愛犬 グリフィンはあまりのひどい揺れに、隊長の布団に潜り込み何時間も震えていたのでしょう。トイレに行くことも出来ずに、隊長のベッドの上で大小便をしていました。
隊長が帰宅してから2時間後位に家内が西葛西から帰って来ました。電車が動いていなかったので、バスを乗り継いでやっと帰って来たそうです。
何とか割れたガラスの破片やこぼれた水を掃除して、遅めの晩御飯を食べていた時です。インターホンのブザーが鳴り、モニターを覗くと若い女性が外に立っているではないですか。大地震の後の夜に誰かと思ったら、友人の娘さんでした。
彼女は東大の大学院に通っていて、当日も通学途中で地震にあったそうです。自宅に帰れなくなり、大学近くの我が家を訪ねてきたのでした。もちろん、彼女を泊めてあげました。ご両親に感謝されましたが、こちらこそ、困った時に我が家を頼ってくれてうれしかったです。
でも困ったのはグリフィン君です。彼は若い女性が大好きで、地震の興奮もあったのか彼女にくっ付いて離れませんでした。
これが隊長の1年前の体験です。家族を亡くされた方や、もっと大きな被害にあった方や、今も原発の被害に苦しんでいる方のことを考えれば、隊長の震災の影響は微々たるものです。
そんなことを思いながら、午後2時46分には、元気なグリフィンともども東北地方に向って黙祷をしました。
最後になりましたが、あれだけ原発の被害があったにも係わらず、原発から自然エネルギー http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20120212 への代替が遅々として進まないことに苛立ちを感じています。
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