上海城市新聞 Vol.24 『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 (その6)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3e1d19ffa06be9f897bcf37f28bb2b16
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武漢3日目の夜は、漢口地区にある繁華街「江漢路(Jiang Han Lu)」に出かけました。
地下鉄2号線「江漢路站(駅)」を降り、地上に出た場所が全長1km以上も続く「江漢路歩行街」の真ん中です。
戦前は漢口にある武漢港一帯は租界地区でした。租界(そかい)とは、清国(のちに中華民国)内の外国人居留地で、漢口には日本、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアの租界がありました。
旧租界の街並みの中心部が「江漢路歩行街」で、歩行者天国になっています。戦前の建物も多く残り、歴史的なビル内にモダンなショップやレストランがオープンしています。
雰囲気は、上海の「南京東路」に似ていますが、「南京東路」は内外の観光客が溢れているのに対して、「江漢路歩行街」は地元の人々で賑わっています。夜は、特に若者が多いようです。
ウィンドショッピングを楽しんでいましたが、お昼は「武漢動物園」でスナック程度しか食べていないので、お腹が空いてきました。
お腹いっぱい食べたいと思っていたところに見つけたお店が、「新江漢城」というビルの2Fにある「神馬潮自助(英文名:SM Fashion Buffet)」です。
“自助”とはセルフサービスの意味で、このお店はバイキング形式の火鍋レストラン。
システムが変わっていて、写真の様に11:00~23:00の営業時間が4つの時間帯に別れていて、それぞれ料金が異なる2時間制の食べ・飲み放題の店です。
隊長が入場したのが18:49なので、一番高い79元(約1,430円)の時間帯でした。
受付で購入した写真のチケットのバーコード部分を、地下鉄の改札口の様なゲートの読み取り部にかざして入場します。
チケットには就餐区(Dining Area)が記載されていて、それを見た服務員(店員)が席まで案内してくれます。500人は入れる大きなレストランです。
席に着くと、店員が辛いスープか辛くないスープかを聞きます。辛い物が苦手な隊長は辛くないスープを注文。
店員がコンロと鍋・スープをセットしている間に、自分で火鍋の具を取りに行きます。
肉、海鮮、野菜の具だけでなく、鉄板焼きのコーナーがあり、串焼きなども楽しめます。
ソフトドリンクは豊富なのですが、アルコール類は生ビールのみ。
肉はかなり薄切りで、肉の種類も量も少なく味はイマイチ。これで79元(約1,430円)は高いと感じましたが、英文の店名にあるように店内の雰囲気はファッショナブルなので、若い人や家族連れで賑わっています。
ここは元を取らなければと、生ビールを飲みまくりました。
ビールをたくさん飲むと、当然ながら自然現象が起きてきます。
トイレに行くと、そこもファッショナブルな空間でした(苦笑
ほろ酔い気分になってきたので、「江漢路站」から地下鉄2号線に乗り「中南路站」経由でホテルに戻りました。
こうして、武漢での3日目の夜が過ぎて行きました。
★続きは 『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 (その8)で★