隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 (その9・報国寺)

2020年11月01日 | 旅行記

旅行記 第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 (その8・ホテルメトロポリタン鎌倉) ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dba18818011ce52a389c245af01b0389


【2日目:10月15日(木)】  「報国寺」、「高徳院」、「長谷寺」、「極楽寺」を、参拝。「藤沢駅」より帰京。


旅の二日目、宿泊先の「ホテルメトロポリタン 鎌倉」で目を覚ましたのは、6時半頃です。鎌倉駅東口より徒歩2分の同ホテル、最上階5Fのカーテンを開けると、真下に「若宮大路」が、右手には「鶴岡八幡宮」の「二の鳥居」が見えます。早朝なので、通行人も車も疎らです。

 


左手を見ると、鎌倉駅東口に向かう交差点が見えます。この日の天気予報は、雨時々曇り。気温は、15~19℃。まだ雨は降っていませんが、いつ降り出してもおかしくない雲行きです。

 


風呂に浸かり、眠気を覚まします。

 


1階にある、無印良品が経営する「Café&Meal MUJI(MUJIカフェ)」に降りて来たのは、8時頃です。このレストラン、6時30分~10時の朝食時には、宿泊客しか利用できず、「若宮大路」に面した入口は閉まっていて、写真のホテル側からしか入れません。

 


宿泊客専用なので、木目調のシンプルなデザインの店内は、広々と感じます。

 


メニューは、メインが“スクランブルエッグ”、“エッグスラット”、“本日の干物”の三種類から選択。それに、サラダ、パン、ドリンクが付いています。隊長の宿泊プランは、朝食付きですが、通常料金は、2,000円(税込)です。

 


普段は、サラダやパンが選べるビュッフェ形式なのですが、新型コロナウイルスによる感染症対策の一環として、当面の期間、サラダバーによる提供を中止し、スタッフが席までサラダとパンを持ってきてくれます。飲み物だけは、自分でドリンクバーに取りに行きます。但し、感染対策で、コーヒーサーバーなどを掴む際には、ビニール手袋着用です。

 


メインは、ガラス瓶の中にジャガイモのピュレと卵を入れて湯煎した“エッグスラット”を選択。地元の野菜や食材を使用したメニューです。時間をかけてゆっくりと朝食を楽しみました。残念だったのは、果物がなかったことくらいです。

 


「MUJIカフェ」の隣は、無印良品の店舗「MUJIcom」。営業開始は、10時からなので、閑散としています。

 


“JRホテルメンバーズ”の会員なので、レートチェックアウトが可能で、11時までホテルに滞在できるのですが、10時に2階にあるフロントへ。ロビーからは、中庭の木々を眺めることができ、癒されます。

 


チェックアウトを済ませ、鎌倉駅東口へ。

 


5番バス停留所には、着物姿の女性が何人か列を作っていました。鎌倉らしい風景ですね。10時10分発の京急バス「ハイランド循環」に乗車。この日の最初の目的地は、昨日の夕方訪れた時には閉門していた「報国寺(ほうこくじ)」です。

 


六つ目の停留所「浄明寺」で下車。乗車時間は、約8分。運賃は、200円でした。


「金沢街道」を横切り、街道に沿って流れる「滑川(なめりがわ)」に架かる小橋を渡り、緩やかな坂道を南に向かいます。徒歩2分弱で、「報国寺」の「山門」に到着。ちなみに開門は、午前9時です。

 


報国寺は、建武元年(1334)「天岸慧広(てんがん えこう))《仏乗禅師》」の開山により創建された、神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺院です。開基は「足利家時(足利尊氏の祖父)」。


山門をくぐった参道の両側は、整備された庭になっています。

 


庭には、石仏や地蔵が点在しています。

 


石段を上ると、

 


目の前が「本堂」です。

 


禅寺らしく「報国禅寺」と書かれた扁額(へんがく)。

 


内部には、南北朝時代につくられた「釈迦如来坐像」や「観世音菩薩像」が安置されていますが、普段は拝観できません。

 


本堂脇きに建つ、茅葺きで趣のある「鐘楼」。

 


本堂裏の有名な「竹庭(ちくてい)」を鑑賞するのには、「寺務所」にて拝観料 300円を納め、本堂の横から入ります。


本堂に隣接する「迦葉堂」の背後にある見事な「石庭」。

 

 

 

裏山に掘られた「やぐら(横穴式墳墓)」には足利家時のほか、永享(えいきょう)10年(1438)の「永享の乱」で自刃した足利義久など、足利一族が眠っています。

 


約1,000本の高さ約25mの「孟宗竹(もうそうちく)」が整然と並ぶ「竹庭」。

 

 


竹庭奥の喫茶所「休耕庵(きゅうこうあん)」では、抹茶と茶菓を味わうことが出来ますが、時間がないので、残念ながらパス。

 


散策を終え、寺務所に預けておいた御朱印帳を受け取ります。納経料は、300円。


右側は「奉拝」と「かまくら竹の庭」の文字、中央には、「聖大悲殿(しょうだいひでん)」、左側は参拝日と「報国寺」の墨書き。

 

右上には「鎌倉観世音 第十番」の朱印、中央には三宝印の「仏法憎宝」、左下には「報國禅寺」の寺院印が押印して頂きました。

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで七十四印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


挟み紙には、御朱印の由来が書かれていました。

 


挟み紙 (はさみがみ)とは、御朱印を頂く時に、墨や朱印が転写して汚れないように、寺社では、紙を御朱印帳の間に挟み込んで頂けます。挟み紙の多くは、無地の半紙ですが、中にほその寺社の謂れや、御朱印に関して印刷された紙を挟み込んでくれる寺社があります。


隊長が集めた、他のユニークな御朱印挟み紙の一覧は、ごちらをご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6a07e00969016384e2f3be9b8e913b14

 


★ 続きは、『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 (その10・高徳院)で ★ 


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