隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.592 『大河ドラマ 「光る君へ」』

2024年03月06日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第592回は、『大河ドラマ 「光る君へ』をお送りします。

 

 


「大河ドラマ」は、NHKで、昭和38年(1963)から始まった、日曜夜に一年間かけて放送されている、歴史ドラマシリーズです。


第1作の『花の生涯』から、2024年度『光る君へ』まで、63作品が放送されています。


現在の放送時間は、「総合テレビ」が、毎週日曜日の 20:00~20:45(本放送)。「BS・BSP4K」では、毎週日曜日 18:00~18:45(先行放送)です。隊長は、画質が良く、奥行きを感じさせる「BSプレミアム4K」で、観ています。


尚、「隊長のブログ」では、大河ドラマを、これで14作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。


1月7日にスタートした『光る君へ』は、 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた紫式部が、変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語です。


タイトルの "光る君” とは、「源氏物語」の主人公・光源氏と、そのモデルのひとりといわれる藤原道長を指しています。


脚本は、2006年度『功名が辻』に続いて、二度目の大河ドラマとなる大石静(しずか)。


大石静さん脚本のドラマを、これで七本を取り上げたことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい 。


音楽:冬野ユミ。


主人公のまひろ、のちの紫式部を演じるのは、吉高由里子。


吉高 由里子さんが主演する作品・番組を、これで16本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご覧下さい  。


共演者:柄本佑、黒木華(はる) 、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則、ほか。

 

 


語りは、NHKアナウンサーの伊東敏恵。

 

第一話のあらすじ:平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子・子役)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)と弟・太郎らとつつましい暮らしをしていました。


ある日、まひろは、三郎(木村皐誠・子役)、のちの藤原道長(柄本佑)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあいます。再び会う約束を交わす二人でしたが、まひろの目の前で、母が三郎の次兄・藤原道兼(玉置玲央)に殺されてしまいました。


こうして、まひろの激動の運命が始まるのでした。。。

 

第九話までの感想:「大河ドラマ」としては、異例の平安時代の物語。そして、主人公も、大河ドラマの王道・武士ではなく、女性の小説家。と言っても、その当時、小説家という概念はなかったでしょうが。


まひろは、父の漢学者・藤原為時(岸谷五朗)の影響を受け、幼い頃から学問が好きで、漢詩や和歌を諳(そら)んじることも出来て、書にも才能が現れています。


その書道ですが、吉高さんは、知る人ぞ知る"左利き” 。平安時代の貴族の女性が、左利きはあり得ません。ドラマ放送開始前の番宣に出演した吉高さんは、右手に筆を持ち書くのに苦労したと語っていました。


同じく、番宣でまひろたち一家が暮らす家のセットが話題になりました。下級貴族の暮らしは貧しく、家のセットも薄汚れて作られていて、収録が終わると雑巾で足を拭いているとのエピソードが披露されました。


その他、時代考証、風俗考証、芸能考証、漢詩考証、和歌考証、などもしっかりとして、ドラマを作り込んでいる様子が窺えます。


ただ、残念なのは、まひろが参加した源倫子(黒木華)らの和歌の会で交わされる貴族の娘の会話が、現代語に近く、貴族らしからぬことです。


もちろん、当時の貴族言葉をセリフにしろとは言いませんが、言葉を生業(なりわい)としている大石静さんらしくありません。何か意図があるのか聞いてみたいものです。


一方、男たちの権力闘争も、ドラマでは重要な位置づけとなっているのですが、”恋愛ドラマの名手” 大石さんですが、権力闘争を見事に描き切っています。

 


尚、次回『光る君へ』第十話「月夜の陰謀」は、総合テレビでは、3月10日(日)夜8時からの放送予定です。

 

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~580 省略。

Vol.576  2023/12/4  『ガイアの夜明け 「2023年7~11月放送ピックアップ」』

Vol.577  2023/12/6  『2023年秋の連ドラ総括』

Vol.578  2023/12/13 『ファミリーヒストリー「2023年6月~8月放送ピックアップ」』

Vol.579  2023/12/18 『中国ドラマ「そして救いの星が輝いた」』 

Vol.580  2023/12/28 『新美の巨人たち「2023年7月~9月放送ピックアップ」』

Vol.581  2024/1/13 『ドラマ「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」』 

Vol.582  2024/1/16  『ドラマ「ガラスの城」』

Vol.583  2024/1/25  『徹子の部屋「2023年10月~12月放送ピックアップ」』

Vol.584  2024/1/31 『ドラマ「正直不動産2」』 

Vol.585  2024/2/3  『ドラマ「君が心をくれたから」』 

Vol.586  2024/2/7  『ドラマ「となりのナースエイド」』

Vol.587  2024/2/11  『ドラマ「院内警察」』

Vol.588  2024/2/14  『ドラマ「さよならマエストロ」』

Vol.589  2024/2/17  『ドラマ「春になったら」』

Vol.590  2024/2/21  『ドラマ「不適切にもほどがある」』

Vol.591  2024/2/25 『カンブリア宮殿「2023年7月~24年1月放送ピックアップ」』 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「黒木華 出演作品」 記事一覧

