隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

北イタリア周遊記 3日目 『フィレンツェのアストリアホテル』

2017年07月25日 | 北イタリア周遊記

【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊


午後5時に「シエナ」を出発したバスは、約1時間半のドライブの後、トスカーナ州の州都「Firenze(フィレンツェ)」の街中に入って行きます。


長い歴史を持つ「フィレンツェ」の街中は、他のイタリアの都市と同様、道幅が狭く、バスが道を曲がるのも大変そうです。


この街のターミナル「Stazione di Santa Maria Novella(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)」からほど近い、「Hotel Astoria(アストリアホテル)」に到着したのが、18時45分です。


貴族が暮らしていたバロック時代のガッティ宮殿を改装して使用しているホテルは、フロントも雰囲気がありますね。


渡されたのは、今風のカードキーではなく、昔ながらの部屋の鍵です。


室内も、趣があります。


残念ながら、設備が古く、バスルームは使い勝手が悪そうです。隊長たちの部屋は問題ありませんでしたが、他のツアー客で、蛇口からお湯が出ないなどのトラブルがあったそうです。


シャワーで、昼間の疲れと汗を洗い流し、ホテル内のレストラン「Locanda Toscana(ロカンダ トスカーナ)」に集合したのが19時45分でした。


さすが老舗ホテル、レストランも雰囲気がありますね。


第一の皿は、“野菜のパスタ”。お酒は、地元トスカーナ州の名産“Chianti(キャンティ)”のグラスワイン、5ユーロ(約650円)を頂きました。


第二の皿は、トスカーナ名物の“Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)”。


熟成させた赤身の牛肉は、旨みがたっぷりとあり、美味しかったです。


デザートは、“フルーツサラダ”。


今回のツアー、全部で10回の昼・夕食付きですが、このレストランは、美味しさではNo.1、雰囲気ではNo.2 でした。


食事が終わっても、この日はまだ活力があったので、夜のドゥオーモを見に、街に繰り出します。


午後9時を過ぎても、街中は、多くの観光客で賑わっています。


ホテルから3~4分ほどの距離で、フィレンツェのシンボル “Cattedrale di Santa Maria del Fiore(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)” とご対面。


陽が落ちた直後、大聖堂脇のカフェも賑わっています。


周囲を一周して、鐘楼の前に出ます。


すると、石畳に蹄の音を響かせながら、二頭だての白馬の馬車が通り過ぎて行きました。


帰り道、お菓子屋さんのショーウィンドーも綺麗ですね。


部屋に戻ったのが、午後9時半。冷蔵庫でよく冷やしておいた “BIRRA MORETTI(モレッティ ビール)” を飲みました。


こうして、イタリア旅行の3日目の夜が更けていきました。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 4日目 『ピサの斜塔に登る』」で★

 

 

===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

3日目 2017/7/8 『シエナからフィレンツェに』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d47366f5de0cf1c28c2df30116e64453

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北イタリア周遊記 3日目 『シエナからフィレンツェに』 

2017年07月24日 | 北イタリア周遊記


【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊


「Civita di Bagnoregio(チビタ・ディ・バニョレッジョ)」にある、“中世の街”の雰囲気に溶け込んだレストラン「IL FUMANTORE」で、昼食を済ませ、駐車場まで徒歩で戻ります。


バスは、12時45分に駐車場を出て、136km離れた同じトスカーナ州の都市「Siena(シエナ)」を目指して、高速道路を北に向かいます。


途中、トイレ休憩のため、ドライブインに立ち寄りました。このドライブイン、JTBと提携している様で、入店した時には他の客はいませんでした。


添乗員さんから、最初の2~3分、店員さんの説明を聞いて下さいと言われ、ツアー客はアフリカ系イタリア人の店員さんの前に立ちます。


彼は流暢な日本語で、ワインや食料品をお土産に薦めます。2~3分の約束が、いつの間にか、5分を超えていました。


トイレを済ませ、家内が買い物をしている間に、店内にあるドリンクコーナーで、隊長の好きな “Cappuccino(カプチーノ)”  2ユーロ(約260円)を飲んで、時間を潰します。


結局、ツアーの一行は、このドライブインに約20分間滞在し、土産物を抱え、バスに乗り込み、再び「シエナ」を目指します。


午後3時に「シエナ」の城壁の下にある大型駐車場に到着しました。


この街も、「チビタ・ディ・バニョレッジョ」同様、街中への観光バスの乗り入れは禁止です。


現地ガイドさんとの待ち合わせ場所の、街が見下ろせる高台に徒歩で向かいます。


ここからは、世界遺産に登録された「シエーナ歴史地区」が一望出来ます。


右手に「Duomo di Siena(シエナ大聖堂)」、左手に「Piazza del Campo(カンポ広場)」に建つ「Torre del Mangia(マンジャの塔)」がくっきりと見えています。


