スコットランド⇒ロンドンに搬送されたEVD再燃が疑われるケース、状態は深刻ながらも安定はしているようです。
http://www.foxnews.com/health/2015/10/19/british-ebola-nurse-condition-improves-to-serious-but-stable/
British Ebola nurse's condition improves to serious but stable
Published October 19, 2015
本件が世界を騒がせるなかで、にわかにクローズアップされていているのが、リベリアでも再燃を疑わせる証言です。
- リベリアtown of Zengo in Lofa county, Liberia。Gloriaさん47歳女性。
- この街全体で50人の犠牲者。彼女の子供たち、配偶者、兄弟姉妹が全員死亡(家族11人犠牲)。自分も感染し症状出現し、隔離病棟に21日間入院した。その後、治癒証明書をもらって退院。
- ところが家に戻って5日後から、再び発熱・嘔吐の症状が出現し、再び隔離病棟に戻されて21日間入院となった。この際、何の説明もなかった。
- 2回目の入院21日間で、ここで最長滞在記録となった。ここでも何の説明もなし。21日後、家に戻るよう言われたが、いったん拒否。しかし5日後(結局26日間入院)家に帰るよう言われて帰宅。
スコットランドの騒動以前にも、再燃を疑わせるケースは発生していたが、現場では認識も報告もされていなかったようです。Ebola Deeplyの記者が掘り起こしてきたストーリー。おそらくは昨年の大混乱のなかで、このようなケースが少なからず見逃されてきたのでしょう。そんな側面に思い切り光をあててくれら今回のスコットランドのナースの件でした。
http://www.eboladeeply.org/articles/2015/10/8380/ebola-relapse-liberian-woman-survived-ebola-twice/