『セカンド・オピニオン』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130917 に書きましたが、東大病院の呼吸器内科で肺の再検査を受けています。
これまでに、レントゲン検査、造影CT検査、喀痰検査、血液検査を受けています。
9月30日に気管支鏡検査を受ける為に、東大病院を訪れました。
気管支鏡検査とは、内視鏡検査のひとつで、直径5-6cmの柔らかい管状の気管支鏡を口から気管支の中に直接挿入し、内腔を観察し、様々な検査を行います。
検査当日は、検査中に嘔吐・誤嚥の危険があるため、朝食は取れません。水も検査の2時間前からは飲めません。
検査開始前に、検査がスムーズに行えるよう、迷走神経の反射や反射や唾液・気道分泌を抑える薬と、少し眠くなる薬を筋肉注射します。
次に局所麻酔薬のキシロカインを口・喉に噴霧して局所麻酔を行います。次第に奥の方に麻酔をすすめ、咽頭から気管上部まで麻酔します。
局所麻酔終了後、検査台に仰向けになり、血圧と酸素飽和度のモニターを装着します。薬剤が目に入らないようガーゼで目隠しをします。
マウスピースをくわえ、そこから気管支鏡を口の中に挿入し、咽頭を通過して気管・気管支へと進め検査を行います。
気管支鏡検査は、昨年2月に飯田橋のK病院で経験しています⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20120217
その時は、気管支鏡が挿入された時は苦しくてたまりませんでした。血圧も200近くまで上がってしまいました。
結果は、菌が検出されませんでした。
今回も、苦しいのは覚悟していましたが、局所麻酔薬の噴霧の段階からひどく咳込み、何とか噴霧を終わらせました。
検査台に仰向けになり、気管支鏡が咽頭に挿入された途端、体が検査台から飛び上がる程の苦しみがあり、激しく咳込みました。
医師は、何回か挿入を試みましたが、最終的にはこのまま進めると医療事故が発生する可能性が有るので中止する事になりました。
前回のK病院での検査時は、苦しかったけど意識が朦朧としていたと、東大病院の医師に告げたところ、筋肉注射時に強い麻酔薬を使用したのではないかとの事です。
東大病院では、強い麻酔薬を使用した検査は、日帰りでは出来ずに、入院して検査を行う必要があると言われました。
この際、徹底的に検査をしてもらう為にも、2泊3日の入院検査をお願いしました。
検査日は、病院のベッドに空きが出たら連絡をくれるそうです。
それにしても、苦しい思いをしたのに検査が出来ずに、麻酔が完全に切れるまでに12時間近くかかり、さらに7,920円(3割負担)の検査料まで払い、散々な一日でした。