもしれませんので、あしからず ^^;

エンディングもいきなり終わってちょっとびっくりしましたけど、まぁそういう??? を差し引いても、ポニョはと宗介は可愛かったし、歌はやっぱりぐるぐると頭の中を巡るわけで(笑)

しかし、人間になったポニョはトトロに出てくるメイちゃんと見事にかぶっちゃってたなぁ~(^▽^;)

DVDが出たら、またもう1度観てみようと思います







<昨日の晩ご飯>

肉じゃが
つるむらさきのおひたし
唐揚げ(残り物)
キムチ

時間がなかったので残り物ばかり ^^;