AIR JORDAN Ⅶ RETRO(Olympic color)

　2004年８月後半に発売された、待望のオリンピックカラー。

　恐らく、TAKAが持つ数多くのシューズの中で、将来的に最もプレミア化するであろうモデルの一つ。TAKA自身は２足所有している。

　オリジナルの発売は92年、バルセロナオリンピックでお披露目された。そう、今や伝説となったドリームチームで、ジョーダンが着用していたものである。白をベースに、アメリカカラーである、紺と赤をあしらい、シルバーとゴールドを使うことで、スペシャル感を出しつつ、かつ目立ち過ぎないようにアクセントとして取り入れている。

　Ⅶは若干シャープに造られており、そのシャープさがジョーダンの細い足にフィットしていて、えらくカッコよく見えたものだ。

　オリンピックカラーはそのドリームチームの人気、強さと共に、人気が爆発し、前にも述べたが、発売前から予約が殺到し、店頭に並ばなかったモデルである。

　そして、ついにRETROとして発売されたが、定価で販売されるSHOPは皆無であり(定価16000円に対し、売り場平均価格は24000円程)、ほとんどは予約で完売し、発売日には店の前に長蛇の列が。

　また、NIKEは明らかに造り過ぎで、売り切れても即入荷なんてことが多々あった。そんなこんなで値段が段々と上昇し、SHOPの思惑通りになっていった。しかし、売れ残っていてもそこはオリンピックモデル。セール価格にはほとんどならず、今でも相場は22000円～28000円程。

AIR JORDAN Ⅶ RETRO(white×North-Carolina Blue×Navy)

　2002年12月頃に発売された。

　オリジナルは、ジョーダンがバルセロナオリンピックで着用したことで有名。オリンピックカラーは発売前から予約が殺到し、店頭に並ばなかったという逸話が残されている。

　92年NBA FINALでポートランド・トレイルブレイザーズを破り、最初の２連覇を達成した時に着用していたのもこのモデル。そして、歴代AIR JORDANで初めて23番が刻まれたモデルでもある。(Ⅴなど、ジョーダンが実際にNBAで着用していたAJはジョーダン限定で背番号が刺繍されていた。ちなみにジョーダンが94年に引退するまでAIR JORDANが他の選手に履かれるなんてことは絶対に有り得えなかった。94年一時引退後、95年に復帰後などはブルズの選手、NIKE契約者などがジョーダンにRESPECTの意を込めて着用した。その後、NIKEからBRAND JORDANが独立し、多くの選手にAIR JORDANが履かれるようになった。)

　Ⅶレトロ発売当初、その前に発売されたⅥなどの人気もあり、売り切れ続出かと思えた。(TAKA本人は早朝からNIKE SHOPに並びに行った。)しかし、これまたNIKEの悪い癖で、造り過ぎたのだろうか、ブームが過ぎ去ると哀しいかな、売れ残り、セール価格になっていた。しかし、この白×ノースカロライナブルー×紺のカラーリングはオリジナルに存在しないもので、時代を感じさせない新しいイメージと共に、爽やかな印象を与える。TAKA自身も長く着用したモデルで、履き心地も良く、バッシュとしておススメできるモデルである。

　相場は15000円から、高くても20000円程。

AIR JORDANⅠRETRO LOW (White×White)

　白×紺×黒と同時期に発売された。

　オールホワイトモデル。ソールはノースカロライナブルーのクリアソールになっていて、よりシャープな印象になっている。

　白×紺×黒よりもシンプルからか、人気が落ちてきていたからなのか、NIKE SHOPでも売れ残っていた記憶がある。現在でも手に入る。相場は15000～20000円程。