ここのイタリア人の女性現地ガイドさんも、日本語は話せません。


「シエナ」は、中世ヨーロッパにおける金融の中心地として栄えた都市です。13~14世紀の最盛期には、同じ金融業で財をなした「Firenze(フィレンツェ)」と並ぶほどの勢いをみせていたそうです。


最初の目的地「シエナ大聖堂」に向かい、旧市街を歩きます。道幅が狭く、起伏の富んだこの街中を、炎天下に歩くのはかなり厳しかった。


「シエナ大聖堂」の正面に到着。


このドゥオーモの正面は、イタリアで最も美しいゴシック様式と言われています。確かに、夏の陽を燦々と浴びた白亜の大理石の姿は綺麗です。


右側の扉から中に入ります。入場料は、ツアー代金に含まれているのですが、チケットの裏には、5ユーロ(約650円)と記載されています。


内部は、白と黒の大理石の横縞模様の列柱が、輝いて見えます。


大理石のモザイクで制作された床の模様も、色褪せていません。


あちらこちらに、芸術的価値のある物が安置されています。


隣接された「ピッコロミーニ図書館」の壁画にも感動しました。


大聖堂の裏手を抜けて、「カンポ広場」に向かいます。


途中、「Accademia Musicale Chigiana(キジアーナ音楽院)」中庭の井戸を見学しました。


扇型の「カンポ広場」の中心には、午後4時を過ぎているのに、陽が燦々と差し込んでいます。


この広場では、年に二回、地区対抗の競馬が行われます。


あまりの暑さに、観光客は、広場周囲の日陰のカフェで一服しています。


ここで、15分の自由行動。カフェで休憩しても良かったのですが、添乗員さんから近くに「Venchi(ベンキ)」の店があると教えられました。


「ベンキ」はイタリアの高級チョコレートメーカーで、ジェラートも人気です。ローマの店に行く時間がなかったので、喜んで向かいました。


チョコレートの店なので、チョコ味のジェラート、2.5ユーロ(約325円)を美味しく頂きました。


自由行動の時間が終わり、旧市街入り口の駐車場に戻り、バスに乗り込みます。


午後5時に「シエナ」を出発し、北に73km離れた、本日の最終目的地「フィレンツェ」に向かいました。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『フィレンツェのアストリアホテル』」で★

 


===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

3日目 2017/7/8 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a4d4e7e8237fc767386ce0544f53d386

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北イタリア周遊記 3日目 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』

2017年07月23日 | 北イタリア周遊記


【3日目:7月8日(土)】 ローマを出発。チビタ・ディ・バニョレッジョ、シエナを経由し、フィレンツェ泊


旅の3日目。今日の午後に訪れる「シエナ」の天気予報は快晴。最高気温は、34℃の予想。今日も暑い一日になりそうです。


6時半に朝食を開始し、宿泊先の「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」をチェックアウトし、大型バスに乗り込みます。


今回のツアーの売りの一つが “足元ゆったりバス” です。シートピッチが通常バスの約75cmに対して、約90~95cmと、通常より足元のゆったりとしたバスです。


さらに、ツアー客全体でも24人なので、バス内は、さらに “ゆったり” 感があります。このバスを、長距離移動が続く3日目から6日目に利用するので、移動中の疲れも軽減されそうです。


同じドライバーさんが、4日間運転してくれるので、安心ですね。


7時50分にバスは、ローマ市南西郊外にある「メルキュール ホテル」を出発。土曜日で渋滞にも巻き込まれず、直ぐに高速に乗り、順調に北を目指します。


今日の最終目的地は、「Firenze(フィレンツェ)」なのですが、途中、「Civita di Bagnoregio(チビタ・ディ・バニョレッジョ)」と、「Siena(シエナ)」を観光します。


