都会で暮らすこと~by Match Box~

東京で暮らしていて、思ったことを勝手気ままに書いています。(by まっちばこ/JK1FBA/能登尚彦)

ユビキタス無線工学 第6回 サマリー

2008年05月16日 18時59分11秒 | ユビキタス無線工学
授業ももう第6回で6/14まできてしまったことになります。

ここまできて感じることは、今使用させていただいている教科書が5年間知っている授業の集大成であって、ある意味ノートをとる必要も無いな..と感じさせることです。(ただ書かないと覚えないというのも事実であったりするわけです。)

今回は変・復調の話になりました。(シラバスでいうと第5回の内容です。)

電波の上に情報を載せることが変調であり、その情報を電波から取り出すことが復調、言葉でいうとこれを両方行うものが、モデムであること(モジュレータとデモジュレータの合成語)

トランシーバーもトランスミッター(送信機)とレシーバー(受信機)の合成語

レクテナの場合はレクティファイヤ(整流器)とアンテナの合成語

量子化の原理の中で
アナログ変調に比べてデジタル変調の優れている部分はそのしきい値をノイズ成分が超えていない限り伝送線路上にノイズがあっても劣化が起きないということを説明されました。

今、世の中ではソフトウェア無線がもてはやされているけれども災害などが起きて無線機が壊れてしまった場合などハードウェアで構成された無線機も残していかなければならない(ハードウェアで構成された無線機は物理的にハンダづけをするなどして直すことができるがその殆どをソフトウェアに頼っている無線機はメインのチップがやられたら直すことができない)

デジタル通信の評価の方式としてコンスタレーションというものが用いられるけれども、それは向こう側からやってくる電波を正面から見ていると考えることであること

直交変調は情報ビット数が大きくなると雑音の影響が無視できなくなり、状況に応じて変調方式を切り替える適応変調という考え方があること

SDMA,CDMA,TDMA,OFDMなどについての説明がありました。

来週OFDMから説明をするということで、今週の授業は終わりました。

↓この授業の教科書
高周波・無線教科書―基本をおさえて無線工学の基礎を理解する (エレクトロニクス講座シリーズ)
根日屋 英之
CQ出版

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