能登尚彦 weblog

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ポスティングによるメジャー移籍

2005年10月27日 21時18分44秒 | 野球
日本シリーズが終わって 話は城島のFA権を行使してのメジャー移籍と松坂のポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を希望しているという話題に移ってきました。

そもそも、FA権を行使してのメジャーの移籍についてNPBとMLBの間の明確な規定が無く FA権を行使してMLBに移籍された場合に球団側が取られ損になるという状況自体に問題があるでしょう。(NPB内の移籍については、保障金あるいは人的保障といったルールがあります。)

ポスティングシステムを利用した場合(ボク自身も明確には理解していませんが)MLBのチームが入札を行って一番高い金額を出したメジャーのチームがその選手を獲得できるわけでしょう。このシステムを利用した場合は球団にとっては高年俸の選手を放出した上に、そのお金を赤字の補填やら、補強費に回すという旨みがあるというウラがあります。

選手にとっても一番自分の実力が発揮できる年齢の間にメジャーで実力を試すというメリットがあります。

なんだかんだ言って、このポスティングシステムという制度は選手の夢というものだけではなくウラで大きなお金が動くという大きな問題を抱えていることだと思います。やはり、このあたりはNPB自体が明確なルールを作って 毎回のように変なしこりを残さないようにして欲しいものだと思います。

PS:ポスティングによる移籍は認めない方針であり、慰留しているということですが、ヤクルトスワローズの選手にとっても他人事ではないんですよね。