8時50分には、トスカーナ州中部にある「バニョレッジョ」街外れの大型駐車場に到着です。


ここで、現地ガイドさんと合流。イタリアでは、国内の雇用を守る為、ガイドは登録制で、外国人が観光案内をすることは違法です。


闇中国人ガイドが暗躍する日本にも、適用していて欲しいシステムですね。


ガイドさんは日本語が話せないので、英語で説明し、添乗員さんが翻訳してくれます。


「チビタ・ディ・バニョレッジョ」は、今から2500年前に古代エトルリア人によって造られた街です。


古い街なので、道路が狭く、大型バスの乗り入れが禁止なので、ここから小型シャトルバスに乗り換えて「チヴィタ」に向かいます。


次のシャトルバスが来るまでトイレ休憩。土産物屋に隣接しているのに、0.5ユーロ(約65円)の有料トイレです。


「civita」とはラテン語を起源にし、“街” の意味です。元々は「チビタ」が街の中心地でしたが、現在は「バニョレッジョ」が中心になっています。


「チビタ」の住民が8人なのに対して、「バニョレッジョ」の人口は、約3,700人です。


その理由は、シャトルバスを降りた駐車場脇の高台からの光景を見れば、一目瞭然です。


かっての「街」は、台地辺縁部の崩落によって“陸の孤島”になっています。この辺りの地質は、崩れやすい凝灰岩(ぎょうかいがん)だからでしょうね。


さらに地震が、“陸の孤島”化に拍車をかけたそうです。


しかし、現在では、この姿により、イタリアの“最も美しい村”のひとつになっています。


また、「天空の城ラピュタ」のモデルともなったと言われていますが、本当でしょうか。


高台から階段を降り、“陸の孤島”に繋がる唯一の橋の手前まで行きます。


ここから先は有料です。ガイドさんから入場券を貰い、橋を渡ります。入場料はツアー代金に含まれているのですが、チケットには1.5ユーロ(約200円)と記載されていました。


この橋は、もちろん昔はありませんでした。


バギーカーが一台通れるくらいの橋は、かなり急こう配です。高所恐怖症の人は、下を見ては、渡れないでしょうね。

 


最後の急こう配を登りきり、「街」への門に到着。


中に入り、50m程の場所に、教会とその前に広場がありました。


教会の中に入ると、ローマの『サン・ピエトロ大聖堂』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5 で見た豪華華麗な教会内と真逆な姿が広がっていました。


中は静寂な空気が流れ、思わす神の前で跪きたくなるような厳かな気持ちになりました。


「古代の街中」を散策してみます。今では、住民は8人になってしまいましたが、この地に憧れ別荘として利用している人も増えつつあるそうです。


イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督も、その一人だと現地ガイドさんから聞きました。


確かに、ここから見渡す先も、絶景ですね。


帰りは、最初の橋を下るのは楽だったのですが、橋を渡りきり高台の駐車場までの炎天下の道は厳しかった!


ミニシャトルバスで、「バニョレッジョ」に戻り昼食です。


“中世の街”の雰囲気に溶け込んだレストラン「IL FUMANTORE」に入店したのが、11時40分です。


イタリア二度目の昼食、一の皿は、“Penne(ペンネ)”。茹で具合が、Moldt Molt al dente(モルト アル デンテ)で、日本人には硬すぎるかな。


二の皿は、この地方の名産 “ポークソテー”。


デザートは、“アップルケーキ”でした。

 
★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『シエナからフィレンツェに』」で★

 

===「北イタリア周遊記」バックナンバー ===
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1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

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2日目 2017/7/7 『スペイン広場とトレヴィの泉』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/afb31a5f00a492590d55483607e01425

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演劇 37幕 『Faber&Ludens 「家族のSHIN話」』

2017年07月22日 | 演劇

隊長が観た芝居・ミュージカル・古典芸能を紹介する「演劇」の第37回は、『Faber&Ludens 家族のSHIN話」』をお送りします。


7月17日(月・祝)の昼は、Faber&Ludens 第3回公演「家族のSHIN話」を観に行って来ました。


作・演出は、寺本晃輔さん。


「Faber&Ludens(ファーベルとルーデンス)」は、寺本晃輔さんが演劇を創る場として設立しました。


会場は、荻窪駅より徒歩10分の「荻窪小劇場」。


この舞台を観ようと思ったのは、『劇団匂組「虹の刺青」』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20ad8e45dbba429bfe5c71e5ce30e8cb のキャストだった手塚優(ゆう)さんが、“イザナ聞”役で出演していたからです。


ダブルキャストなので、隊長が観た回の他の出演者を紹介すると、“イザナ見”役に寺本晃輔さん、“ククリ姫”役に朱哩(あかり)さん、“KAGU”役に齊田悟さん。


物語の設定は、イザナキ、イザナミが出てくるので日本神話? それとも、かぐや姫が出てくるので、おとぎ話の世界? セリフの口調から時代は今?


