隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第16回 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 (その8)

2017年07月02日 | 旅行記

 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』(その7)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f37de8b85dc4bcaa1e4869f621a72766

 


旅の3日目の午後、ラーメン屋「あじさい本店」で、看板メニューの“味彩塩拉麺”を美味しく頂いたあとは、店と道路を挟んだ向かい側にある「五稜郭タワー」に。


14:25に、タワー1階で、展望チケット 900円を購入、エレベーターに乗り込みます。

所要時間 約30秒で、高さ90mの展望台2階に到着。


エレベーターを降りると、真下に美しい「五稜郭」の姿が広がっています。

初めて見る光景に、今回の旅で函館に来て良かったと、つくづく思いました。

 


平日で観光シーズンオフだからでしょうか、日本人より外国人観光客の姿が目立ちます。

 


反対側からは、「函館山」を望むことが出来ます。今夜は、あそこの展望台から、函館の街の夜景を楽しむ予定です。朝の天気予報から一転して、曇りが広がって来ました、綺麗な夜景が見られることを祈ります。

展望台2階には、函館と五稜郭の歴史を学べる、展示スペースもあります。

 


眺望を満喫して、エレベーターで2階まで降り、階段で1階にあるガラス張り広場の“アトリウム”に降りてきました。

 


アトリウムには、小学生の集団が、列を作っています。今朝、青森からの津軽海峡フェリー「ブルーハピネス号」に乗り合わせていた子供たちです。

 


我々は、優先下船対象だったので、接岸後、15分程で「五稜郭タワー」に着くことが出来ましたが、団体行動の彼らがバスに乗り込み、ここまで来るのに時間がかかったのでしょうね。

 


アトリウムを出て、「五稜郭」の真ん中に鎮座する「函館奉行所」に向かいます。

 


後ろを振り返ると、五角形の「五稜郭タワー」を下から見上げることが出来ます。見上げた空からは、小雨が降り始めてきました。


「函館奉行所」は、幕末の函館開港により設置された江戸幕府の役所です。戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争後に、解体されましたが、平成22年(2010年)に、復元されました。

 

15:15に館内に。入館料は、500円です。


館内は、幕末の函館奉行所が忠実に再現されていて、展示物などで当時を学ぶことが出来ます。

 


16:15にタワーのアトリウムに戻り、ドリンクコーナーで一服することに。メロンソフトクリームのポップ広告に目が奪われます。旅に出ると、ソフトクリームが食べたくなるのは、なぜでしょうかね。

 


残念ながら、メロンが売り切れで、バニラ 260円(税込)で、我慢することに。お楽しみは、明日に取っておくことにします。

 


「五稜郭タワー」前には、客待ちをしているタクシーの列が出来ています。観光シーズンだったら、タクシーを捕まえるのに苦労するでしょうね。

 


16:40に、今夜の宿「東横イン函館駅前朝市」に到着。宿泊代は、税・サービス料込で、5,616円。

 


室内はそれほど広くはありませんが、小奇麗にまとまっていて、ベッドも寝心地が良さそうです。

部屋で小休止をして、18:40に駅前のバスターミナルに向かいます。ホテルの外に出ると、雨足が強く、風も吹いています。

 


予定では、駅前からバスに乗り、ロープウェイに乗り換えて、展望台に行くつもりでした。

 


18:45には、バスが駅前を出発。このバスには、今時では珍しく、車掌さんが同乗しています。

 


乗車してから、車掌さんのアナウンスで分かったのですが、このバスは、函館山の展望台が終点です。

 


終点まで乗っても400円。ロープウェイの往復運賃 1,280円と比べると、お得なので、そのまま展望台まで行くことにします。

 


雨足は強くなり、展望台からの夜景も危うくなってきました。知らずに、バスの左側の席に座ったのですが、車掌さんから、二合目付近では、バスの右側の窓から、街の夜景が見えるとのアナウンスがあり、その通り、右側の席の乗客は、一瞬ですが、夜景を楽しめたようです。

 


19:10に展望台の前の停留所に到着。外は、雨風がさらに強くなっていて、寒さを感じるほどです。

 


びしょ濡れになりながら、展望台まで向かったのですが、残念ながら、街の方向を見下ろしても、漆黒の闇です。

 


雨風の強さに我慢が出来ずに、ロープウェイの山頂駅内に、避難します。建物の中の至るところに、ロープウェイで上がってきたものの、夜景が見られな方観光客が、所在なさげにたむろしています。その中に、あの弘前市の小学生の修学旅行の一団もいました。彼らに、遭遇するのは、本日三回目です。

 


トイレに入っただけで、バスの発着所に戻ります。行きと逆で、帰りは、二合目付近から、左側に街が見えるので、今回は、満を持して、左側の席に座ります。

 


バスは、19:25に麓に向かい出発。山頂での滞在時間は、僅か15分でした。

 


二合目付近まで降りてくると、バスは徐行してくれます。必死になって、窓の曇りを払い、撮った一枚です。


19:25に函館駅前に到着。お腹が空いてきました。

 


一旦ホテルに戻り、駅前にある、郷土料理の「雅家(がや)」に入店したのが、20:00。2階の座敷席に案内されました。

 

山頂で寒い思いをしたので、“北の誉”の燗酒で身体を温めます。お値段は、二合で、1,200円(税込)。


旬の“活(かつ)イカ” 一杯 1,400円。イカの目がこちらを睨んでいるように見えます。

 

“タラともつ鍋” 二人前 2,800円。


“函館風じゃがバター”550円。 熱々のじゃがバターに、イカの塩辛は抜群の相性でした。


満腹になる頃には、身体はポカポカです。

 


ホテルに戻ったのが、21:30。こうして、旅の最後の晩がふけていきました。

 

 

 

★ 続きは、『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 (その9:最終回)で ★ 

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