2013年10月23日 (水) の夜、石川県輪島市の「道の駅 ぷらっと訪夢」2階で行われた『御陣乗太鼓』の実演を見学しました。
御陣乗 (ごじんじょ) 太鼓は、天正4年 (1576年) 越後の上杉謙信は、七尾城を攻略して「霜は軍営に満ちて 秋気清し越山を併せたり 能州の景」と詠じ、その余勢をかって奥能登平定に駒を進めました。
現在の珠洲(すず)市三崎町に上陸した上杉勢は、各地を平定し天正5年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せて来た。武器らしいものがない村人達は、鍬や鎌で打ち向かったがさんざんな負け戦であった。
そのような時、村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ちならしつつ、上杉勢に逆襲し、戦いを勝利に導いたという。
面をつけることによって、「御陣乗り」と称して今日まで伝えられているそうです。