舞台には、プールが設営され、水が張られています。役者さんたちは、そのプールの中でモガキ、びしょ濡れになりながら演じていました。


あらすじは、父・母・祖母・娘のどこにでもある家庭。それぞれが、家族に対して不満や、隠し事をかかえて生活をしています。それが、ある日爆発して。。。


これはコメディタッチの家族ドラマかと思って観ていたら、ラスト15分から衝撃の展開でした。まさか、テーマが“原発神話の崩壊”だったとは! いい意味、裏切られた思いです。


そのラスト15分。ドジで平凡な父親と母親だった“イザナ聞”役の手塚さんと、“イザナ見”役の寺本さんが、狂気の表情に変わるのが凄かった。


母親と娘を男性のお二人が演じていたのも、セリフに生々しさを感じられずにかえって良かったと思いました。


タイトルの「家族のSHIN話」が、“神話”ではなくラテン語の“SIN(罪)”となっている理由も、観終えて納得しました。


神話を創るのが、罪なのでしょうね。ただ、それにどれだけの人が気がついいているのでしょうか。


それに、漫画家の松本壱太郎さんのチラシ、チケット、舞台美術、当日パンフレットのデザインも、本作品のテーマを見事に現していて素敵でした。


    


===「演劇」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e1e335843a7bf9f47fc197f5958cfbd8

1~25幕 省略

26幕 2015/11/16『「しあわせのタネ」再演』 座・高円寺 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/86251dae5fcd08d81adc691cac61a418

27幕 2015/12/18『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.4』 築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/84f5adacca9ecd679af51a7eca4c24a6

28幕 2016/4/26 『第1回 三遊亭楽天落語会』 大森スポーツセンター http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/06d7f6e8f98331f140be87b5b19de47f

29幕 2016/5/25 『林家たい平独演会』 文京シビック小ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c46e3fb0200271df9dcb486f7625d06a

30幕 2016/6/30 『東洋大学で落語の公演』 井上円了ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/51d7ee6a2c3722cddbb8666e61c3dac0

31幕 2016/8/22 『ミュージカル「シンデレラ」2016』 川崎ノクティホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d5725602225b22c88e0de871e8be077f

32幕 2016/9/13 『劇団匂組「虹の刺青」』 東池袋アートスペースサンライズホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20ad8e45dbba429bfe5c71e5ce30e8cb

33幕 2016/10/1 『Only Stupid They』学芸大学千本桜ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edc5e6c3b2bd1c5a56607e92366ce244

34幕 2017/1/8  『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.6』 築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a757e16f39d3c224b8fc9c4f31bfdf7

35幕 2017/2/19 『第二回 楽天・らっ好二人会』お江戸両国亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c84629280229cb0ab5b26e153d274eeb

36幕 2017/5/8  『ミュージカル「白雪姫 2017』川崎ノクティホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b69d191f26dee9e518178c1d9332b03d

 

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北イタリア周遊記 2日目 『スペイン広場とトレヴィの泉』

2017年07月20日 | 北イタリア周遊記

【2日目:7月7日(金)】 ローマ市内観光


「コロッセオ」の見学を終え、バス  は「スペイン広場」に向かいます。


「スペイン広場」は、スペイン大使館が近くにあったことから、そう呼ばれるようになりました。


バスを通りで降り、ここからは徒歩で移動です。


いよいよ憧れの「スペイン広場」と対面です。

 

 


映画 『ローマの休日』 で、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、この「トリニタ・デイ・モンティ階段 (通称:スペイン階段) 」を、ジェラートを片手に降りてくるシーンが、鮮やかに蘇ります。


映画は白黒でしたが、昨年9月に改修工事が完了しているので、「バルカッチャの噴水」から見る光景は、映画以上に明るく輝いて見えます。


「スペイン階段」を上り、「トリニタ・デイ・モンティ教会」の手前まで行ってみました。

 

 


階段上の広場から、下を見下ろし、その光景をしっかりと瞼に焼き付けようとしました。


しかし、この広場、遮るものがなく、直射日光に晒され、瞼だけでなく、身体全体が焼き付くような暑さでした。

 

 


階段を降りた近くの薬屋の屋外温度計は、41℃を指していました! 乾燥しているので、唇が乾き、リップクリームを塗る程でした。


次に徒歩で向かったのが、「Fontana di Trevi (トレヴィの泉)」です。


「トレヴィの泉」は、18世紀に完成したバロック様式の人工の泉 (噴水)です。

 

 


「スペイン広場」同様、2015年11月に修復工事が終わっています。


ポーリ宮殿の壁を利用した彫刻が見事です。

 

 


この場所も、アン王女だけでなく、『旅するイタリア語』 の第1回放送で、東儀秀樹さんも訪れていますよね。


隊長も、再びローマに来れますようにと願いを込めて、噴水に背を向けてコインを1枚、投げ入れました。


ここで、15分間の自由行動。添乗員さんに勧められた、噴水近くのジェラート屋「Bar Trevi」に行きました。

 


このジェラート屋さん、日本人客が多いのでしょう、店員さんがカタコトの日本語で応対しています。


隊長が、オーダーしたのは、ピスタチオとマンゴーのジェラート、2.5ユーロ(約325円)。

 

 


あまりの気温の高さでしょう、食べる前に溶け始めていましたが、イタリアでの “初ジェラート” は、美味しかった!


