正しい道を司る

八ヶ岳・小淵沢の地で『真理』を探究する

旧甲州街道・お江戸日本橋まで歩き旅~ (No009)甲斐の国(山梨県)上鳥沢宿(鳥沢駅)から上野原宿(上野原駅)まで

2022年03月27日 | 旧甲州街道歩き旅
古来より、様々な想いを胸に人々が往来したであろう旧甲州街道。当時の様子など、リアルにのぞき見ることはかないませんが、そこに立ち・街道を歩けば感じ得る、何かが体感できるのではないかと、お江戸日本橋まで歩き旅を始めた次第です。


さて本日の行程は…

上野原駅より鳥沢駅までJRにて移動後、駅前よりスタート。下鳥沢宿大月市・犬目宿上野原市・野田尻宿(上野原市)鶴川宿(上野原市)上野原宿(上野原市)を歩き、本日のゴールは上野原駅まで。


では、
旧甲州街道・お江戸日本橋まで
歩き旅 

スタートです。




JR中央本線・上野原駅から出発地の鳥沢駅へ。




標高316mの鳥沢駅から、先ず目指すは「恋塚一里塚」。
ほぼほぼ一時間・3.9kmの道のりです。


いゃーのっけから…

はじめから 辛いのなんの、
上り坂をひたすら標高537mまで(標高差223m)一気に稼いで行きます。



いゃ、
登山じゃないから。





国道20号線沿いを東京方へ

国道から県道30号線へ

中央高速道をくぐります。






因みに、桜を愛でている時間はありません




振り返れば奴がいる…

ふじささーん!


まだまだ続く



でも、振り返れば奴がいる…




ふじささーん!



上野原市こんにちは!





「恋塚一里塚」
キツイ上り坂はひとまずはここまで。

江戸日本橋より二十一里目



うひゃひゃ、陰陽石!
ありがたいありがたい




犬目宿へ

この地極めて高き所にて房総の海、富士の眺望奇絶たる所」といわれた。

旧甲州街道歩き旅
「犬目宿・諏訪方 桝型(形)・鍵の手」
 

桝型(形)・鍵の手 (ますがた・かぎのて) 枡型(形)/鍵の手とは宿場の入り口など道が直角に曲がっている部分。もとは敵の侵入を遅らせるためのつくり。町に入ってくる旅人を吟味する所でもあった。 



♪ひとつひとつ香りはじめる沈丁花~
談合坂SA・大野貯水池



 旧甲州街道歩き旅
「犬目宿からの眺め」
  

山梨県上野原市犬目の集落から望む。東から南、そして西へ。 天空の集落では素敵な時が流れていました。 





犬目宿を外れ土道へ進むと何やら…


旧甲州街道歩き旅
「座頭転がし」

 
 
「座頭転がし」犬目宿~野田尻宿間の深い谷間にある場所。 その昔、先導者の声を頼りに進んできた盲人達が、屈曲している峠道を声の方に進み、深い谷に落ちてしまったと言われている悲しい話です。




どヨォ〜んとした空間を抜けたら!


旧甲州街道歩き旅「青竹林を歩く」
  

座頭転がしから東に進んだところです。悲しみの後には清々しい場所に出会えるのも旧甲州街道なら。 



ここから暫くは中央高速道沿いに進み
又、陸橋を何度もわたります。





野田尻宿に入る手前で横道へ。

本日の最重要事項
「昼飯を喰らう」



ガッツリ後にも




上野原市が見えてきました!

(宇宙戦艦ヤマトも見えるばぃ)



野田尻宿、鶴川宿を通過したら




鶴川
旧甲州街道唯一の川越し河川「鶴川の渡し」。


ここより少し下流のところで、当時の旅人に評判の悪い「鶴川の渡し」が行なわれていた。説によると番所役人より川越し人足の方が怖かったという。



いやはやなんとも…


いよいよ上野原宿へ
河岸段丘を40mググっと上がっています。



因みに酒饅頭ストリートとも言われる
メインストリート。




本日の歩き旅懸案事項!

「酒饅頭食べ比べ」




永井さん、高嶋屋さん、東山さん。



永井さん、高嶋屋さん、東山さん。



今回は旧甲州街道筋に在るお店しか立ち寄れませんでしたが、どのお店も風味豊かな酒饅頭を提供されており又、餡も各店独自に切磋琢磨されており大変おいしゅうございました。



で、
永井さんの酒饅頭は、餡も旨いが生地もうまい!



炊いた米と米麴を合わせて一晩発酵させたものを生地に練り込んでつくる酒饅頭なので餡が無くてもウマウマの生地なのです!


「あんなし」を軽く温めて…



ほらッ、
バターを乗せてみなさいよ!

くぅー旨い!


話は戻りまして…
ゴールは上野原駅近くのコインパーキング。


一日600円也 安ッ!



いゃ~満足!
本日の歩行距離 17.3km 6時間



旧甲州街道・お江戸日本橋まで歩き旅~ 
(No009)
甲斐の国(山梨県)上鳥沢宿(鳥沢駅)から
上野原宿(上野原駅)まで 


長々と
お読みいただきありがとうございました。



人生万事塞翁が馬



この道を行けば

どうなるかと危ぶむなかれ

危ぶめば道は成し

踏み出せば

その一足が道となる

その一足が道である

わからなくても歩いて行け

行けばわかるよ


やることを

やりきったならば

後はお任せ。

あなたのもとへ

今日、明日も

しあわせが訪れますように。

そなえよ   つねに

ありがとうございました。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (hide-san)
2022-03-29 11:52:46
覗くのは2回目で、投稿するのは初めてです。
こんにちは!

文字が簡潔で、写真が要領よくまとまって居て、
これがブログって感じですね。
返信する
Unknown (tadashii-michi-tukasadoru)
2022-03-29 12:14:08
hide san さん もぅ天にも昇っちゃうー てなくらい嬉しい御言葉!励みになります。精進してまいりますので今後ともよろしくお願いします。
返信する
あんなしにバターを載せて (阿智胡地亭辛好)
2022-03-29 23:09:33
私も食べたいと痛切に思いました。
明治の半ば仕立て職人の修行に諏訪から東京に出た祖父はまだ全線開通していない中央東線の駅まで甲州街道を歩いたのではないかと思いながらブログの記事を辿っています。
返信する
それはもぅ絶品です (tadashii-michi-tukasadoru)
2022-03-30 06:52:29
阿智胡地亭辛好さん、ありがとうございます。

新宿ー岡谷間開業が明治38年ですので、祖父様にとっては歩き又は汽車でも上京は大変なことと察します。凄いなぁ…

永井酒饅頭の「あんなし・温めバターのせ」の食べ方は店主おススメレシピです。
返信する
座頭転がし (ウォーク更家)
2022-04-09 10:18:19
座頭転がしは、盲人が峠道から深い谷に落ちてしまったそうなので、どんなに険し峠道なのだろうか、と緊張気味に歩いて行きました。

しかし、行ってみると、昔険しかったであろう峠道は、よく整備されていて、崖側には金網のネットも張られ、拍子抜けするくらいに安全でした。
返信する
ホントに!拍子抜け (tadashii-michi-tukasadoru)
2022-04-09 10:34:30
ウォーク更家さんこんにちは。
あの金網が無ければチョット怖いかな…ッてな峠道ですよね。
で、梅の咲く時期に小仏峠を越え、関東平野へ入ろうかと思いきや…遅れております。
サクサクッと歩いて今年の5月から中山道トレッキングだーと、昨年皮算用をしておりましたが(笑)。
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