隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第283作品目は、『ガントレット』をお送りします。
『ガントレット』(原題: The Gauntlet)は、1977年12月21日公開(日本公開:1977年12月17日)のアメリカ映画。配給:ワーナー・ブラザース映画(Warner Bros.)。上映時間:109分。
本作品は、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)が、監督・主演を務めたクライムアクション映画です。
尚、「隊長のブログ」では、クリント・イーストウッドの映画作品を、これで14本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 。
題名の『ガントレット』とは、古い軍事的な刑罰「ガントレットの走行」から派生したもので、囚人が兵士の列の間を通り抜け、その間に攻撃を受けるというもの。この映画のクライマックスで、警官隊の銃撃により、主人公たちが同様の仕打ちを受けるシーンがあります。
脚本:マイケル・バトラー(Michael Butler)、デニス・シュリアック(Dennis Shryack)。
共演者:ソンドラ・ロック(Sondra Locke)、パット・ヒングル(Pat Hingle)、ウィリアム・プリンス(William Prince)、マイケル・カバナー(Michael Cavanaugh)、ほか。
あらすじ:アリゾナ州フェニックス市警察の警察官 ベン・ショックリー(C・イーストウッド)は、ある裁判の証人 ガス・マリー(ソンドラ・ロック)を、ラスベガスからフェニックスまで護送する様に命じられます。
ベンはガスを車に乗せ、ラスベガス空港に向かう途中、正体不明の何者かの襲撃を受けます。その後も、危険な目に合った二人は、飛行機ではなく、陸路でフェニックスに向かうことに。しかし途中でも、執拗な攻撃を受けます。
これらの襲撃は、事件の揉消しを謀る市警察幹部の仕業で、ついに彼らと対決をすることになりますが。。。
感想:腐敗した警察幹部に、C・イーストウッドが演じる主人公が、傷だらけになりながら向かうと言う、「ダーティハリー」シリーズ のテイストを感じさせる作品です。
途中でハイジャックしたバスに、ベンとガスが乗り込みんだバスを鉄板で覆い、フェニックス市内の裁判所に向かい、警官隊から一斉射撃を受けるラストシーンは、あまりにも鮮烈な印象からか、オマージュした映画・ドラマが世界中で作られています。
2023年7月期のドラマ 『VIVANT(ヴィヴァン)』 第1話で、主人公たちが装甲トラックで、日本大使館に逃げ込むシーンも、その一つでしょう。
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