【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊
午後5時に「シエナ」を出発したバスは、約1時間半のドライブの後、トスカーナ州の州都「Firenze(フィレンツェ)」の街中に入って行きます。
長い歴史を持つ「フィレンツェ」の街中は、他のイタリアの都市と同様、道幅が狭く、バスが道を曲がるのも大変そうです。
この街のターミナル「Stazione di Santa Maria Novella(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)」からほど近い、「Hotel Astoria(アストリアホテル)」に到着したのが、18時45分です。
貴族が暮らしていたバロック時代のガッティ宮殿を改装して使用しているホテルは、フロントも雰囲気がありますね。
渡されたのは、今風のカードキーではなく、昔ながらの部屋の鍵です。
室内も、趣があります。
残念ながら、設備が古く、バスルームは使い勝手が悪そうです。隊長たちの部屋は問題ありませんでしたが、他のツアー客で、蛇口からお湯が出ないなどのトラブルがあったそうです。
シャワーで、昼間の疲れと汗を洗い流し、ホテル内のレストラン「Locanda Toscana(ロカンダ トスカーナ)」に集合したのが19時45分でした。
さすが老舗ホテル、レストランも雰囲気がありますね。
第一の皿は、“野菜のパスタ”。お酒は、地元トスカーナ州の名産“Chianti(キャンティ)”のグラスワイン、5ユーロ(約650円)を頂きました。
第二の皿は、トスカーナ名物の“Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)”。
熟成させた赤身の牛肉は、旨みがたっぷりとあり、美味しかったです。
デザートは、“フルーツサラダ”。
今回のツアー、全部で10回の昼・夕食付きですが、このレストランは、美味しさではNo.1、雰囲気ではNo.2 でした。
食事が終わっても、この日はまだ活力があったので、夜のドゥオーモを見に、街に繰り出します。
午後9時を過ぎても、街中は、多くの観光客で賑わっています。
ホテルから3~4分ほどの距離で、フィレンツェのシンボル “Cattedrale di Santa Maria del Fiore(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)” とご対面。
陽が落ちた直後、大聖堂脇のカフェも賑わっています。
周囲を一周して、鐘楼の前に出ます。
すると、石畳に蹄の音を響かせながら、二頭だての白馬の馬車が通り過ぎて行きました。
帰り道、お菓子屋さんのショーウィンドーも綺麗ですね。
部屋に戻ったのが、午後9時半。冷蔵庫でよく冷やしておいた “BIRRA MORETTI(モレッティ ビール)” を飲みました。
こうして、イタリア旅行の3日目の夜が更けていきました。
★続きは、「北イタリア周遊記 4日目 『ピサの斜塔に登る』」で★
===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
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