「スペイン広場」と「トレヴィの泉」に大満足して、バスに乗り込み、「共和国広場」へ。


午後5時に、ツアーの一行は、広場で下車し「ローマ三越」に入りました。


ここで、1時間15分の自由行動です。早速、土産物を見繕います。


三越の  “お帳場カード”  で支払ったので、ポイントが付きました。


お土産の買い物は、45分程で終わったのですが、冷房の効いた店内から、まだまだ陽が高い外に出る気になれません。


地下1階の休憩スペースには、椅子と冷水機が置いてあります。さらに、無料でWiFiに接続出来ます。


結局、集合時間の18時15分まで、休憩スペースで過ごしました。


バスに乗り、レストラン「Casanova」に入店したのが、18時40分でした。


イタリア到着後、初の夕食は、“カンツォーネ” を聴きながらのディナーです。


開店が午後6時半と聞いていましたが、我々が着いた時には、既に中国人のツアー客が席に座っていました。


最初にサービスされたのが、乾杯用の “スプマンテ (スパークリングワイン) ”。


それ以外にも、6人がけのテーブルに赤・白のワイン一本ずつがサービスです。同じく無料の水を飲みましたが、ミネラルウォーターではなく水道水の様で、少し臭いがしました。


前菜は、“シーフードのマリネ”。

 

 


前菜を食べ始めた頃に、今まで入り口近くの席に座っていた、男女のオペラ歌手とピアニストが突然立ち上がり、ショーが始まりました。

 

 

 

 


一曲歌い終わると、また席に戻り、休憩です。


ふた皿目は、ローマが本場の “スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ (Spaghetti alla carbonara) ” 。写真は、撮り忘れました。


この頃には、二組目の中国人ツアー客が入店して来ました。中国人の団体客に、日本人客が囲まれた状態です。


この間にも、カンツォーネのショーが続きます


メイン料理は、“白身魚のグリル”。

 

 


最初の中国人ツアー客が、そろそろお帰りの頃です。男女の歌手が、彼らのテーブルに来て、一枚 15ユーロ (約1,950円) のCDの物販です。


すると、3~4枚が売れた様で、中国人客が歌手と記念撮影をしていました。


デザートは、“レモンシャーベット”。

 

 


デザートを食べ始めると、我々のテーブルにも、CDを売りに来ました。ところが、日本人客は、だれも購入しませんでした。


やはり、ヨーロッパの観光地でも、“中国マネー” が、席捲 (せっけん) している様です。


20時10分に食事を終え、店の外に出ました。夜8時を過ぎても、街はまだ明るいままです。駐車中の車を撮影。ローマは、小型車の天国です。

 

 


20時40分に、宿泊先のローマ市南西郊外にある 「Mercure(メルキュール) Rome West Hotel」に帰り着きました。


ローマでは、同じホテルに二連泊ですから、楽ですね。


こうして、怒涛の様にローマの市内を歩き回った2日目が終わりました。


「バチカン美術館」、「サン・ピエトロ大聖堂」、「真実の口」、「コロッセオ」、「スペイン広場」、「トレヴィの泉」とローマの主要観光スポットを訪れることが出来ましたが、一日では物足りなかったです。


長く滞在するに越したことはありませんが、ローマ観光は、せめて丸二日は必要だと思いました。

 

★続きは、「北イタリア周遊記 3日目 『チビタ・ディ・バニョレッジョ』」で★

 

 

==「北イタリア周遊記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/38cc1df92a227c1d00f3da7e67fe081e

1日目 2017/7/6 『アリタリア航空のプレエコでローマへ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/47b406887e7c83e66dcaa958cb54a44a

1日目 2017/7/6 『ローマに到着』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b53444ce84ca7c36114a94a6f2034ac8

2日目 2017/7/7 『バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c7e367feb96393e90a6a061973646d5

2日目 2017/7/7 『真実の口とコロッセオ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e809cf04613dd233befc642a335599f5

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