能登尚彦 weblog

思ったことを勝手気ままに書いています。

ナショナルブランドがなくなる

2008年01月10日 23時45分16秒 | 一般
いつかこんな日が来るのではないかと思っていましたが、松下電器のナショナルブランドというものは物心ついたときから周りにありました。

明るい♪ナショナル明るいナショナル♪みんな家中なんでもナショナル♪

まぁ、ウチはそれそのものの家庭のようでした。

パナソニックという名前についてはもうずいぶん前から使われていて、いつのまにか松下系列の会社はパナソニックなんたらという会社に社名変更されているのが殆どでした。

私は世の中を斜めに見る性格があるせいか、現経営陣がおっしゃっているノスタルジーにひたるよりパナソニックというひとつのブランドに集約して未来を築こうというよりも、「松下」という名前を外したかったのがひとつの理由ではないかと受け止めています。

いずれにせよ、大きな一幕が引かれてしまうのだなと思ってしまいました。

我が家にはナショナルという文字のついている製品がたくさんあります。
(というより、ウチにある家電製品は現在のテレビを除いてはすべて松下製)

関係ありませんが(企業規模が違うといわれるかもしれません)カメラメーカーであるペンタックス株式会社は4月にHOYA株式会社に吸収合併されて会社としてのペンタックスは80年の幕を閉じることになります。

この場合、旭光学工業がペンタックスというブランドを会社名にしたのに、たいした年数も経たずにブランド名に戻ってしまうということです。世の中はいろいろあるなと思わされました。

うーん、時代だといわれればそれまでですがなんとなく寂しいということがホンネです。

つくづくソニーというのは凄いブランドだとまた思ってしまう。