2024年03月06日 | テレビ番組

女優の 黒木 華(くろき はる)《本名同じ》は、大阪府高槻市出身で、生年月日は平成二年(1990)3月14日。2024年3月現在、34歳です。所属事務所は、株式会社パパドゥ。

 




これまでに、数多くの映画・ドラマで、主役から脇役まで、幅広く活躍してる女優さんです。

 

2010年、京都造形芸術大学3回生の時、NODA MAP(演劇企画制作会社野田地図)番外公演『表に出ろいっ!』のヒロインオーディションに合格し、初舞台。

 

(同公演時の写真)



その後、映画『かもめ食堂』や『東京オアシス』に出演。2013年公開の映画『シャニダールの花』『舟を編む』で、『第87回キネマ旬報ベスト・テン』新人女優賞、『第35回ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞など数々の賞を受賞しています。



そんな黒木華さんが出演する作品を、「隊長のブログ」では、九本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。



==「黒木華 出演作品」 記事一覧 ==

1.  2014年度前期朝ドラ 『花子とアン』
 
2.  2015年12月公開映画 『母と暮せば』

3.  2016年4月期ドラマ  『重版出来』

4.  2018年度大河ドラマ 『西郷どん』

5.  2018年10月公開映画 『日日是好日』

6.  2019年7月期ドラマ  『凪のお暇』

7.  2020年4月期ドラマ  『イチケイのカラス』

8.  2022年1月期ドラマ  『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』

9.  2024年度大河ドラマ 『光る君へ』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「吉高由里子 出演作品・番組」 記事一覧

2024年03月06日 | テレビ番組

女優の 吉高 由里子《本名:非公開》は、兵庫県神戸市出身で、生年月日は1988年7月22日。2024年3月現在、35歳です。所属事務所は、株式会社アミューズ。

 

 

2004年、高校一年生の時に、原宿でスカウトされたのをきっかけに、芸能界入りしCMでデビュー。


2006年、園 子温(その しおん)監督の『紀子の食卓』で映画   初出演し、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。

 

 

2008年、蜷川幸雄監督の映画『蛇にピアス』で主演を務め、「第32回日本アカデミー賞」新人俳優賞と、「第51回ブルーリボン賞」新人賞をダブル受賞。

 

2014年、NHK連続テレビ小説(朝ドラ) 『花子とアン』 で、ヒロインの村岡花子を演じ、一気に知名度がアップしました。

 

 

その後、数多くの映画、テレビドラマ、CMに出演。国内の各種映画祭で、様々な賞を受賞しています。

 

2024年度のNHK大河ドラマ『光る君へ』では、主役の紫式部/まひろ役を務めています。

 

 

日本の若手女優さんには、左利きの方が多いようですが、吉高由里子さんも左利きです。

 

尚、他の左利き女優さんは、こちらをご覧ください


そんな吉高由里子さんが出演する作品・番組を、「隊長のブログ」では、これまでに16本を紹介しています。


詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 


==「吉高由里子 出演作品・番組」 記事一覧 ==

1.  2008年度大河ドラマ  『篤姫』

2.  2012年公開映画 『僕等がいた 前篇』

3.  2012年公開映画 『僕等がいた 後篇』

4.  2014年度前期朝ドラ 『花子とアン』

5.  2014年12月31日放送 『第65回 NHK 紅白歌合戦』

6.  2017年1月期ドラマ 『東京タラレバ娘』

7.  2019年4月期 『わたし、定時で帰ります。』

8.  2019年12月TVCM  『トリス〈クラシック〉』

9.  2020年1月期ドラマ 『知らなくていいコト』

10.  2020年10月ドラマ  『東京タラレバ娘 2020』

11.  2020年10月期ドラマ『危険なビーナス』

12.  2021年10月期ドラマ『最愛』

13.  2022年6月TVCM 『トリス〈クラシック〉』

14.  2023年1月期ドラマ 『星降る夜に』

15.  2022年9月紀行・バラエティ番組  『鶴瓶の家族に乾杯』

16.  2024年度大河ドラマ 『光る君へ』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする