隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

音楽 125曲 『テレサ・テン 没後30周年記念番組』

2025年03月11日 | 音楽

隊長が、好きな歌手や曲を紹介する「楽」の第125曲(回)は、『テレサ・テン 没後30周年記念番組』をお送りします。

 

 


今年は、1995年5月8日に、静養のために訪れていたタイ・チェンマイで、気管支喘息の発作により突然亡くなられた、台湾出身の歌手 テレサ・テン (中国名:鄧 麗君、英語名:Teresa Teng) の、没後30周年にあたります。


没後30周年を記念して、テレビ番組での特集やドラマ放送、記念CD発売などが予定されています。2月には、テレサを追悼するテレビ番組が、二本放送されました。


一本目は、BS朝日で、2月23日(日)21:00~22:54に放送された、『ザ・偉人伝 テレサ・テン 30年目の歌声 ~時の流れに身をまかせ~』です。


本番組では、約2時間に亘って、テレサの幼少期から、1995年、42歳という若さでこの世を去ってしまう迄の歩みを、テレサの映像と、関係者へのインタビューで、振り返りました。


インタビューに登場したのは、荒木とよひさ、舟木稔、ジュディ・オング、檀れい、鄧長富(テレサ・テン実兄)、ほか。


特に、テレサと親しかった歌手、ジュディ・オングが、彼女との思い出の多くを語ってくれました。

 

 

その中には、隊長がこれまで知らなかったことも、ありました。テレサと同じ台湾出身で、既に日本で活動していたジュディ・オングが、1968年9月1日にリリースした「さようなら17才」と言う曲の北京語版「再会吧!十七歲」を、テレサがカバーしていることが明かされました。そして、テレサが来日して以降も、公私にわたって様々な交流があったそうです。


また、これも番組で初めて知ったのですが、只見線・会津宮下駅の駅前にテレサの代表曲のひとつ「ふるさとはどこですか」の「歌碑」が、設置されていることです。きっかけは、1977年3月、残雪がまだ残る福島県大沼郡三島町に、8枚目のレコード「ふるさとはどこですか」のキャンペーンとして、テレサが訪れたことが始まりです。

 


南国育ちで、この時、初めて雪に触れたテレサは、当地が一変です気になり、その後も三島町との交流を続けたそうです。


さらに、テレサにあこがれ続ける俳優、檀れいが想いを語りました。

 

 

 

二本目が、NHK総合テレビで、翌・2月24日(月)午後4:20~午後6:00に放送された、『伝説のコンサート テレサ・テン in NHKホール リマスター版』です。

 


本番組は、テレサが1985年12月15日にNHKホールで行ったコンサートの模様を、これまで未発表だった映像を、公演当時の歌唱リストに沿って、新たに再編集した完全版(リマスター版)での放送でした。


残念ながら、この伝説のステージは、日本での歌手活動における最後の単独公演となってしまいました。ステージで、歌い踊るテレサの姿を観て、彼女の魅力と歌唱力を、再認識しました。


何回かステージ衣装を替えましたが、最も印象的だったのは、おそらく人生最初で最後であろう、純白のウェディングドレスで、歌い舞う姿です。

 

 

この二つの番組を観て、台湾・台北市の郊外・金宝山にあるテレサの墓参りをしたくなりました。

 

また、これからの予定となりますが、中国ドラマ『テレサ・テンの生涯(仮題)』全48話が、4月22日からBS11で放送されるとのことで、これも楽しみです。

 

尚、「隊長のブログ」では、テレサに関する記事を、これで14回アップしたことになります。詳細は、こちらをご覧下さい  。

 

 

==「音楽」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/3678fc15237d27e4c95dd294d571ba2d

1~110曲  省略

111曲  2021/12/19 『ちあきなおみ「黄昏のビギン」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/51fbea5235fec88c66a9f4a263b4d7cf

112曲  2022/1/3   『第72回 NHK 紅白歌合戦』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/da5fe5f3a3c18629d146f6136573ff97

113曲  2022/3/11  『The Covers「2021年9・10月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5affc5fd1f2d32d119da28d367039cf4

114曲  2022/10/1  『MUSIC FAIR「2022年2~9月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69b47486d6ed6809f80e8005d59fc694

115曲  2023/1/5   『第73回 NHK 紅白歌合戦』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/772d36c6befe7caf394cdc62d32ac288

116曲  2023/1/13  『カーペンターズ「Close to You」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/953dfa7bdb4efe633f05f342d620dbcb

117曲  2023/4/18  『The Covers「2021年12月~23年4月放送ピックアップ」』https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69b47486d6ed6809f80e8005d59fc694

118曲  2023/7/12 『SONGS「2022年3月~12月放送ピックアップ」』 

119曲  2023/9/9  『高倉健「唐獅子牡丹」』

120曲  2023/11/19 『MUSIC FAIR「2023年6~7月放送ピックアップ」』

121曲  2024/1/3  『第74回 NHK 紅白歌合戦』

122曲  2024/2/15  『The Covers「2023年11月~24年1月放送ピックアップ」

番外編  2024/12/7 『訃報:中山美穂さん』 

123曲  2025/1/6 『第75回 NHK 紅白歌合戦

124曲  2025/2/11 『ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

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「テレサ・テン」 記事一覧

2025年03月11日 | 音楽

1995年5月8日、静養のために訪れていたタイ・チェンマイで、気管支喘息の発作により突然亡くなられた、台湾出身の歌手 テレサ・テン (中国名:鄧 麗君、英語名:Teresa Teng)。

 

 

1953年1月29日に、台湾中部の雲林県で生まれました(出生名:鄧麗筠)。

 

テレサの名は、洗礼名から取ったと言われています。

 

14歳の時に、台湾でプロ歌手としてデビュー後、瞬く間に台湾だけでなく、シンガポール、マレーシア、香港等のアジアで人気者になります。  

 

その人気に目を付け、日本では、1974年、21歳の時にアイドルとして「今夜かしら明日かしら」でデビューします。

 

しかし、デビュー曲の売れ行きが思わしくなかったことから、アイドル路線から演歌歌謡曲路線に転向し、日本デビュー2作目の「空港」が大ヒットします。   その後、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」等、次々とヒット曲を連発しました。  

 

彼女は、日本での数々のヒット曲だけでなく、アジア圏で広く親しまれ、まさに「アジアの歌姫」と呼ばれる存在でしたが、1995年5月8日、静養先のタイにて、42歳の生涯を終えました。

 

今年・2025年は、没後30周年にあたる為、テレビ番組での特集やドラマ放送、記念CD発売などが予定されています。

 

そんな、テレサ・テンさんに関する記事を、これまでに14回アップしています。

 

詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 

 

==「テレサ・テン」 記事一覧==

1.  2013/9/15 『アジアの歌姫:テレサ・テン』

2.  2014/2/2  『アジアの歌姫:別れの予感 競演』

3.  2014/9/17 『テレビ番組:テレサ・テン生誕60周年スペシャル』

4.  2015/3/29 『テレビ番組:没後20年 不滅の歌声 テレサ・テンのすべて』

5.  2016/12/7 『本と雑誌:テレサ・テンが見た夢』

6.  2017/7/31 『映画:いつまた、君と~何日君再来~』

7.  2017/8/13 『音楽:何日君再来 (いつの日君帰る) 』

8.  2017/8/26 『テレビ番組:歌謡ファンクラブ』

9.  2019/4/17 『映画:芳華-Youth-』

10.  2019/5/17 『音楽:儂情萬縷 (からみあう愛情)』

11.  2019/6/16 『音楽:月亮代表我的心』

12.  2021/3/29 『映画:ラヴソング』

13.  2021/8/20 『音楽:甜蜜蜜(テン ミ ミ)』

14.  2025/3/11 『テレサ・テン 没後30周年記念番組』

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「時代劇映画」 記事一覧

2025年03月11日 | 映画

時代劇映画  」とは、平安時代から明治維新までの日本を題材とした、日本映画の作品の総称と捉えています。

 

 

狭義には、武士が主役で殺陣(たて)を伴う “チャンバラ映画” を指すこともあるでしょうが、隊長は時代背景が明治維新以前であれば、町民が主役でも「時代劇映画」と定義しています。

 

最近では、海外で「時代劇映画」の人気が、ジワジワと広がっているとのことです。

 

そんな「時代劇映画」を、これまでに19作品を紹介しています。

 
詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 

==「時代劇映画」記事一覧==

(公開年:タイトル:監督)

1.  1958年 『忠臣蔵』 渡辺邦男

2.  1995年 『写楽』 篠田 正浩  

3.  2000年 『雨あがる』 小泉堯史  

4.  2002年 『助太刀屋助六』 岡本喜八

5.  2002年 『たそがれ清兵衛』 山田洋二  

6.  2004年 『丹下左膳 百万両の壺』 津田豊滋

7.  2004年 『隠し剣 鬼の爪』 山田洋二  

8.  2005年 『蝉しぐれ』 黒土三男

9.  2006年 『武士の一分』 山田洋二 

10.  2008年 『山桜』 篠原哲雄  

11.  2010年 『花のあと』 中西健二  

12.  2010年 『必死剣 鳥刺し』 平山秀幸  

13.  2010年 『桜田門外ノ変』 佐藤純彌  

14.  2010年 『武士の家計簿』 森田芳光

15.  2011年 『小川の辺』 篠原哲雄  

16.  2013年 『清須会議』 三谷幸喜  

17.  2014年 『超高速!参勤交代』 本木克英  

18.  2016年 『殿、利息でござる!』 中村義洋  

19.  2016年 『超高速!参勤交代 リターンズ』 本木克英  

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